昨夜は、飲んで、呑んで、飲まれて、呑んでに、みなっぐっすり睡眠とられたことでしょう。
目覚めがばっちり、洗顔、トイレも済ませた朝の健康維持管理。
持参した血圧・心拍数計で測ってみよう。
起床時、朝、昼、晩食後に服用した処方箋に続いて計測する私のルーチン。
その記録も、毎日に記している。
特に問題のないとわかった朝8時の集合は、昨夜の宴と同じ会場に朝食を摂る。
例年より、半時間も遅い朝食。
前夜に決めた集合時間に誰一人も遅刻せず・・・。
めいめいが飯椀に汁椀をてにして移動する、炊きたてご飯の炊飯器、汁鍋。
よそっては運ぶ食卓に・・。
お茶は、Kちゃんが、まとめて淹れて、お盆で運んでくれた。
みながそろったとことで、いただきまーすっ。
おかずは、ほぼほぼ定番。
お家で食べているような、宿の朝食らしさがいい。
焼き鮭に味付け海苔、玉子豆腐、油揚げ味噌汁に調理されたオクラ、カボチャにオレンジプラスしたハムエッグ・サラダに香の物。おかわり自由のご飯、みそ汁にキムチもある。
おまけに朝から手造りデザートまで・・。
特に急ぐこともない二日目の朝。
ゆっくり時間をかけていただいた直食後は、会費徴収。
今回の清算は、お一人様1万円ちょっと。
毎年、参加人数は替わるが、会費はほぼほぼ同額に清算できた。
本日も、また行先は昨日と同じ、トイレ設備が嬉しい内原の広地。
出発時間は、午前10時を設定し、それまでは民宿津川で自由行動。
食事の片づけしたねーちゃんらは、親父さんが大切に育ててきた山野草庭園に水やり。
私の大好きな山野草がいっぱい。
セッコクにイワタバコ。
岩つき、苔つきしたセッコク、イワタバコが逞しい。
水やりしたしたばかりの秋海棠(しゅうかいどう)が、愛らしく咲いている。
道路にあがって民宿前に並んで撮る記念写真。
いつもならそうしているが、今年は、その山野草庭園横に並んでパチリ。
いつも、お世話をかけているねーちゃんらも、記念に撮っておこう。
また、来年にお会いしたときに手渡したく・・・。
本日は、昨日と違って、青空が広がる大晴天の日。
空気が旨いし、爽やかな風に触れ合える。
支流滝川の上流へ。
予定より30分遅らせて、出発した。
途中、目に入った農家さんが立てたハザカケ。
刈り取った稲は、天日干し。
この様相、前年の平成30年9月9日にも見た滝川・裏地のハデ。
赤い橋の東側にあった2棟のハデは、見られなかったが、ここは前年同様に干していた。
裏地から、ずっと奥の内原に・・。
家形タープを設営する場所は、内原の広地から離れた吊り橋近くに寄せた。
車も通らない吊り橋前は、直射日光がモロに当たる日が昇る東側に木陰なし、である。
設営をはじめた時間帯は、午前11時半。
なんとゆっくりしたスローペースに、みながそろって作業してくれるタープ立て。
Kちゃんは、みなの足元にシュッシュッ。
日陰のない場でも、虫、虫、虫・・・。
特に蚊が多い。
ときにはアブも飛び回る明るい地に、設営後は蚊取り線香も火を点けた。
暑い日を避けるタープを立て終えたら、早速準備をはじめたお昼タイム。
この日も、総料理長はFさん。
先にいっておくが、お昼の食事は、前日とほぼほぼ同じ。
と、いうのも、二日間の”食”を別々に考えたワケではなく、調理手間を省くために、両日とも同じに。食材は、両日折半。
半々に分けただけ・・・。
そのことを知ったのは、この日の調理がはじまってからだ。
すべては総料理長のご判断でありまする。
おまけにSさんが、自宅からご厚意で持ってきてくれた自家製の鶏の手羽先も半分残した分がここにある。
えー色、見るからに旨そうな鶏の手羽先に艶がある。
味の旨さは前日に食べて賞味済み。
口を揃えて、こりゃ旨いわ。
塩味えだ豆も、昨日に賞味済。
袋入りのまま冷水に浸して、取り出した塩味えだ豆。
本日も美味し、である。
その右横にぱらぱらっと置いたつまみ。
これもまた昨日の残り物。
湿気は含まれず、本日もサククサク・・サクサクサク・・。
