十津川の大踊りを見終えて一路郡山を目指して帰路につく。
真夜中の国道は反対側を走る車のヘッドライトがないと怖いものである。
十津川温泉郷では路上付近を歩く人をときおり見かける。
道の駅の足湯には数人が浸かっている。
十津川温泉を抜けて走り慣れている野尻まで着こうとしたとき、何やら四つほど光る目。
速度を落としてみるとそれは鹿だった。
山へ帰ったゴローだろうか。
風屋を抜けて谷瀬に向かう道で再び光る目。
今度は八つだ。
子鹿もいた。
以前、ryu先生が云っていた。
夜間に道路を走るときも自然観察で、夜に行動する動物が見られるという。
鹿が暮らす夜間は何を求めて行動しているのだろうかと考えつつ、西吉野のこんぴら館辺りまで来た。
神社前の駐車場にはなにやら人だかり。
数人の若者がいる。
そこにキ、キ、キーとブレーキ音が聞こえてきた。
道路は痕跡がやたらとありゴムが焼け焦げた臭いが充満している。
若鹿も若者も夜中に徘徊する夏の夜だった。
(H20. 8.15 記)
真夜中の国道は反対側を走る車のヘッドライトがないと怖いものである。
十津川温泉郷では路上付近を歩く人をときおり見かける。
道の駅の足湯には数人が浸かっている。
十津川温泉を抜けて走り慣れている野尻まで着こうとしたとき、何やら四つほど光る目。
速度を落としてみるとそれは鹿だった。
山へ帰ったゴローだろうか。
風屋を抜けて谷瀬に向かう道で再び光る目。
今度は八つだ。
子鹿もいた。
以前、ryu先生が云っていた。
夜間に道路を走るときも自然観察で、夜に行動する動物が見られるという。
鹿が暮らす夜間は何を求めて行動しているのだろうかと考えつつ、西吉野のこんぴら館辺りまで来た。
神社前の駐車場にはなにやら人だかり。
数人の若者がいる。
そこにキ、キ、キーとブレーキ音が聞こえてきた。
道路は痕跡がやたらとありゴムが焼け焦げた臭いが充満している。
若鹿も若者も夜中に徘徊する夏の夜だった。
(H20. 8.15 記)