マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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特急レーンをなくしたかっぱ寿司奈良柏木店、最悪だがネタは旨旨

2022年08月06日 07時23分41秒 | 食事が主な周辺をお散歩
10月7日、朝日放送の「今ちゃんの実は・・」のコーナー。

「ミサバンナのリポート企画 今田見たことない名勝負にライバル異形のかっぱ寿司と大起水産店長がガチンコ対決をしたら実は・・」にかっぱ寿司・商品部部長・大友英明氏が新作に紹介した「瀬戸内海産蒸し牡蠣とホタテのダブルマリネ~つかみ寿司~」を、急遽発売宣言。

その番組を録画で見ていた家族。

こりゃ食べに行かなあかんな、と口が揃って出かけたかっぱ寿司奈良柏木店。

前回食事の9月1日にもらっていた店内飲食限り利用可の5%OFFのクーポンを持って・・

今朝、起きたてのおふくろに、今日のひる飯はかっぱ寿司に行くで、と伝えたら手をたたいて喜んだ。

大和郡山に介護療養中の身のおふくろ。

内科医、歯科医、眼科医に耳鼻科医で診てもらうとき以外、特別何もない日の外食ははじめてだ。

週の3日間はデイサービス行き。

食事は、みなと同じ。

好みじゃない、嫌いな食事が配膳された場合は、一切食べない。

食べなくても、お腹は減ったとは言わない。

たまに外の空気を吸って、美味しいにぎり寿司を食べさせたい。

丁度、いい具合にあったテレビの映像に手をたたいて喜んでくれた。

回転寿司といえば、かっぱ寿司。

平日に限り販売する150円のかけうどんを食べたい。

先月の9月19日。

初の食事処になる海鮮回転寿司のさんきゅう柏木店に、とても旨い特上のにぎりを食べて喜んでいたが、当店舗にはかけうどんがない。

今後、行くときはそうする、と約束していたかっぱ寿司のかけうどん。



希望に合わせて、デイサービスのない隙間の日の平日に出かけた。

案内されて座った席はもちろんテーブル席。

これまで、どの時間に行っても満席で待たされることはなかったかっぱ寿司奈良柏木店。

ゆったりした空間に寛げる。

そこで店員さんが説明してくれた最近になって切り替えた新システムの特徴にえっ。

タッチパネルの注文はこれまでと同じ。

違ったのは寿司を運んでいるレーンシステムである。

特急レーンは目の前にあるが、現在は、このレーンでなく回転レーンで運ばれる。

えっ、なんで???。

到着したらタブレット型タッチパネルに音が鳴り、パネルに届く寿司を表示する。

寿司を盛っている皿ごとテーブルに取って、台座にある注文器だけは取らず、回転レーンに流す。

そういう説明だった。

回転寿司チェーン店はいろいろあるが、一番のお気に入りはかっぱ寿司の特急レーンシステム。

説明した店員さんも具合悪そうに伝えていた新システムはリニューアルなんだが・・・。

とにかく使ってみるしかない。

おふくろが食べたい毎度お馴染みのまぐろにぎりに平日かけうどんを真っ先に注文する。

タッチパネルの使い方はこれまでどおり。

慣れ親しんだネタ配置はわかりやすい。

その間にセッテイングしていたかーさんがぽつりと・・。

醤油ボトルがなんか少ないという。

その醤油は甘タレ醤油。

とろーりと落ちる甘タレ醤油が見つからない。

店員さんに聞いてわかった醤油ボトルの変更である。

店員さんが示した、ソコにある。

小袋の山葵を詰めているケースの横にあるソレがそうだという。

それは小袋にあった。

その商品名に唖然とする。

プリント表記は「穴子のたれ」である。

穴子のタレが甘い醤油??。

そうです、という店員さん。

穴子を食べる人しかわからない「穴子のたれ」。

誰が考えても、「穴子のたれ」を、これまでと同じ甘タレ醤油だと認識することはないだろう。

そんなやりとりをしていたときである。

「ご注文の品物が到着・・」するし・・・とか、タッチパネルがしゃべっている。

その商品はまぐろ。

慌てて回転レーンが運んでくるまぐろを見たが・・空っぽの台座ばかり。

