マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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ウマシガキは美味し柿

2017年07月13日 09時39分04秒 | もらいもの・おくりもの
干した柿は3週間後の30日に食べた。

二日前、亥の子行事に訪れた大阪能勢町天王区で貰った柿を自宅で干した。

四角い箱の蓋に穴を開けて紐を通す。

そこへ貰った柿を置く。

ただそれだけである。

それをどこに干したか・・・。

愛車を停めている我が家の駐車場。

雨が降っても濡れないような場所に吊るす。

それからの3週間。

霜は降りても駐車場は屋根がある。

大風は吹かなかった。

何も手をくわえることなく、吊るしたままで放っておいた。

この柿は甘柿でなく渋柿の「ウマシガキ」。

熟々になれば食べられる。

何日かかるかわからない。

その日の天候、気温などでデキ具合もかわる。

3週間も経てば忘れてしまうが、野鳥も気がつかなかったのか、丸々肥えた「ウマシガキ」。



手で触ればグニャグニャ。

指で押したら潰れてしまいそう。

これが食べごろサイン。

手で持つだけでも潰れそう。

大事に移した手の平にぽっこり乗る。

どういう具合にして食べてみようか・・。

フォークやスプーンを持ち出して皮を突っつこうと思った。

いや、待てよ、である。

柿のヘタはしっかりついている。

ヘタは食べられないから、もぎ取って外してしまおう。

そう思ってヘタをもってぐっと引っ張った。

見事にヘタのすべてが離れた。

その勢いかどうかわからないが、数センチ幅の皮もくっついて剥がれた。

そこに口をもっていった。

ちゅるちゅる吸い込んだ。

トロトロになった甘い柿がずずーっと吸い込まれた。

口の中への踊り込み。美味い、旨いの二言、三言・・。

柔らかい皮も吸い込んでいまうが、口の中で舌が選別して吐き出す。

言い方は悪いが、選別して除けるということだ。

甘くなるとは聞いていたが、想像以上の甘さに感動する。

柿は堅くないと食べないおふくろとかーさんにはこの味覚はわかんないだろうな。

(H28.11. 9 SB932SH撮影)
(H28.11.30 SB932SH撮影)