五條市に併合された旧大塔村の惣谷。
宇井から舟の川を遡っていくと山林が広がる山々に囲まれた急峻な土地に家々が建っている。
集落から急坂を登り詰めたところにも一軒のお家。
その後方をさらに登ったところに平成10年に遷座された山の神さんが祀られている。
霜月の七日、毎年11月7日は山の神の祭りが行われる。
2年前までは12月に行われていたが、気候も厳しく年寄りばかりなったので一ヶ月早めたそうだ。
朝10時ころに集まり、宮役さんが塩サバ、スルメにモチと季節の果物を山の神さんに供えて山仕事の無事を祈る。
昔は午後から親方の家に集まり、ごっつおが出てよばれたという。
めいめいは折りを手に持っていったそうだ。
三段重ねのモチ、お酒一升、塩サバに仕出し屋から頼んだ膳が出て振る舞われたという。
親方は山を買って売る素材屋の山師。
山仕事には、材を切り出す職人、運搬、製材などグループ分業作業でもあり共同作業で成り立っているとおっしゃる。
山の神さんのお祭り、休日が確保できれば是非訪れたいものだ。
(H20. 8.15 Kiss Digtal N撮影)
宇井から舟の川を遡っていくと山林が広がる山々に囲まれた急峻な土地に家々が建っている。
集落から急坂を登り詰めたところにも一軒のお家。
その後方をさらに登ったところに平成10年に遷座された山の神さんが祀られている。
霜月の七日、毎年11月7日は山の神の祭りが行われる。
2年前までは12月に行われていたが、気候も厳しく年寄りばかりなったので一ヶ月早めたそうだ。
朝10時ころに集まり、宮役さんが塩サバ、スルメにモチと季節の果物を山の神さんに供えて山仕事の無事を祈る。
昔は午後から親方の家に集まり、ごっつおが出てよばれたという。
めいめいは折りを手に持っていったそうだ。
三段重ねのモチ、お酒一升、塩サバに仕出し屋から頼んだ膳が出て振る舞われたという。
親方は山を買って売る素材屋の山師。
山仕事には、材を切り出す職人、運搬、製材などグループ分業作業でもあり共同作業で成り立っているとおっしゃる。
山の神さんのお祭り、休日が確保できれば是非訪れたいものだ。
(H20. 8.15 Kiss Digtal N撮影)