マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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番条熊野神社十月朔座

2009年10月18日 08時06分51秒 | 大和郡山市へ
神社に到着すれば大御幣を本殿に奉ってから宮司一拝、祓えの儀、祝詞奏上などの神事が始まった。

ここで一旦は御供箱に入れられた餅、栗、結び昆布、枝豆、蜜柑などの神饌を取り出し本社、末社などに供える。

餅は広げた菰に規定の数量を置いていく。

拝殿には膳の準備が行われる。

神饌と同じものを膳に載せていく。

発注したパックの膳に餅は五個、栗や蜜柑は二個、昆布と枝豆は少々で皿に盛っていく。

ここで再び神事が始まった。

氏子のすべての人々に栄えあれと十月朔座の祝詞を奏上する。

宮司は末社の厳島神社、浅間神社にも出向いて拝礼する。


玉串奉奠のあとは両当人子と両座の一老が本殿の前で一拝し、大御幣を左右に三度振る幣振りの神事を行って洗い米を撒く。

厳島神社へも同じ所作を行って朔座の奉りを終えた。

(H21.10. 4 Kiss Digtal N撮影)