マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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池之内町八幡神社の注連縄は簾型注連縄の名残か

2021年09月20日 09時35分06秒 | 大和郡山市へ
大和郡山市内の注連縄調査落ちしていたのか、この日になってはじめて気がついた池之内町八幡神社の注連縄。

道路走行中に・・あれぇ。

すぐさま停められる場所に車を停車し、慌てて急行した。

水平に架けていた笹の竹。

垂直に立てているのもまた笹の竹。

東山間で拝見した造りとはまた違うように思えた形。

据えた笹の竹に沿って藁作りの注連縄を張っている。

シデは4垂れ以外なにもない。

一般的な注連縄の形は拝殿に掲げている。

さて、その垂直立ての笹の竹である。



下部に目を落とすと梅の木に赤葉の南天。

松は・・・・埋めたわけでなく、この地に植生している松だった。

門松の松は境内に植えた松そのもの。

水平に据えた笹の竹を眺めていてふと思った。

かつては簾型に編んだ藁を垂らしていたのではないだろうか。

眼を閉じると、不思議に瞼に浮かぶそこに簾型の藁〆が見えてくる。

(R2. 1. 6 SB805SH撮影)

はま寿司大和郡山下三橋店の濃厚!北海道味噌ラーメン

2021年09月19日 09時46分50秒 | 食事が主な周辺をお散歩
入院しているおふくろに持っていくミカンとバナナ。

味のあるものが欲しいというから病院スタッフの看護師に許可取り。

疾病なければ良いという判断が嬉しい。

午後に着くよう出かけた行先は回転寿司チェーン店。

近場にあるはま寿司大和郡山下三橋店。

新聞チラシにあった8日までのサービス券利用で決めた食事処。

入店してすぐに尋ねた利用条件。



左端にある「寿司一皿無料」だけが色合いが違うのは、なぜもあって聞いた回答は、この券は右3枚のうち1枚のサービス券と併用できる、ということだ。

この日の主目的は回転寿司でいただくラーメン。

今流行りの寿司店でラーメンを食す。

期間限定販売している「濃厚!北海道味噌ラーメン」のお味をいただこうと訪れた。

とりあえずはタッチパネルのメニューにあるのか、それとも売り切れてもうないのか・・。

あった。通常価格が380円のところ50円引きの330円。

お値打ち価格で美味しいと評判の味噌仕立てラーメンをいただきにきた。

タッチしてから一通りぐぐってみる寿司メニュー。

にぎりに軍艦。

つまみもあるが、本日無用。

流れる回転レーンで配膳される。

目の前を通りすぎる寿司皿。

のっている寿司ネタのほとんどが注文品。

到着寸前に近づいたお知らせ音色が鳴るが、どれが注文した商品なのか、実にわかりにくい。

失念したら流れていく注文ネタを追っかけなあかんが、それは無理。

一回り一周してくるまで待ってなきゃならん。

こんなに神経を使わなあかん回転レーンは心臓に悪い。

いつ来るのかと待っていた味噌ラーメン。

なんと背後から聞こえた店員さんの声。

「お待たせしました」に振り向く。

液体もんは倒れて汁気を零してしまうリスクを避けての店員さん配膳。

ひとまず食べようと思って探してみるが、見当たらない。

店員さんに尋ねた胡椒の有無。

ありません、という悲しい回答。

ラーメンにつきものの胡椒なくて、どうすんねんや。

かっぱ寿司は、常時置いていないが要求したら持ってきてくれはる。

ない、ことそのものが問題、と感じないはま寿司。

店員さんも顧客の「要求」がなんであるのか。

クレームをクレームで片づけてしまう姿勢が会社の問題なんだ、と気づいてほしい。

さて、お味はどうか。



レンゲで掬って味わうスープ。

味噌、味噌していないあっさりスープであるが、味は美味い。

とろけるようなスープ味に麺を絡ませて・・・・。

おっと、箸が滑って麺が滑り落ちる。

何度もトライするが、まぁなんと滑る、滑る。

これはいかん。

次回に入店する機会があれば、絶対に持参したいマイ箸。

