写真展会場に彩った粋な計らい。
山郷の恵みを床に置いただけなのよ、というが、これはきちんとした生け花のあり方。
何も鉢に据えるだけが生け花とは限らない。
そう思った粋な計らいを撮らせてもらった。
直に床置きでなく、敷物を広げたそこに生ける。
体制を落としたアンダーな撮り方。
ちょっとでも長くなれば、息が苦しくなり撮るどころではない。
心臓が圧迫されるような胸苦しさ。
心臓を手術してからの後遺症でもあるが・・・
撮っているときは、熱中していて気づかなかった白抜き文字が「田原の里」。
これも粋な計らいだ。
撮影地は、まさに奈良市・東山間地。
付近一帯を田原の里と呼んでいる自然に囲まれた地域にずっと佇んでいたい。
自然物の生け花に一つだけ混じって展示したつくりもの。
形から見て、雨の日の農作業に着用していた野良着のひとつ。
蓑(みの)に違いない。
ところで、形がちょっと異なる蓑(みの)は、ずいぶん前にも田原の里で拝見したことがある。
茗荷町に住むOさんが残していた蓑を思い出した。
こんなに素晴らしい秋の彩りを仕立てた生け花をしてくださった方は、田原の里惚れ込み、近年に移住されたAHさん。ご縁があって、寄り添うことになったそうだ。
写真展は、久保田昌子・南田祐子両名が、映し出す里山景観。
自然な情景を生ものも添えて調えた。
当初の予定では、令和2年の5月26日から31日までの日程だった。
展示会場も、奈良ではなく京都市左京区北山通下鴨中通にあるギャラリー翔で開催する計画だった。
その時期は、まさに新型コロナウイルス拡散し、防止策に緊急事態宣言をとっていた。
写真展他、イベントのすべてと云っていいほど、全国の展示場は、まちがいなく中止、中断の判断を下したであろう。
それから待つこと、1年と半年。
自粛対応に延期された二人写真展を開催されたのだ。
(R2.10.28 SB805SH撮影)
山郷の恵みを床に置いただけなのよ、というが、これはきちんとした生け花のあり方。
何も鉢に据えるだけが生け花とは限らない。
そう思った粋な計らいを撮らせてもらった。
直に床置きでなく、敷物を広げたそこに生ける。
体制を落としたアンダーな撮り方。
ちょっとでも長くなれば、息が苦しくなり撮るどころではない。
心臓が圧迫されるような胸苦しさ。
心臓を手術してからの後遺症でもあるが・・・
撮っているときは、熱中していて気づかなかった白抜き文字が「田原の里」。
これも粋な計らいだ。
撮影地は、まさに奈良市・東山間地。
付近一帯を田原の里と呼んでいる自然に囲まれた地域にずっと佇んでいたい。
自然物の生け花に一つだけ混じって展示したつくりもの。
形から見て、雨の日の農作業に着用していた野良着のひとつ。
蓑(みの)に違いない。
ところで、形がちょっと異なる蓑(みの)は、ずいぶん前にも田原の里で拝見したことがある。
茗荷町に住むOさんが残していた蓑を思い出した。
こんなに素晴らしい秋の彩りを仕立てた生け花をしてくださった方は、田原の里惚れ込み、近年に移住されたAHさん。ご縁があって、寄り添うことになったそうだ。
写真展は、久保田昌子・南田祐子両名が、映し出す里山景観。
自然な情景を生ものも添えて調えた。
当初の予定では、令和2年の5月26日から31日までの日程だった。
展示会場も、奈良ではなく京都市左京区北山通下鴨中通にあるギャラリー翔で開催する計画だった。
その時期は、まさに新型コロナウイルス拡散し、防止策に緊急事態宣言をとっていた。
写真展他、イベントのすべてと云っていいほど、全国の展示場は、まちがいなく中止、中断の判断を下したであろう。
それから待つこと、1年と半年。
自粛対応に延期された二人写真展を開催されたのだ。
(R2.10.28 SB805SH撮影)