本座の大御膳(おおごぜん)は幕を張られた頭屋宅で作られる。
早朝に集まってきた長老の六人衆はテーブルの上で作っていく。
大御膳のメシは古基座と同様に円錐型の筒に詰め込んでいく。
バランを敷くのも同じで三つ作る。
小御膳(しょうごぜん)と呼ばれる四角桝で押されたメシは、包丁を十字に入れて四等分する。
膳の添えものが古基座と異なる。
お尻を四つに切ったナスビを縦に置く。
果物はリンゴで、野菜は葉付きダイコンでコンブを敷いている。
コーヤドーフもある。
一時間ほどで作業を終えた六人衆は終身制。
身体が健康である限り続けることができたが、平均年齢がそのまま上昇し、歳もいったので引退制度を取り入れたそうだ。

大御膳の出来映えに満足感に浸る笑みがこぼれた。
頭屋の玄関にはトーヤの神さんというお社がある。
今日だけだして小さい御幣を入れている。
普段は蔵に納めている。

(H21.10.11 Kiss Digtal N撮影)
早朝に集まってきた長老の六人衆はテーブルの上で作っていく。
大御膳のメシは古基座と同様に円錐型の筒に詰め込んでいく。
バランを敷くのも同じで三つ作る。
小御膳(しょうごぜん)と呼ばれる四角桝で押されたメシは、包丁を十字に入れて四等分する。
膳の添えものが古基座と異なる。
お尻を四つに切ったナスビを縦に置く。
果物はリンゴで、野菜は葉付きダイコンでコンブを敷いている。
コーヤドーフもある。
一時間ほどで作業を終えた六人衆は終身制。
身体が健康である限り続けることができたが、平均年齢がそのまま上昇し、歳もいったので引退制度を取り入れたそうだ。

大御膳の出来映えに満足感に浸る笑みがこぼれた。
頭屋の玄関にはトーヤの神さんというお社がある。
今日だけだして小さい御幣を入れている。
普段は蔵に納めている。

(H21.10.11 Kiss Digtal N撮影)