なんとか口に入れてカムカム麺。

コシはきっちりあるしスープ絡みもいい。

滑る箸は許せんがお味はいける。

刻みネギよりも白髪ねぎの美味いこと。

絶品は半切の煮味たまご。

食感、つるっと喉越しむちゃ美味い煮味たまご。

単品、別売りしてほしいくらいの絶品味である。

チャーシューも良か味。

グッド、グッドな濃厚!北海道味噌ラーメンに辛みをプラスしたらもっと旨いだろうな。

余韻に浸ることなくタッチした150円のカキフライ軍艦

かれこれ何度も家族連れでよく来たはま寿司。

季節もんのカキフライが食べたくなったらはま寿司行き。

ようやくカキフライの季節がやってきた。

タッチしてから待つこと数分。

揚げ物は時間を要する。

期待膨らむカキフライ軍艦はタルタルソースのせ。



フライにタルタルだけど玉ねぎ食感が弱い。

味はあるから良し、として食べたカキフライ軍艦。

見た目は小ぶりだったが、口に入れようとしたら入らん。

大きく、大きく広げた口になんとか収まったカキフライ軍艦。

ジュワッとくる牡蠣汁。

海の香りはしないが旨味たっぷり。

サクラク感たっぷりの衣が揚げた牡蠣に混ざったこの味がたまらん。

思わず唸った「かきうま」。

2個で150円は、味もお得だし、ほんまにお得を実感した。



次のタッチは、平日が90円のピリ辛まぐろユッケ軍艦。

ぶつ切りまぐろをどっさりのせたユッケ軍艦。

安定感のない軍艦巻きに癒される。

お味は見た目通り。

なにがって・・・。

ピリ辛がまったく感じない残念な味だが、まぐろの美味しさに助けられて、これもグッド。

これで〆たいが、お腹が要求したトリのタッチは、平日が90円のから揚げ軍艦。

これもまた時間のかかる揚げ物。

かっぱ寿司の揚げ物は、こんなに遅くない。

えっ、もう来たの、と思えるくらいの早さで届く。

さて、見た目がチキンナゲットのようなから揚げ軍艦は、どうなん。



マヨマヨにガリも一緒に口に入れた。

下味ないのか、旨味乏しい。

スカスカではないが、油で助かっているから揚げ軍艦

ほんま、これもまたかっぱ寿司の単品売り唐揚げを一度食べてみぃや。

そうそう、一言付け足し。

ガリがあきません。

不味いとまではいかないが、ガリ本来の味が・・・。

(R2. 1. 6 SB805SH撮影)

平城地区三社の注連縄

2021年09月18日 10時15分39秒 | 奈良市へ
Y氏が伝えてくださった奈良市北部周辺の神社。

平城地区に跨る三社の注連縄のそれぞれ。

実物、実態の注連縄を拝見したく、取材を終えた天理山間部から山下り。

目的のものが消えてなくなるわけではないが、大和郡山市内の神社に掲げるしめ縄の変貌を拝見しただけに・・・。

ことがことだけに気も早くなる。

ただ、取材地だった下山田・広出垣内は、三が日を終えた4日に飾ったしめ縄を下す。

各家で迎えた歳神さん迎えの注連縄は、5日にとんどで燃やされた。

当地だけでなく、4日に注連縄を下す地区はままある。

そのことを知っているだけに気も逸る。

到着した神社は、目的地とは違っていた。

しばらくぶりに訪れた神社は奈良市内・秋篠の八所神社。

焦りがそうしたのか、入る道はまったく違っていた。

次もまた違っていた中山の八幡神社。



ここも目的地ではなく、もう一歩足らずであるが、掲示されていた中山地区のとんど行事の日時がわかった。

ちなみに後日にY氏が連絡してくださった中山八幡神社。

正月に訪れたらしく、稲穂を垂れのあるしめ縄だった・・と。

常院寺所在地からすぐそこにあった押熊の八幡神社。



Y氏がFBで教えてくださった簾型注連縄があった。

この三社は春に豊作を願う予祝行事がある。

いずれも過去に取材させていただいた三社であるが、注連縄の存在までは不知だった。

見事な造りの簾型注連縄。

他所では見られない稲穂をもつ注連縄だった。

近くにおられた畑作業のご夫婦に聞けば、クリスマスを過ぎたころにみなが集まって作っていた、というだけに、来年、いや今年のそのころに寄せてもらおうかな、と思ったりもする。

(R2. 1. 5 SB805SH撮影)