いやもう、箸が停まらない。
みなが口にしている間にも手を止めずに調理する総料理長は、一本の胡瓜を取り出してずりずりする塩揉み。
そして包丁を入れた即席つくりのきゅうり揉み。
これがまた美味い。
瑞々しいきゅうりもみも、箸の動きは停められない。
塩味えだ豆も、鶏の手羽先も少なくなってきたな、と思ったところにひょいと追加したソーセージ。
クロスした切り目に四方広げたソーセージもフライパン焼き。
口に入れたソーセージが、パリッパリ。
次は餃子やと二つ目のフライパンで焼いていたのは、Kちゃん。
おっと、そこに居てるお二人さんは、民宿津川のねーちゃん二人。
掃除を済ませてここまでやってきたら、アレぇと思って・・顔出ししてくれた。
上流にある笹の滝は、日本の滝100選に選ばれし、落差32メートルにもなる大滝。
水しぶきほとばしる優美な姿を魅せる笹の滝に、初めて行ってきた、という。
えぇーー、地元なのに、初めてやって・・、ほんまにぃ・・。
私たちが笹の滝に向かった最後は、いつだったのか。
もうずいぶん前になる。
今回で35回目になる十津川遊びのツアー。
平成23年9月に発生した台風12号がもたらした豪雨による影響を受けて、笹の滝に通ずる山道が崩れた。
数年間にわたる難工事に、通行止めしていた山道道路が復旧され、開通したのは平成27年9月だった。
豪雨に遭遇する3年前の笹の滝。
民宿津川に泊まった翌朝。
朝食を摂って、その日、大阪に早く戻られるW家族とともに向かった笹の滝。
初めて来たのは、それよりもっと前。
当時から数えても20年以上も前に見た笹の滝と同じ風景を見ていた平成20年8月31日。
撮った映像は、一眼カメラのKissDigtal Nだった。
そうそう、今なら熱々のできたての鶏の手羽先。
食べてやー、と声かけしたら、即答するねーちゃんに・・。
私ら以上にガッツリ食べてくれた。
最近は、しなくなったが、かつては大鍋料理だった。
初日の夕刻に戻ってきたとき、言われたことは、「あんたら、いつも何、食べてんのん・・」と。
こんなものも、あんなものも入れて、ぐつぐつ煮込んだ鍋料理。
出汁は、あの有名な旭ポン酢が販売している瓶入り”うどんだしの素”だった。
具材は大量のニラをメインに据えて、鶏肉、鶏のつくね、餃子、キムーチ、京揚げ、豆腐、蒟蒻に中華麺。
残った汁で食べた雑炊もまた旨かった大鍋調理は、当初ニラ鍋と称していたが、いつしか十津川鍋と命名した。
手間、段取りができなくなって、今は、簡単にできる男料理になったけど・・。
民宿津川に戻って、美味しい話を伝えたら、私も食べたいわ、といってくれたが、宿まで持ち帰りできなくて、申しワケないことしたが、やっとここに出会えて、よかった、正午丁度の食事タイム。
ねーちゃん二人は戻っていったが、私たちは昼食の続き・・・。
焼けた餃子は、付属にあったタレをどぼどぼかけ。
え―加減に美味い。
次のフライパン焼きは、今回はじめての焼き芋スライス。
甘くて美味しいこのサツマイモは、イオン五條店にあった芋。
1本が100円。
大きくなかったから2本購入。
石焼芋は、ここではできないが、簡単にフライパン調理できるのも総料理長のFさんの教え。
普段、家でもしている男料理の一品である。
次の料理は何だろう。
まな板でトントンきりだした玉ねぎに人参。
先に焼いていた豚肉にどさっと落として、焼き、焼き・・。
味付けは、塩、胡椒だけの肉・野菜炒め。
でも、良く見りゃ振りかけているのは粉っぽい。
そうか、だしの素も入れちゃえ、だった。
これだけでも、十分に旨いと思うのに、まだある重ね焼き。
並行に調理しだした薄焼きの玉子焼き。
紙コップに割って落とした生たまごを溶いて流す。
薄く延ばしてつくる玉子焼き。
えー色、してまんなぁ。
と、思いきや、ぐちゃっと混ぜて、まんま落とした玉子焼き。
はっきり言って、料理名が読めない。
箸を入れて取り出した肉・野菜炒め玉子焼きのせ、とでも呼んでみるかい。