遥か遠くから動いてきた台座にもない。



ぐるっと廻って一周してくるのでは、と待っているうちに、かけうどんが台座に載ってやってきた。

まぐろはどこへ行ったんだい、と思っていたら、店員さんが運んでくれた。

どうやら注文したまぐろは見逃していたんだ。

ありがとう、と受け取ったまぐろ。



説明段階で危惧していた通りになっちまった。

特急レーンなら、注文した席に停止。



品物を手にしてからタッチパネルの返却(※だったか)をタッチして特急を戻してやる。

つまり、聞き逃そうが、見逃そうが、停止してくれるのが特急レーン。

安心して待ってられるが、配膳されるシステムがリニューアルしたシステムなら、ずっと意識していないとあかんようになった。

おまけに、「ご注文の品物が到着・・」聞こえてから、注文した商品が到着するまで遅いこと、この上ない。

職人さんが居る位置から、座った席は回転レーンの端っこ。

長い距離を動く回転レーンの動きが遅くて、イライラする。

こんなシステムじゃぁ・・・改悪だ、と心の中が爆発する。

システムの使い勝手がわかったところで、ネタ注文。

とっても食べたかった300円の瀬戸内海産蒸し牡蠣とホタテのダブルマリネ~つかみ寿司~を2人前。

前夜に見ていたかっぱ寿司の季節メニューにあった280円の大ばち鮪ハラモ四貫。



席に貼ってあった商品情報。

本マグロが4品。



しかも、手の込んだ大ばち鮪ハラモに大ばち鮪ハラモ漬け風、塩炙り、焦がし醤油炙りの4品。

グレードが高い。

かーさんは連続的に注文する定番の100円シリーズ。

赤貝、あかいか塩レモン、つぶ貝。どっと押し寄せる注文ネタが回転レーンでやってきた。

見逃したら、また店員さんに持ってきてもらわなあかん。

食べようとした矢先に、あれもこれも流れてくる。

忙しい上に、流れてくるネタを取り上げなきゃならん。

こんなに忙しくなるんだったら、連続注文はご法度せざるを得ないが・・。

ゆっくり落ち着いて食べさせてくれよ。

で、瀬戸内海産蒸し牡蠣とホタテのダブルマリネ~つかみ寿司~のお味である。



はっきり言って、これむちゃ旨。

今まで食べた中での最高峰に値するのではないだろうか。

そんなに美味しいなら私も食べたいと訴えたおふくろ。

こっちの忙しさなんてちっとも意識してくれんのが難点だ。

そこへもってかーさんも。

ネタさししているけど見つからん、と言い出したえび天にぎり。

サクサクに揚がった熱々のえび天にぎり。

必ず注文する。



何度もいうてるが、かっぱ寿司の天ぷらも、鶏のから揚げもむちゃ旨い。

以前は私も食べていたが、二人にお株をすっかりとられてしまった。

それにしても、大ばち鮪ハラモに大ばち鮪ハラモ漬け風、塩炙り、焦がし醤油炙りもまたむちゃ旨い。



厚く切った本マグロの身。

これまで食べてきたまぐろも旨いが、この4品は絶品の味。

そんなに美味しいなら私らも、と言ったかーさん。

おふくろは赤身。

かーさんは炙り。

ほんまに旨いという。

ましてや漬けとかハラミが嫌いや、と言ってたおふくろでさえ、旨いという。



本まぐろに比して1貫100円になったのどぐろ塩炙りは脂切れ。

うま味がなかったのが寂しい。



が、180円の大ぶりとろサーモンが美味しい。

脂があるか、ないかで味は大きく差がつく。

以前食べたとろサーモンよりも、大ぶりのとろとろサーモンがジュワー。

脂ののった旨旨のさんまは、今回は見当たらず。

魚は違うが、北海道産酢〆いわしに切り替えて注文。



鰯独特の臭みもない北海道産酢〆いわしが旨い。

脂ののりはやや落ちるが、味は十分に美味しい。

肉フエアから選んだ一品。

100円のピリ辛背脂入り肉そぼろ軍艦。



写真では旨そうにみえたが、味はちょっとね。

肉の味がしないそぼろ肉。

ピリ辛も不十分。

背脂入りとあるのに、うま味のない軍艦だった。

その点、北海道ネタはどれもこれも旨い、と思う。

前回も食べた180円の北海道産ぼたん海老。



うま味がぎゅっと詰まっているぼたん海老。

