山添村の秋祭りは第二日曜にされる地域と第三日曜にされる地域に別れている。
前半は管生、室津、桐山、北野、大塩、西波多の上津と下津に遅瀬など。
後半は春日、三ヶ谷、切幡、岩屋、峰寺などだ。
まだ調べていない地域もあるのだが岩屋の行事について尋ねてきた。
岩屋の宮さんの行事は毎月ある。いわゆる月次祭で「さへ」とも呼ばれている。
さへは長老たちが2人交替でお参りをする。
村の神主は宮守さんと呼ばれている一年神主。
11月1日はさへの日でそのあとは元服祭が行われる。
当人が接待する日だそうだ。
それが終われば次の宮守を決める式典。
長老たちが決めるのだが、実際はすでに決まっている年齢順。
宮守は12月31日に役目を終えていたが今は3月31日。
ある年に宮守さんが不幸になったそうだ。
それからは3ヶ月ずらしたそうだ。
当家も家の順になっている。
かつては茶碗にクジを入れて引きあげる茶碗籤。いわゆるフリアゲだったそうだ。
10月の第二日曜はゴイシ(御石)洗い。
朝早くから掃除にあたる。
そのころ村の人たちが順繰りにやってきて燈籠下にある玉石を洗うのだ。
じゃぶじゃぶと洗うのは蛇口の水。
でてくるのは井戸水だ。
岩屋は80軒ほど。
昼過ぎまでかかるという村人の奉仕作業だそうだ。
秋祭りは元々に祭礼されていた16日から17日に近い日曜に替わった。
氏神祭(本祭)には座入りの儀式が行われる。
17歳の男子(戸主の後継者の男の子)と村入りした婿養子が対象になる。
酒の肴に膳が用意される。これが堂下(どうげ)と呼ばれる祭典のお手伝いで3人いる。
膳の中身はエダマメ、コンニャク、モチ、ザクロ、カキ、ジャコ(雑魚)などだそうだ。
宮守さん家の婦人の話ではゴーシンサンや山の神があるという。
山の神は11月7日。昼過ぎに集まる。
その夜は夜籠もりをするらしい。
(H22.10.15 SB932SH撮影)
前半は管生、室津、桐山、北野、大塩、西波多の上津と下津に遅瀬など。
後半は春日、三ヶ谷、切幡、岩屋、峰寺などだ。
まだ調べていない地域もあるのだが岩屋の行事について尋ねてきた。
岩屋の宮さんの行事は毎月ある。いわゆる月次祭で「さへ」とも呼ばれている。
さへは長老たちが2人交替でお参りをする。
村の神主は宮守さんと呼ばれている一年神主。
11月1日はさへの日でそのあとは元服祭が行われる。
当人が接待する日だそうだ。
それが終われば次の宮守を決める式典。
長老たちが決めるのだが、実際はすでに決まっている年齢順。
宮守は12月31日に役目を終えていたが今は3月31日。
ある年に宮守さんが不幸になったそうだ。
それからは3ヶ月ずらしたそうだ。
当家も家の順になっている。
かつては茶碗にクジを入れて引きあげる茶碗籤。いわゆるフリアゲだったそうだ。
10月の第二日曜はゴイシ(御石)洗い。
朝早くから掃除にあたる。
そのころ村の人たちが順繰りにやってきて燈籠下にある玉石を洗うのだ。
じゃぶじゃぶと洗うのは蛇口の水。
でてくるのは井戸水だ。
岩屋は80軒ほど。
昼過ぎまでかかるという村人の奉仕作業だそうだ。
秋祭りは元々に祭礼されていた16日から17日に近い日曜に替わった。
氏神祭(本祭)には座入りの儀式が行われる。
17歳の男子(戸主の後継者の男の子)と村入りした婿養子が対象になる。
酒の肴に膳が用意される。これが堂下(どうげ)と呼ばれる祭典のお手伝いで3人いる。
膳の中身はエダマメ、コンニャク、モチ、ザクロ、カキ、ジャコ(雑魚)などだそうだ。
宮守さん家の婦人の話ではゴーシンサンや山の神があるという。
山の神は11月7日。昼過ぎに集まる。
その夜は夜籠もりをするらしい。
(H22.10.15 SB932SH撮影)