これが意外と、予想以上の旨さ。
まさに男の料理である。
で、どんなところで昼めしをしてたのかいって、こんなとこ。
吊り橋から撮ってみた昼めし会場にようやく山の陰が当たるようになってきた。
時間帯は、午後1時半。
ゆったり寛がせてくれた場から離れなきゃならない。
見上げた空は、真っ青に白い雲。
もうしばらくは、ここに滞在していたくなる長閑な時間帯。
第一次解散に、残り物の清算をする。
一つは、総料理長のFさんが、わざわざ持ってきてくれた生パイナップル。
食後にたべてもらおうと、思って自宅から持ってきた生パイナップルは2個。
重たかったろうに。
昨年も持って来られた生パイナップル。
その年は、食後のデザートでよばれた。
瑞々しい、とても甘かった生パイナップルは、むちゃ旨かったことを覚えている。
もう一つの清算は飲み物。
いろんな缶ビールが残った。
今年の参加者人数で割ったら、一人1本。
割り切れない人の分は・・・。
と、いうことで、缶ビール1本に生パイナップルは、T夫妻に。
残りの8本を分け合った。
最後に仕上げる後片付けも、みながしてくれる。
調理に使ったフライパンやカセットコンロにボウル、まな板、包丁、菜箸などの道具は、次年度にも使うから、まずはクッキングペーパーで汚れをふき取り、次に、スポンジたわしで水洗い。
洗剤は、一切使わず水洗い。
洗剤を使って綺麗に洗うのは、持ち帰ってからである。
ペーパー・アルミ製プレート、割り箸、紙コップ、アルミホイル、クッキングペーパーなどの使い切りの道具は、民宿津川さんからもらった十津川村指定の黄色の透明ゴミペールに収納。
コンパクトにまとまったキャンプ道具は軽バンの荷物室にすっぽり収まる量。
ゴミは、途中に立ち寄るゴミ収集所に収める。
二日間、愉しませてくれた民宿津川さんにお礼を伝えて、いざ出発した時間帯は、午後2時10分。
T夫妻とは、ここで解散し、男6人衆は、滝の湯温泉に浸かり、旅の疲れを癒す。
ここ、滝の湯も、民宿津川でいただいた優待券利用。
入湯料が600円のところ、半額の300円で入湯できるありがたい優待券は有効活用。
熱っつい温泉に汗かき、ほっかほか。
ほてった身体は、和室でゆった冷まして寛いでいた。
お客さんの状況もあるが、この部屋には、足のマッサージ機もあるから嬉しい。
午後2時半に入って、滝の湯を離れた時間は、午後3時15分。
湯につかった身体は、芯から休ませてもらった。
長い距離を走ってきた車。
山を下って、やっとひと息つけられる丹原の地。
三差路に信号待ち。
丹生川に架かる下田橋を渡ったそこは、五條市の市街地。
信号待ちに見る右手は、五條病院。
反対側の左手にある地元スーパーは吉野ストア。
トイレ休憩兼ねて、ちょっとした買い物に立ち寄った時間は、午後4時40分。
例年よりも、1時間、2時間も早く着いた五條市街地。
私の身体状況に気を配ってくれた早い帰着であるが、みなが、自宅に戻るまではまだまだ時間はかかる。
2人を乗せたS車は、近鉄大和高田駅前で解散。
こちらT車も2人を載せて大和郡山市内に。
向かう先に途中までは同じコースだが、お互いの車が、ずっと一緒にならなくても構わない。
と、いうわけで、ここ吉野ストアを2次解散とし、帰路に選んだ道路コースは、吉野川に架かる大川橋を渡り、次に出くわす5車線道にかかる本陣信号から真っすぐ北上。
五條ICから、京奈和自動車道・五條道路利用に橿原曲川経由で大和郡山市内に戻るT車と、御所南ICを下り、西に車を走らせた十字路。
国道24号線の室の信号を右折れしたら真っすぐ北上。
道なりに走ったら近鉄大和高田駅前に着くと伝えていたが、な、な、なんとT車のお尻についてきちゃった。
あれあれ・・。
途中で、見えなくなったS車に手を振ってお別れしたけど・・・。
無事に着いた、と伝えてくれたのは、後日だったが・・。
T車は、橿原北橿原ICから、京奈和道路に乗り込み、郡山ICを下りて、昨日迎えた郡山駅を向かおうとしたら、筒井駅でいい、という。