セブンイレブンの旨辛ホイコーロー焼きそば

2021年09月17日 09時28分49秒 | あれこれテイクアウト
取材を終えて天理の山から下ってきた。

丁度の昼どきに選ぶ食事処。

天丼でも良いし、うどんでも良い。

そう思って両店舗がある通りに車を走らせる。

先月だったら天丼店のさん天にするが、手持ちの券はない。

スルーしたすぐ近くにあるうどん店・・・が、ない。

代わりにあったのはいきなりステーキ店。

残念な店もスルーして直後に見つかったコンビニエンスストア入り。

美味しそうな商品漁りに目をキョロキョロ。

で、見つけた旨いもんが、460円の旨辛ホイコーロー焼きそば

焼きそばにホイコーローを絡ませた商品なんて、これまであったっけ。

たぶんにないと思うこの味はどんな味の焼きそば。

期待膨らむ旨辛ホイコーロー焼きそばはレンジでチンしてもらって車中食。

熱々の焼きそばにひと工夫の仕掛けがある。

具材と麺を別々に分けていた透明シートは食べるときに外す説明がある。

「フタをはずしてからシートをお取りください 引く」。

ただそれだけの説明文。

方法は突起部を摘まんで蓋が浮かないようにしっかり押さえて引き抜く作業。

これが実に難儀なことだった。

一発でするっと抜けてくれないシート。

少しずつ左右にヨレヨレして、ぐぐっと引き抜いた。

あれぇ、である。



引き抜いたシートに付着していた旨辛タレがべっとり指につくやないか。

おまけにそのシートをゴミ箱に捨てるときにもタレが手に付着してベタベタ汚れ。

これってやり方間違ったのかなぁ。

そのややこしい手順があるとは・・・。

実食されたブロガーさんとかインスタグラムアップした人たち。

誰一人そんなこと書いていないってどういうこと・・。

ベタベタトラブルはさておき、お味は実に旨い。

具材が旨味たっぷり。

ほぐれやすかった中華麺に絡めて一様になったところでがっつりいただく。



麺は固めんでもないし、焼き麺でもないが、コシが強い麺。

タレに具材が絡んでむちゃ美味い。

キャベツはごろごろ。

歯ごたえ十分に返ってくる芯キャベツ。

意外とこれが美味いんだな。

玉ねぎはしっとり甘い。

この美味さはタレにある。

野菜炒めに絡めたタレは甘辛味噌タレ。

豚バラ肉も甘辛味噌炒めたもの。

ラー油の効果もあって実に旨い。

タレさえあれば自宅でも作れそうな旨辛ホイコーロー焼きそば。

麺量はどれくらいなんだろうか。

ケッコーなお味に具だくさんの焼きそばでお腹を満たしてくれた。

機会があれば是非とも再会したい旨辛ホイコーロー焼きそばである。

(R2. 1. 5 SB805SH撮影)