何個でも食べられるこれまた旨旨味。

そうであれば、甘海老軍艦も旨いだろう、と思って食べたが、これは違う。



甘海老の味も美味しいのだが、味、食感が固い。

その点、ぼたん海老は、うま味が詰まった味。

とろとろ食感が、たまらないほどに魅力を感じた。

そして、私にとっての定番の軍艦に切り替え。

いつも通りに味が嬉しい海鮮うま辛和え軍艦にたたき軍艦。

その日、そのときの余りものネタで作られるから、ネタの味に違いはあるのだが、いつも満足できる味に仕立ててくれる職人さんのおかげ。

今日も美味しくいただいてまっせ。



特に旨いのが海鮮うま辛和え軍艦。

それに対して、たたき軍艦はネタそのものの味。



まぐろの味もあればハマチも、かな。

ここに入ってほしいネタはサザエ。

コリコリ感を味わってみたいが、元ネタがない。

つぶ貝、イシガキ貝などの端くれがあれば、もっとうまくなるだろうに。

難儀な回転レーン配りにもなんとか慣れがでてきたが、せわしなさは変わりない。

次々に注文したかーさんのネタは月見とろろ軍艦に鮮極生えび。

月見とろろ軍艦の注文は珍しい。



白のとろろに目が行ったのか、それとも真っ黄の卵黄か。

鮮極生えびも北海道産ホタテもまたいつものネタ。



これって鮮極生えびやね、と言っても、そうなんかなと首を傾げる。

毎度入店するかっぱ寿司でいつも注文しとるやないか、と言っても惚けているのか。

いや、そうでもなさそうな素振りに苛立つ。

メニューの頁捲りをしていて見つかったなすの揚げびたし。

おふくろに、これ食べるか、と聞いても首を振る。

お家で食べるかーさん手作りのなすの揚げびたしだったらパクパク食べるから、どうだと奨めたが・・。



しばらく間をおいてかーさんも奨めたなすの揚げびたし。

私が食べてみようと注文した。

旨そうに見えた茄の艶に釣られたのか、食べてみると・・。

文句も言わずに平らげたから、美味しかったんやねと聞けば、不味かったと返す。

2個とも食べて不味いとは・・。

ほなら口直しに、ここかっぱ寿司の語源になるかっぱ巻きは、どうだ、と聞けば、食べたいという。

どこかの回転寿司で食べた記憶があるのか、食べてみたい、という。



大きなかっぱ巻きに驚いたが・・。

一口ぱくりと食べた感想は、このキュウリは塩もみしてないけど美味しいという。

かつて食べたどこかの回転寿司のかっぱ巻きは、塩もみしていたらしく、味にハリがあったそうだ。

塩もみは、いわゆる板ずり。

まな板に適量の塩を振って、キュウリ1本を手にのせるように回転、ずりずり。

ちょちょいとできる塩もみするだけで旨くなる。

最後に〆るかーさんのネタは180円の北海道産水たこ。

中に大葉を挟んでいるから、とても美味しい、という。



水っぽい水たこを〆てくれる大葉がアクセントになったようだ。

もうお腹がいっぱい。

たらふく食べてもう入らんのに、デザートは別腹。



200円の香ばしいコ-ヒーゼリー&バニラアイスモカブレンドがむちゃ旨いと。

おふくろも私もちょびっとだけのおすそ分け。

口にしたそれは、ほんまに旨かった。

でもねっ。

お腹が満腹になる手前。

少しでも、いや1個でも食べたいネタがある。

その夢のような取り組みがあった。

いつ消えたのか、さっぱり記憶にない、かっぱ寿司の1個売り戦略。

平成30年7月26日付け発表。

1皿50円の1貫提供する店舗。

好調につき、全国18店舗に拡大したとあるが・・・

かっぱ寿司は、コロナ禍にも対応したネットショップを立ち上げた。

取り扱い商品は、もちろんの美味しい魚介類。



港町 静岡県清水にあるグループの水産工場のバンノウ水産より、新鮮な海の幸をクール便で届けてくれる食品宅配サービス。



かっぱ寿司のネットショップ「うまいもん市場(※令和4年7月現在閉鎖したもよう)」をオープンした、とある。

早速、拝見したネット情報の商品。

今、私が注文している楽天市場の方がお安い。

いくつか注文した海鮮もん。

どれもこれも旨かった。

(R2.10.15 SB805SH撮影)