ま、その方が早く電車に乗れるから、京都まで一直線。
と、いうことで筒井駅解散が午後6時。
そこそこの時間はかかっている。
筒井駅から10分。
大和中央道をまっしぐら。
ようやく着いた自宅帰還は10分後。
下車したAさん、最後の力仕事支援に、荷下ろし。
いっちゃん重たいタープは、2階に運んでくれた。
感謝、感謝の力仕事。
また、次年度もお願いすることになるだろう。
ちなみに民宿津川で解散したT夫妻は、午後6時半に、無事自宅に戻ったと伝えてくれた。
みなが無事に、自宅まで戻るまでは、この十津川ツアーは終わりでない。
みなが無事に戻った、とわかったのは、翌朝に見た電子伝言板に発信したコメントであった。
そこで私が伝えた電子伝言板のコメントは、「~旅の帰還にお礼の詞~ お疲れさまです。当日は、身体がシャンとしない私をいろいろと気遣いや介助?してくださり、ほんま行ってよかったです。おかげで長距離運転も難なく・・証明できたのが嬉しい。Aさんには道具の積み替え、積み下ろしなどを支援してくださり感謝申し上げます。来年は、もっとコンパクトにフライパンをメインに整備・・と、思いましたが、ゴーヤソーメンチャンプルーを是非食べたいと意見がありましたので、以前も使っていた中型の縦型鍋くらいなら・・と思っています。食事の量(内容)、飲み物の量(種類)・・・も再検討の余地、いっぱいあったかと思います。さらにワイガヤできる来年のための、ご意見、希望・・忘れないうちのいろいろお願いします。今年の記念写真。2枚、とりあえず貼り付けておきます」~
遊び疲れた翌日の2日はぐったり。
寝込みもよくすやすや就寝。
気持ちのいい朝を迎えられたのが嬉しい。
それにしても2日の気温は、33.9度。
使用した道具の洗いに乾燥はあっという間に終わった高気温。
3日はさらに暑くなった・・、と付記しておこう。
(R1. 9. 1、 2 SB805SH撮影)
(R1. 9. 1 EOS40D撮影)
目覚めがばっちり、洗顔、トイレも済ませた朝の健康維持管理。
持参した血圧・心拍数計で測ってみよう。
起床時、朝、昼、晩食後に服用した処方箋に続いて計測する私のルーチン。
その記録も、毎日に記している。
特に問題のないとわかった朝8時の集合は、昨夜の宴と同じ会場に朝食を摂る。
例年より、半時間も遅い朝食。
前夜に決めた集合時間に誰一人も遅刻せず・・・。
めいめいが飯椀に汁椀をてにして移動する、炊きたてご飯の炊飯器、汁鍋。
よそっては運ぶ食卓に・・。
お茶は、Kちゃんが、まとめて淹れて、お盆で運んでくれた。
みながそろったとことで、いただきまーすっ。
おかずは、ほぼほぼ定番。
お家で食べているような、宿の朝食らしさがいい。
焼き鮭に味付け海苔、玉子豆腐、油揚げ味噌汁に調理されたオクラ、カボチャにオレンジプラスしたハムエッグ・サラダに香の物。おかわり自由のご飯、みそ汁にキムチもある。
おまけに朝から手造りデザートまで・・。
特に急ぐこともない二日目の朝。
ゆっくり時間をかけていただいた直食後は、会費徴収。
今回の清算は、お一人様1万円ちょっと。
毎年、参加人数は替わるが、会費はほぼほぼ同額に清算できた。
本日も、また行先は昨日と同じ、トイレ設備が嬉しい内原の広地。
出発時間は、午前10時を設定し、それまでは民宿津川で自由行動。
食事の片づけしたねーちゃんらは、親父さんが大切に育ててきた山野草庭園に水やり。
私の大好きな山野草がいっぱい。
セッコクにイワタバコ。
岩つき、苔つきしたセッコク、イワタバコが逞しい。
水やりしたしたばかりの秋海棠(しゅうかいどう)が、愛らしく咲いている。
道路にあがって民宿前に並んで撮る記念写真。
いつもならそうしているが、今年は、その山野草庭園横に並んでパチリ。
いつも、お世話をかけているねーちゃんらも、記念に撮っておこう。
また、来年にお会いしたときに手渡したく・・・。