入院日に食したデイリーヤマザキストア田北病院店のご当地麺紀行・レンジきしめん

2021年09月16日 09時29分01秒 | あれこれテイクアウト
昨年の12月21日。

通所サービス施設でのこと。

リハビリ療法士によるリハビリ運動が原因と思われる痛み発症。

念のためと自宅に来てくれたケアマネージャーの診立ては急を要する状態でもないと判断した。

大晦日から正月三日間は我が家で過ごしていたが、痛み箇所がぐるぐる回っている、と申し出た。

ロキソニンでなんとか腰痛発作を抑えていたが、医師の診断を仰ぐことにした。

年末の30日。

大阪に住んでいたおふくろを連れてくる前に確認していた整形病院の年末年始の開院日。

正月三が日明けの4日。

MRI検査結果ではっきりわかった痛みの原因は、第3頸椎の圧迫骨折だった。

即、入院の身となったおふくろ。

正月気分に浸った三が日。

お屠蘇気分もぶっとんだ。

入院手続きにベッド確保。

検査もいろいろあって食事どきを逃した。

おふくろもかーさんもお腹はぺこぺこ。

看護師の許可を得て購入した昼食。

二人は食べやすいおにぎり。

好みのおにぎりをパクパク食べる。

私は汁気を吸収したいので麺類にした。

院内地下にあるデイリーストア。

時間帯は午後2時前。

弁当棚はほぼほぼすっからかん。

そんな状態だった棚にあった「美味しい愛知」当地麺紀行・レンジきしめん。

きしめんは大好物だけに嬉しい商品が見つかった。

税抜き298円のレンジきしめんはお店のレンジでチンしてもらう。

コンビニエンスストアにイートインはあるが、今回は持ち帰り。

病室で3人揃って食べるが、窓際でもない部屋は暗い。



照明はあるもの光量は抑えているから美味しそうには見えない。

ズルズルと麺を吸う音も同室の患者さんに迷惑になる。

箸で持ち上げた麺は口にもっていって食べる。

麺は吸わずに食べるのって、ちと難しい。

おふくろの検査などをしてくれる看護師さん。

終わるまで待っていたら汁気が少なくなっていた。

どっぷりあったかどうかわからないが、ふやけたようにも見える名古屋名物のきしめん。

味は美味い。

かつを出汁が効いているきしめん。

味も濃い上に旨味もある。

多めの揚げさんにカツオ節。

青菜も盛っているきしめん。

難点はとにかくずるずる音を立てずに食べないといけないから味わいは半滅。

病室では仕方ないこと、で・・・。

(R2. 1. 4 SB805SH撮影)

南田原・長谷町のきりつけ地蔵に願掛け足痛除け

2021年09月15日 08時08分02秒 | 民俗あれこれ
正月行事に伺った奈良市長谷町。

「ハチ」とも呼ばれる神さんの茶碗にイタダキの膳などを見せてくださったT家。

民俗の話題のひとつ。

T家に来る途中に見た草鞋に思わず急ブレーキ。

車から降りて撮った草鞋はたぶん足痛まじないの願掛け。

つい最近か、若しくは今日なのか。それほどに新しい草鞋。

市販の草鞋でなく、手つくりしたものであろう。

あそこにあった摩崖仏があるところだろう、とTさん。

そうそう、そうなんです。

板でつくった生垣に、正月を迎えたしめ飾りもしていたその場にある樹木に吊るしていた草鞋は一足のみ。

一対二足の草鞋ではなかった、と伝えた。

そうか、あったか。

正月前には見なかったという草鞋。

弥勒さんに、阿弥陀さんを彫った摩崖仏は白砂川の上流地にある。

村では、その摩崖仏を、きりつけ地蔵と呼んでいる。

よく見ればわかるのだが、摩崖仏に大きなひび割れがある。

阿弥陀仏でなく、弥勒菩薩である。

右から左へ刀を下ろした傷痕。

まるで切りつけられたように見えるひび割れ現象の状態からきりつけ地蔵と呼んでいる。

そこには、かつて多くの人が草鞋を吊っていたそうだ。

それこそ20足もあった、という情景を頭の中に映像。

弥勒さんに、阿弥陀さんを彫った摩崖仏は、奈良市が平成2年に指定した有形文化財。

史跡指定名称は「南田原摩崖仏」。

走行中に気づく人たち。

思わず足を停めて拝観、ブログに搭載する人も何人かおられる。

うちおひとりがとらえた映像は平成31年6月2日訪問・撮。

私が拝見した日から6カ月後の映像は摩崖仏だけをとらえていた。

石仏に興味をもたれる方であろう。



その方が、とらえた画像に写りこんでいない願掛けの草鞋。

暮らしの民俗には、意識を投入されなかったようだ。

また、あるコメント者は、「・・・地元の方の情報では、石仏に残る斜めのひび割れは、むかし剣豪が試し斬りをした跡とのことで“切りつけ地蔵”と呼ばれているそうです。また、秀吉の大阪城築城の際に石垣の石が足りず、この岩を使うことになったが、地元の大切な信仰対象とのことで取り止めになったという逸話も聞きました。」と書き込んでいた。

剣豪に大坂城築城に石垣云々もTさんが話していたことと一致する。

同じ話者でなく、他の話者が話した逸話かもしれないが、これもまた暮らしの民俗でもない。

特に剣豪が切った大岩なんていう逸話は、そこいらじゅうにある。

例えば、柳生の剣豪こと、柳生石舟斎が刀で切断したという、大岩の一刀石ストーリーも、その一つにすぎない。

弘法大師が杖を搗いたら水が噴き出したという事例もまた多い。

(H31. 1. 2 EOS7D撮影)

