マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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続、西川の大踊り(かけいり)

2008年09月17日 08時04分30秒 | 十津川村へ
よりこと同じ形態で踊られるかけいりは本晩の最後に踊られる。

切子灯籠を吊り下げた笹竹を持つ灯籠持ちが最後列に加わる。

太鼓を持つ女性は後向きに並び、後ずさりするかたちで一列状態で移動していく。

すると後方の扇の舞いと灯籠持ちは左右に揺れながらステップのような足踏みをしながらついていく。

曲の最後のほうになると調子が早くなり、聞いている方も自然と身体が動きだす。

踊りの一団は波のように大きなうねりでせめの大踊り。

このかけいりの終りの部には、音頭取りを中心に円陣になって即興の歌をうたいながらゆったりと踊り、しめくくりとするダイモチが行なわれる。

明日は昴の里で三地区の大踊り披露。

練習兼ねて踊ろうや踊ろうと深夜近くまで祭りの音が響き渡る。

(H20. 8.15 Kiss Digtal N撮影)