本日は、昨日と違って、青空が広がる大晴天の日。
空気が旨いし、爽やかな風に触れ合える。
支流滝川の上流へ。
予定より30分遅らせて、出発した。
途中、目に入った農家さんが立てたハザカケ。
刈り取った稲は、天日干し。
この様相、前年の平成30年9月9日にも見た滝川・裏地のハデ。
赤い橋の東側にあった2棟のハデは、見られなかったが、ここは前年同様に干していた。
裏地から、ずっと奥の内原に・・。
家形タープを設営する場所は、内原の広地から離れた吊り橋近くに寄せた。
車も通らない吊り橋前は、直射日光がモロに当たる日が昇る東側に木陰なし、である。
設営をはじめた時間帯は、午前11時半。
なんとゆっくりしたスローペースに、みながそろって作業してくれるタープ立て。
Kちゃんは、みなの足元にシュッシュッ。
日陰のない場でも、虫、虫、虫・・・。
特に蚊が多い。
ときにはアブも飛び回る明るい地に、設営後は蚊取り線香も火を点けた。
暑い日を避けるタープを立て終えたら、早速準備をはじめたお昼タイム。
この日も、総料理長はFさん。
先にいっておくが、お昼の食事は、前日とほぼほぼ同じ。
と、いうのも、二日間の”食”を別々に考えたワケではなく、調理手間を省くために、両日とも同じに。食材は、両日折半。
半々に分けただけ・・・。
そのことを知ったのは、この日の調理がはじまってからだ。
すべては総料理長のご判断でありまする。
おまけにSさんが、自宅からご厚意で持ってきてくれた自家製の鶏の手羽先も半分残した分がここにある。
えー色、見るからに旨そうな鶏の手羽先に艶がある。
味の旨さは前日に食べて賞味済み。
口を揃えて、こりゃ旨いわ。
塩味えだ豆も、昨日に賞味済。
袋入りのまま冷水に浸して、取り出した塩味えだ豆。
本日も美味し、である。
その右横にぱらぱらっと置いたつまみ。
これもまた昨日の残り物。
湿気は含まれず、本日もサククサク・・サクサクサク・・。
いやもう、箸が停まらない。
みなが口にしている間にも手を止めずに調理する総料理長は、一本の胡瓜を取り出してずりずりする塩揉み。
そして包丁を入れた即席つくりのきゅうり揉み。
これがまた美味い。
瑞々しいきゅうりもみも、箸の動きは停められない。
塩味えだ豆も、鶏の手羽先も少なくなってきたな、と思ったところにひょいと追加したソーセージ。
クロスした切り目に四方広げたソーセージもフライパン焼き。
口に入れたソーセージが、パリッパリ。
次は餃子やと二つ目のフライパンで焼いていたのは、Kちゃん。
おっと、そこに居てるお二人さんは、民宿津川のねーちゃん二人。
掃除を済ませてここまでやってきたら、アレぇと思って・・顔出ししてくれた。
上流にある笹の滝は、日本の滝100選に選ばれし、落差32メートルにもなる大滝。
水しぶきほとばしる優美な姿を魅せる笹の滝に、初めて行ってきた、という。
えぇーー、地元なのに、初めてやって・・、ほんまにぃ・・。
私たちが笹の滝に向かった最後は、いつだったのか。
もうずいぶん前になる。
今回で35回目になる十津川遊びのツアー。
平成23年9月に発生した台風12号がもたらした豪雨による影響を受けて、笹の滝に通ずる山道が崩れた。
数年間にわたる難工事に、通行止めしていた山道道路が復旧され、開通したのは平成27年9月だった。
豪雨に遭遇する3年前の笹の滝。
民宿津川に泊まった翌朝。
朝食を摂って、その日、大阪に早く戻られるW家族とともに向かった笹の滝。
初めて来たのは、それよりもっと前。
当時から数えても20年以上も前に見た笹の滝と同じ風景を見ていた平成20年8月31日。
撮った映像は、一眼カメラのKissDigtal Nだった。
そうそう、今なら熱々のできたての鶏の手羽先。
食べてやー、と声かけしたら、即答するねーちゃんに・・。
私ら以上にガッツリ食べてくれた。
最近は、しなくなったが、かつては大鍋料理だった。
初日の夕刻に戻ってきたとき、言われたことは、「あんたら、いつも何、食べてんのん・・」と。