小林町・新車の軽トラに注連縄

2021年09月14日 10時17分42秒 | 民俗あれこれ
おせち料理を食べきったから買い出しに出かけた大規模スーパー。

駐車場でばったり出会った大和郡山市小林町の住民。

なにかと村の行事に毎度世話かけてもらってきた2人の高齢女子に明けましておめでとうさん。

はっと気がついたナンバープレートに注連縄。

そういやずいぶんと減ったもんだ。

実際、市中に何台が登録されているのだろうか。

かつては所有する自動車どころか、農家ならトラクター、耕運機に農小屋にまで注連縄かけ。

今でもそうしている家は山間地旧村に多く見られる。

杖つきの身体にいつも同乗している高齢女子のHさん。

「今でもそんなことしてんねんなぁ」っていうが、Hさんも農家をしている。

「おまんとこは・・」と言いかけたHさん。それを聞いたSさん。

「おまんとこ・・」って、そういうのは、あんただけや、と返す。

それはともかくSさんの軽トラは新車。

お願いしていた2020年東京五輪エンブレム

正式には「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様ナンバープレート」というそうだ。

有料で購入できる江戸の伝統「市松模」がモチーフにしたエンブレム文様は「組市松紋」。

図柄はとても気にいっている。

(R2. 1. 3 SB805SH撮影)

肉工房千里庵の肉そば

2021年09月13日 09時12分03秒 | あれこれインスタント
産直市場のよってって大和小泉内に店舗をもつ肉工房千里庵

以前、年末大晦日に牛肉を求めて買ったことがある。

よってってで購入するのは野菜に果物がほとんど。

あれば買ってしまう泉州の水ナス。

また、美味しくてお安く販売している店内作りの広島焼き

盛り盛りの350円で味わえる。

で、お肉であるが、この日の買いは年越しそば。

チラシにあった肉工房千里庵の肉そばは税抜き498円。

数量限定売り切れ御免と客を煽る。

“「肉屋にしか出来へん安くて旨い肉そばをつくりたい」そんな社長の口癖が千里庵の肉そばを生み出しました。こだわったのは牛肉の旨味。一度食べたら癖になる。だしはこってり飲み干し注意”、とある。

