支度も済んで一息つけたころに村人がやってきた。
仏さんに果物、お菓子のお供えして灯明に火を点ける。
子供さんと一緒に来る方もおられる。
本尊の十一面観音菩薩に手を合わせて祈り、持ってきた「御十夜佛しょう(食偏に肖)袋」を納める。
現在は一律500円になっているが、かっては収穫したお米五合と決まっていた。
集まったコシヒカリは六升にもなったという檀家は53軒。
次々と訪れ納めていく。
庫裏の席は座る場所を探さなくてはならないほど会場は賑わいをみせる。
世話方の役員は、イロゴハンやおつゆを忙しく配膳して回る。
納めた佛しょう袋は一年間もお寺で保管される。
翌年の十夜が近づくと一旦は納めたお家に返される。
そうして再び十夜の夜に納められる。
これを繰り返される袋、色あせた風合いに年月を感じさせる。
(H21.11.14 Kiss Digtal N撮影)
仏さんに果物、お菓子のお供えして灯明に火を点ける。
子供さんと一緒に来る方もおられる。
本尊の十一面観音菩薩に手を合わせて祈り、持ってきた「御十夜佛しょう(食偏に肖)袋」を納める。
現在は一律500円になっているが、かっては収穫したお米五合と決まっていた。
集まったコシヒカリは六升にもなったという檀家は53軒。
次々と訪れ納めていく。
庫裏の席は座る場所を探さなくてはならないほど会場は賑わいをみせる。
世話方の役員は、イロゴハンやおつゆを忙しく配膳して回る。
納めた佛しょう袋は一年間もお寺で保管される。
翌年の十夜が近づくと一旦は納めたお家に返される。
そうして再び十夜の夜に納められる。
これを繰り返される袋、色あせた風合いに年月を感じさせる。
(H21.11.14 Kiss Digtal N撮影)