こんなものも、あんなものも入れて、ぐつぐつ煮込んだ鍋料理。
出汁は、あの有名な旭ポン酢が販売している瓶入り”うどんだしの素”だった。
具材は大量のニラをメインに据えて、鶏肉、鶏のつくね、餃子、キムーチ、京揚げ、豆腐、蒟蒻に中華麺。
残った汁で食べた雑炊もまた旨かった大鍋調理は、当初ニラ鍋と称していたが、いつしか十津川鍋と命名した。
手間、段取りができなくなって、今は、簡単にできる男料理になったけど・・。
民宿津川に戻って、美味しい話を伝えたら、私も食べたいわ、といってくれたが、宿まで持ち帰りできなくて、申しワケないことしたが、やっとここに出会えて、よかった、正午丁度の食事タイム。
ねーちゃん二人は戻っていったが、私たちは昼食の続き・・・。
焼けた餃子は、付属にあったタレをどぼどぼかけ。
え―加減に美味い。
次のフライパン焼きは、今回はじめての焼き芋スライス。
甘くて美味しいこのサツマイモは、イオン五條店にあった芋。
1本が100円。
大きくなかったから2本購入。
石焼芋は、ここではできないが、簡単にフライパン調理できるのも総料理長のFさんの教え。
普段、家でもしている男料理の一品である。
次の料理は何だろう。
まな板でトントンきりだした玉ねぎに人参。
先に焼いていた豚肉にどさっと落として、焼き、焼き・・。
味付けは、塩、胡椒だけの肉・野菜炒め。
でも、良く見りゃ振りかけているのは粉っぽい。
そうか、だしの素も入れちゃえ、だった。
これだけでも、十分に旨いと思うのに、まだある重ね焼き。
並行に調理しだした薄焼きの玉子焼き。
紙コップに割って落とした生たまごを溶いて流す。
薄く延ばしてつくる玉子焼き。
えー色、してまんなぁ。
と、思いきや、ぐちゃっと混ぜて、まんま落とした玉子焼き。
はっきり言って、料理名が読めない。
箸を入れて取り出した肉・野菜炒め玉子焼きのせ、とでも呼んでみるかい。
これが意外と、予想以上の旨さ。
まさに男の料理である。
で、どんなところで昼めしをしてたのかいって、こんなとこ。
吊り橋から撮ってみた昼めし会場にようやく山の陰が当たるようになってきた。
時間帯は、午後1時半。
ゆったり寛がせてくれた場から離れなきゃならない。
見上げた空は、真っ青に白い雲。
もうしばらくは、ここに滞在していたくなる長閑な時間帯。
第一次解散に、残り物の清算をする。
一つは、総料理長のFさんが、わざわざ持ってきてくれた生パイナップル。
食後にたべてもらおうと、思って自宅から持ってきた生パイナップルは2個。
重たかったろうに。
昨年も持って来られた生パイナップル。
その年は、食後のデザートでよばれた。
瑞々しい、とても甘かった生パイナップルは、むちゃ旨かったことを覚えている。
もう一つの清算は飲み物。
いろんな缶ビールが残った。
今年の参加者人数で割ったら、一人1本。
割り切れない人の分は・・・。
と、いうことで、缶ビール1本に生パイナップルは、T夫妻に。
残りの8本を分け合った。
最後に仕上げる後片付けも、みながしてくれる。
調理に使ったフライパンやカセットコンロにボウル、まな板、包丁、菜箸などの道具は、次年度にも使うから、まずはクッキングペーパーで汚れをふき取り、次に、スポンジたわしで水洗い。
洗剤は、一切使わず水洗い。
洗剤を使って綺麗に洗うのは、持ち帰ってからである。
ペーパー・アルミ製プレート、割り箸、紙コップ、アルミホイル、クッキングペーパーなどの使い切りの道具は、民宿津川さんからもらった十津川村指定の黄色の透明ゴミペールに収納。
コンパクトにまとまったキャンプ道具は軽バンの荷物室にすっぽり収まる量。
ゴミは、途中に立ち寄るゴミ収集所に収める。
二日間、愉しませてくれた民宿津川さんにお礼を伝えて、いざ出発した時間帯は、午後2時10分。
T夫妻とは、ここで解散し、男6人衆は、滝の湯温泉に浸かり、旅の疲れを癒す。
ここ、滝の湯も、民宿津川でいただいた優待券利用。
