JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

じいちゃん再び  Live / S・Grappelli & D・Grisman

2009-07-02 21:48:05 | 聞いてますCDいいと思う


ステファン・フラッペリに関しては以前にいつもおじいちゃんみたいに感じていたと幾つかの記事にしたので、もう新しくアルバムを買おうとは思っていませんでした。
中古屋さんでみていたら、ジャケットがなんとも楽しそうで、おじいちゃんのぐらっぺりと若いギターが移っているので、ロックっぽいギターと共演でもしたのかと、ギターリストは知らないけれど買ってみました。
このギターと思ったのはフラットマンドリンで、リーダーのデヴィッド・グリスマンが作ったドーグ・ミュージックという、ジャズやスウィング、ジプシー、ラテンなどのとブルーグラスを融合させた音楽に尊敬するS・グラッペリを招いた1974年のライブの模様です。
1曲目「ミスター・バイオリン」と紹介された後の演奏はマンドリンとバイオリンのマヌーシュ・ミュージック、で始り、66歳のグラッペリは音に張りがあり一安心です。
2曲目はおなじみの曲で、LIVEが和んでいくようにする演奏のようです。
3曲目グラッペリのソロからリズムが入るとこれはゆったりとした“Misty”でこれもおなじみ、マンドリンソロが雰囲気を変えます。
4曲目が“Sweet Georgia Brown”、LIVEはどんどんと熱を帯び始めます。
5曲目マイク・オコナーとの2バイオリンで始まる曲は、インリズムになると白熱のバトルに進展します。
6曲目、なつかしのロブ・ワサーマンの4ビートベースが効いて、モダンさが増す“Satin Doll”カントリーロック調のピックアップギターのメロディがうれしい、こうゆうの聴きたかった。
7曲目そのまま白熱した演奏が続いきます。
最後はD・グリスマンの3曲のオリジナル・メドレー、熱を冷ますような哀愁たっぷりの“Tzigani”ではじまり、これもまた良い、ところが次の曲では熱がぶり返し、哀愁と混沌となって大団円を迎えます。
凄いコンサートだったのでしょう、熱がつたわります。
おじいちゃんの思い出がまた一つ残りました。

Live / S・Grappelli & D・Grisman

Stephane Grappelli violin
david Grisman mandlin
Mike Marshall mandlin, guitar on 5
Maarl O'connor guitar, violin on 5
Rob Wasserman bass
Tiny Moore el mandlin


1. Shine
2. Pent-Up House
3. Misty
4. Sweet Georgia Brown
5. Tiger Rag (Hold That Tiger)
6. Satin Doll
7. Swing
8. Medley: Tzigani/Fisztorza/Fulginiti
コメント
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