いくつかのショップを歩きますが、それはそれぞれの微妙なお進めの違いで、見落としてしまうルバムがあるからです。
久々に銀座のショップに行ったら信頼をよせるベーシストのよさそうアルバムを見つけて購入です。
ベースはあまり多くのアルバムで会っていませんが、エンリコ・ピエラヌンツィの“ライブ・イン・パリ”のベーシスト、安定ある実力者です。そのゲインがプロデュースしたこのアルバムはピアニストBert van den Brinkとのデュオでライヴの模様です。このピアニストとは結構一緒に演奏していて、「between us」というトリオアルバムをもっていました。そのアルバムはかなりよいのですが、ずいぶんタイミングはずして買ったので去年暮れのお掃除記事で使いました。
1曲目はビーチ・ボーイズのリーダーの曲、硬質な形で始まりますがこれが素晴らしいピアノソロ。音がまず素晴らしい、クラシックの小品のような格調と伝統的なジャズハーモニー、まるで横にピアノがあるみたいです。
2曲目は短いピアニストのインプロ。
3曲目はちょっとモンクを感じるスタンダードを素材にしたピアノのソロインプロヴィゼーションの感じ、マイファニーが出たりしながら最後にタイトル“Stella By Starlight ”のたどり着きます。
4曲目はスカルラッティのソナタ、これもピアノソロ、美しい曲があるものです。
5曲目も短いインプロでベースが出てこないので不安になってきました。
この曲はピアニストとベーシストの共作というか短いイントロのようで、その曲が6曲目に続きやっとベーシストゲインの登場です。
ウッドベースのとても良い音は久しぶりの感じです。
7曲目ゲインのオリジナルはピアノのハーモニー古くはないけどJAZZの伝統が感じるようなはが広がりを感じます。引き続くベースソロの音程の正確なことうなります。
8曲目もゲインの美しいオリジナル、ゆったりと低いベース音のソロ、ここのところ聴いていなかったと思います。
ピアノのメロディも美しく、会場も私も息が詰まるほどです。
9曲目、これもおなじみのテーマは後半ベースよって出てくると、それを引き取ったピアノがこのテーマを昇華させていくような見事な展開。
大きな拍手のあとなのでアンコール曲でしょうか、“My Funny Valentine ”正調ベースがすぐテーマを正確な音程で、これを聴くと、このアルバムとても信頼できる人に協力してももらったベースのアルバムです。
だから最初はずっとその信頼するピアノだけ、そして2人になれば息もぴったりの素晴らしいアルバムでした。
Friendship / Hein Van De Geyn Live At The Muziekgebouw Song
Bert van den Brink piano
Hein Van de Geyn bass
1. God Only Knows
2. Improvisation In Thirds
3. Stella By Starlight
4. Sonata For Harpsichord In F Minor
5. Improvisation In Fourths
6. Audacious Adventure, An
7. hazy Hugs
8. Northsea Night
9. You & The Night & The Music
10. My Funny Valentine