試し味わいに買った肉工房千里庵の肉そばは箱入り。

本来なら、家族揃って大晦日の夜。

除夜の鐘が鳴るころに食べる年越しそば。

同夜に食べていたすき焼きに満腹状態。

夜の食事はいつも遅い。

大晦日の夜であっても食事開始は午後8時。

食べ終わる時間も遅くなるから、年越しそばはもう入らん

お腹が、受付御免と注意信号を発令していたが、家族4人は蕎麦の量を半分にして巨大海老天蕎麦を堪能していたが、無理無理・・。



この日の昼食にようやく登場した肉工房千里庵の肉そば。

冷凍食品だから日持ちは長い。

長いこと待ちたくない肉屋の肉そば。

作り方説明をいくら読んでもわからない点が多々ある。

生ラーメンとかインスタントカップ麺とは違う表現。

何度読んでも頭に入らない説明にイライラ感が募る。

これまで冷凍うどんはいくらでも食べてきた。

それと同じ要領なのか、蕎麦だけに違うのか、それとも肉屋だからちょっと特殊なのか・・。

沸騰した湯に入れて取りだすタイミングだと思われる15秒~30秒。

うーん、それでいいのかな。

うどんの場合は茹で過ぎてもまず問題はないが、蕎麦は茹で過ぎたら悲惨。

蕎麦麺は難しい。

沸騰した湯に冷凍そば麺を入れるといっぺんに冷める。

再び沸騰するまでは多少の時間がかかる。

ぬるま湯に浸かる時間によって蕎麦麺がヨレヨレになる。

腑抜けなコシの蕎麦麺の時間は、どの時点から引き上げる15秒~30秒なのか。

起点がわからないから冷凍うどんの場合と同じようになってしまった。

液体出汁は袋入り。

麺椀にたらしたところに300mlの熱湯を注ぐ。

そこへ湯がいた蕎麦麺を湯切りして入れる。

具材は刻みネギと・・・。

肉屋が用意していた牛肉パッケージ。

赤身の牛肉をパッケージング。

そのまま蕎麦をいれた椀に落とすのか。

生の状態の牛肉を入れて食べるには、ちょっと問題。

はた、と思って湯がいた残り湯を急いで沸かし、そこに牛肉パッケージを湯せん。

再沸騰するまでは多少の時間がいる。

そこまで待っている間に椀に入れておいた蕎麦麺は・・・。

そう、牛肉の扱い方はどこにも書いていない説明文。

感で作るしかない肉工房千里庵の肉そば。

湯せんした牛肉を絞り出すように落とした牛肉。

多少の赤身は残ったが、混ぜてしまえばちょっとはマシになる。

悩みに悩んでできあがった肉そば。



袋から取り出してから10分もかかっていたからであろう。

蕎麦麺はややコシが残っているも、全体的にふにゃっとなったが、出汁が美味い。

ただ、蕎麦の香りもしない蕎麦麺はどうでもいい。

とにかく出汁がむちゃ美味い。

牛肉、そりゃぁ美味いに決まっとる。

生肉っぽかったが、それなりに美味しい。

さすがの千里庵といいたい。

食べ終えてから気づいた七味忘れ。

一層、美味しくいただけただろうに。

ところで千里庵の冷凍メニューはいろいろある。

売り場に並んでいた牛そば以外にあった、それはかすうどん

食べてみたかったかすうどんであるが、牛そばを味わってみてからでは萎えた。

かすうどんでないが、我が家で作る冷凍うどんに肉匠たけ田が提供する油かすを入れて食べるかすうどんとどっちが旨いか、勝負してみたい。

しかーし、である。

食べ比べしなくとも、結果は明らか。

もう見えている。

(R1.12.28 SB805SH撮影)
(R2. 1. 3 SB805SH撮影)

残り汁を愉しむすき焼きうどん

2021年09月12日 08時32分26秒 | だんらん(正月編)
大晦日から元日に食べた料理が若干残った。

残り物は翌朝の朝食行き。

普段でも、そういう場合はままある。

あっさり食事は実にシンプルであるが、味は濃い。

それから3時間後は、早くも昼食に移る。

大晦日に食べたすき焼きの残り汁利用の昼食である。

すき焼きを食べ終わった翌朝は必ずといっていいほどに登場するすき焼きうどん。

かつてはすき焼きの残り麺は一般市販品の中華麺で、すき焼きラーメンをしていた。

また、袋入りインスタントラーメンの麺だけを利用するインスタントラーメンすき焼きもしていた。

特にこれが旨かったインスタントラーメンすき焼き。

スープ付き袋麺が発売されて間もないころ。

時代はいつだったっけ。

思い出せないほどの昔、昔。

バラック小屋と見間違えるほどの木造市営住宅に住んでいた子どものころ。

当時、いちばんよく食べていたのはサッポロ一番だったように思える。

チキンラーメンはあかんし、ワンタンメンも。

スープは別途に付いていた粉スープ。

そのスープは使用しなかったけど、何に使っていたかは記憶にない。

スープは無用のインスタント乾麺。

湯を沸かして戻しておく。



すき焼きを食べ終わった、その晩に食べていた残りすき焼きで作るインスタントラーメンの乾麺をひたひた炊いてできあがり。

ほんまにこれがいちばんに旨かった。

今朝は、それでなくうどんの乾麺タイプ。

今ではいろんなメーカーから出ている乾麺。

利用する度合いは多い。

これも旨いほうの乾麺うどんのすき焼き。

ぺろぺろっと食べきった。

(R2. 1. 2 SB805SH撮影)

元日取材を終えたその晩の食事

2021年09月11日 09時46分55秒 | だんらん(正月編)
大和郡山市上三橋のオウガイ、天理市山田町の下山田・東村薬師寺のオコナイ、大和郡山市今国府の民家並びに杵築神社のしめ縄などの取材を終えて、自宅に戻った。

晩食は午後8時。

元日祝いのお酒をようやく口に収めることができた。

美味しいお酒は、取材先の宮司さんからいただいた奈良・五条市の山本本家醸造の「松の友」

呑めば飲むほど酔いつぶれていくような陶酔感。

天井がぐるぐる回る前に食べておきたい林裕人監修の超特大宝船

長男夫婦が東京へ戻ってからのお節。

家人もお昼にちょっと口にしたらしいが、たっぷり残っている。



美味しい林裕人監修の超特大宝船であるが超後期高齢者の口には箸が動かなかったようだ。

お節も一日中食べておれば飽きもくる。

そこに登場した焼き立てのブリの照り焼き。



前夜の大晦日に食べたブリのお造りとは別にしていた切り身。

脂がのっているし、厚みのあるブリの照り焼きこそ極上の味だった。

食べきるところまではいかなかったが、とても満足した元日。

晩食を終えた夜9時以降は、日本酒「松の友」を肴にFB通信。

正月通信に応えた明けましておめでとう・・・・のまんま寝床行き。

(R2. 1. 1 SB805SH撮影)