天気が良い。
明るい日差しを浴びる朝。
杏町からラ・ムー京終店に向かう道は岩井川の川筋沿い。
ならまちへ向かうとき、最短にある道はよく利用する。
ここを通るたびに意識する白いもの。
平成19年の2月3日のことだった。
北側にあるお家の塀の前。
戸板を並べて干していた。
車を停めて撮らせてもらった白いものは切干ダイコンだった。
細く短冊状に切ったダイコンを並べて天日干し。
燦々と照る太陽の恵みを浴びて色もつく。
こうして作った切干大根は売り物だった。
作っていた男性に話を伺ってわかった切干大根は奈良の三条通りにアンテナショップに出していた。
わざわざ買いに行ったこともある。
ずいぶん前のことであるが、ここを通るたびにそのことを思い出す。
当然ながら夏場は見られない天日干し。
寒風が吹く晴天の日に干す。
たしかそう話していたと思う。
いつしかその光景は再び見ることはなかった。
あれからほぼ10年も経つ。
畑作もやめはった。
そう思っていたこの日。
思わず急ブレーキを踏み込んで停車した。
再び目にした切干大根に感動する。
戸板は当時と違って桟のある蚊除けの網戸のように思える。
風が吹けば通り抜ける網戸。
さらしに天日。
滅多に見ることのない光景にシャッターを押した。
※HPに掲載していた当時のコメントは「光り輝く白い絨毯。自家栽培ダイコンを天日干しにして切干ダイコンを作っている。ダイコンを細く切り短冊状に仕立てあげ、二日間寒風に干したのち、蒸してさらに四日間(晴天時は三日間)天日で干す」と書いていた。
(H28.11.11 EOS40D撮影)
明るい日差しを浴びる朝。
杏町からラ・ムー京終店に向かう道は岩井川の川筋沿い。
ならまちへ向かうとき、最短にある道はよく利用する。
ここを通るたびに意識する白いもの。
平成19年の2月3日のことだった。
北側にあるお家の塀の前。
戸板を並べて干していた。
車を停めて撮らせてもらった白いものは切干ダイコンだった。
細く短冊状に切ったダイコンを並べて天日干し。
燦々と照る太陽の恵みを浴びて色もつく。
こうして作った切干大根は売り物だった。
作っていた男性に話を伺ってわかった切干大根は奈良の三条通りにアンテナショップに出していた。
わざわざ買いに行ったこともある。
ずいぶん前のことであるが、ここを通るたびにそのことを思い出す。
当然ながら夏場は見られない天日干し。
寒風が吹く晴天の日に干す。
たしかそう話していたと思う。
いつしかその光景は再び見ることはなかった。
あれからほぼ10年も経つ。
畑作もやめはった。
そう思っていたこの日。
思わず急ブレーキを踏み込んで停車した。
再び目にした切干大根に感動する。
戸板は当時と違って桟のある蚊除けの網戸のように思える。
風が吹けば通り抜ける網戸。
さらしに天日。
滅多に見ることのない光景にシャッターを押した。
※HPに掲載していた当時のコメントは「光り輝く白い絨毯。自家栽培ダイコンを天日干しにして切干ダイコンを作っている。ダイコンを細く切り短冊状に仕立てあげ、二日間寒風に干したのち、蒸してさらに四日間(晴天時は三日間)天日で干す」と書いていた。
(H28.11.11 EOS40D撮影)