石川町の八坂神社を祭祀する座は二座ある。
古くは古基(こき)座といって4軒で営んでいる。
一方の座は20軒からなる本座で、平均年齢が凡そ80歳になろうとしている長老の六人衆が担っている。
石川町や隣町の新庄町は長寿の町だという長老。
イチゴやトマトなど園芸ものの栽培でよく働く。
この年になっても手先も頭も使うので健康に過ごせるのだという。
日が落ちてやってきた着物姿の座衆は10人。
4人古基座は上座、6人の本座は平座ともいって、拝殿左右に別れて籠もりの飲食をする。
数年前からパックの膳に替わったが、頭屋が担う給仕の差し出すお酒で酔いの宴は替わらない。
話題は健康や世間を賑わすニュースなどだが両座が絡むことはなく、個室で行われているような雰囲気だ。
今夜のお供えに99個の餅を作られた。
古基座が供えられたもので九個ずつ並べられている。
それは11枚あり、三社やアタゴサン、オイナリサンや西、東のハツホサンと呼ばれる岩と観音堂に供えている。
何年か前は夜店が出店されてお参りする人も多く賑わっていた。
だが、結局は元々の籠もりだけになった。
宵宮の籠もりは参拝に来る人を迎える役目であって、これが本来の姿なのだという。
(H21.10.10 Kiss Digtal N撮影)
古くは古基(こき)座といって4軒で営んでいる。
一方の座は20軒からなる本座で、平均年齢が凡そ80歳になろうとしている長老の六人衆が担っている。
石川町や隣町の新庄町は長寿の町だという長老。
イチゴやトマトなど園芸ものの栽培でよく働く。
この年になっても手先も頭も使うので健康に過ごせるのだという。
日が落ちてやってきた着物姿の座衆は10人。
4人古基座は上座、6人の本座は平座ともいって、拝殿左右に別れて籠もりの飲食をする。
数年前からパックの膳に替わったが、頭屋が担う給仕の差し出すお酒で酔いの宴は替わらない。
話題は健康や世間を賑わすニュースなどだが両座が絡むことはなく、個室で行われているような雰囲気だ。
今夜のお供えに99個の餅を作られた。
古基座が供えられたもので九個ずつ並べられている。
それは11枚あり、三社やアタゴサン、オイナリサンや西、東のハツホサンと呼ばれる岩と観音堂に供えている。
何年か前は夜店が出店されてお参りする人も多く賑わっていた。
だが、結局は元々の籠もりだけになった。
宵宮の籠もりは参拝に来る人を迎える役目であって、これが本来の姿なのだという。
(H21.10.10 Kiss Digtal N撮影)