入湯料が600円のところ、半額の300円で入湯できるありがたい優待券は有効活用。
熱っつい温泉に汗かき、ほっかほか。
ほてった身体は、和室でゆった冷まして寛いでいた。
お客さんの状況もあるが、この部屋には、足のマッサージ機もあるから嬉しい。
午後2時半に入って、滝の湯を離れた時間は、午後3時15分。
湯につかった身体は、芯から休ませてもらった。
長い距離を走ってきた車。
山を下って、やっとひと息つけられる丹原の地。
三差路に信号待ち。
丹生川に架かる下田橋を渡ったそこは、五條市の市街地。
信号待ちに見る右手は、五條病院。
反対側の左手にある地元スーパーは吉野ストア。
トイレ休憩兼ねて、ちょっとした買い物に立ち寄った時間は、午後4時40分。
例年よりも、1時間、2時間も早く着いた五條市街地。
私の身体状況に気を配ってくれた早い帰着であるが、みなが、自宅に戻るまではまだまだ時間はかかる。
2人を乗せたS車は、近鉄大和高田駅前で解散。
こちらT車も2人を載せて大和郡山市内に。
向かう先に途中までは同じコースだが、お互いの車が、ずっと一緒にならなくても構わない。
と、いうわけで、ここ吉野ストアを2次解散とし、帰路に選んだ道路コースは、吉野川に架かる大川橋を渡り、次に出くわす5車線道にかかる本陣信号から真っすぐ北上。
五條ICから、京奈和自動車道・五條道路利用に橿原曲川経由で大和郡山市内に戻るT車と、御所南ICを下り、西に車を走らせた十字路。
国道24号線の室の信号を右折れしたら真っすぐ北上。
道なりに走ったら近鉄大和高田駅前に着くと伝えていたが、な、な、なんとT車のお尻についてきちゃった。
あれあれ・・。
途中で、見えなくなったS車に手を振ってお別れしたけど・・・。
無事に着いた、と伝えてくれたのは、後日だったが・・。
T車は、橿原北橿原ICから、京奈和道路に乗り込み、郡山ICを下りて、昨日迎えた郡山駅を向かおうとしたら、筒井駅でいい、という。
ま、その方が早く電車に乗れるから、京都まで一直線。
と、いうことで筒井駅解散が午後6時。
そこそこの時間はかかっている。
筒井駅から10分。
大和中央道をまっしぐら。
ようやく着いた自宅帰還は10分後。
下車したAさん、最後の力仕事支援に、荷下ろし。
いっちゃん重たいタープは、2階に運んでくれた。
感謝、感謝の力仕事。
また、次年度もお願いすることになるだろう。
ちなみに民宿津川で解散したT夫妻は、午後6時半に、無事自宅に戻ったと伝えてくれた。
みなが無事に、自宅まで戻るまでは、この十津川ツアーは終わりでない。
みなが無事に戻った、とわかったのは、翌朝に見た電子伝言板に発信したコメントであった。
そこで私が伝えた電子伝言板のコメントは、「~旅の帰還にお礼の詞~ お疲れさまです。当日は、身体がシャンとしない私をいろいろと気遣いや介助?してくださり、ほんま行ってよかったです。おかげで長距離運転も難なく・・証明できたのが嬉しい。Aさんには道具の積み替え、積み下ろしなどを支援してくださり感謝申し上げます。来年は、もっとコンパクトにフライパンをメインに整備・・と、思いましたが、ゴーヤソーメンチャンプルーを是非食べたいと意見がありましたので、以前も使っていた中型の縦型鍋くらいなら・・と思っています。食事の量(内容)、飲み物の量(種類)・・・も再検討の余地、いっぱいあったかと思います。さらにワイガヤできる来年のための、ご意見、希望・・忘れないうちのいろいろお願いします。今年の記念写真。2枚、とりあえず貼り付けておきます」~
遊び疲れた翌日の2日はぐったり。
寝込みもよくすやすや就寝。
気持ちのいい朝を迎えられたのが嬉しい。
それにしても2日の気温は、33.9度。
使用した道具の洗いに乾燥はあっという間に終わった高気温。
3日はさらに暑くなった・・、と付記しておこう。
(R1. 9. 1、 2 SB805SH撮影)
(R1. 9. 1 EOS40D撮影)