Max Ionata、マックス・イオナータは最近知ったミュージシャンです。気力十分なblogでのお仲間が精力的に(実に精力的に)応援するので、影響を受けてしまいました。
ここで買った二つのアルバムとも参加です。
こちらはリーダーアルバムなので、一番売りたい線を作ったのでしょうか、これが日本のレーベルですから、そんなこと可能なのかとちょっと不思議ですた。
JAZZファンの方はどこでも一緒なので、イタリアでも日本でも感覚に差がないのでしょうか。
その差などまるでないような、ボッソとイオナータのユニゾンは、力みもなく始まりです。
albore Jazzという日本のレーベルのアルバム、何枚目でしょうか、素晴らしい企画をきちんと形にしていることに畏敬を覚えます。
これからもぜひがんばっていただきたいとおもいます。
2曲目、Bossのソロもとても朋友のアルバムの力を入れるようなソロですが巨p区はちょっと単純。
3曲目“Shiny Stockings”このような曲を思い切り良く吹くのがイタリアの魅力でしょうか、ピアノのマンヌッツアのソロがとてもグルーブを知った演奏です。
ハイ・ファィブ・クインテットはイタリアのブルーノートが作ったグループ、これは売れるだろうと思いました。
ではこちらのグループの受け狙いとは少し違っていタイムと即興のほとばしるインプロヴィゼーション、ミュージシャンが昔に求めたものが、今現実に行われているのです。ロリンズとか、ホーキンスちかズートを感じ入る暖かいフレーズです。
だから古いフォームの5曲目バップをテーマにした曲、ヴォーカルのスキャットが間に挟まってもそれは私はどちらでもと思いましたが、イオナータのソロフレーは素晴らしい、この人落ち着いたテンポのフレーズに魅力を感じます。
6曲目はスローなバラッドで、ボッソのソロが気負いなく上手い、昨年来た銀座あたりの夜の思い出を演奏したものでしょう。
まるでblog仲間のお嬢さんのために作られた曲のようです。
7曲目はラテンタッチの曲ですが、ボッソのソロは少し変わったフレーズから始めるので、それに引き続くイオナータのフレーズもまとまっているとは思えません。ついにバースの交換もあまり良い結果にはならない演奏で残念です。
8曲目、9曲目。とてもオーソドックスにふいて、そのアドリブはバップの中で自由奔放に移ろいとても良い感じです。
9曲目のような落ち着いた演奏にイオナータの音と魅力を多く感じました。
続けざまに2枚イオナータの参加するアルバムを聞きました。
ミンガスのアルバムでのソロが一番驚く才能を感じました、そのフレーズの勢いを感じました、トータルりーダーしてはこちらがかもしれませんが、そろフレーズはミンガストリビュートのほうがしっくりしました。
これ以外にもミンガスとヘンダーソンに対してのトリビュートビックバンドの演奏にも参加しているのですね。実に精力的で今後が楽しみです。
Inspration / Max Ionata
Max Ionata ( ts )
Luca Mannutza ( p )
Nicola Muresu ( b )
Nicola Angelucci ( ds )
<guest >
Fabrizio Bosso ( tp ) [ M-1,2,4,6,7 ]
Gege Telesforo ( vo ) [ M-5 ]
1.Two Friends
2.Satosong
3.Shiny Stockings
4.Funkone
5.Hey Rookie
6.Ginza Line
7.Mi Diverto
8.Love For Sale
9.Fragile
10.End Of A Love Affair