最近人気の映画をみたら、アバタりましたという事になりました。
人気が出ると言葉も凄いのです。
そんな人気はjazzではこのアルバムで、私も手に入れました。(お誕生日プレゼントだぜ)
blog仲間で素晴らしい人気のこのアルバム私もクリポタりました。
1曲目精鋭のピアノトリオをバックにゲストのクリス・ポッターが吹く構図でストレートです。ストレートにテナーの音とりますが、ミキシングではテナー抑え気味でしょうか。
2曲目、ベルギーのピアニストとしてはちょっと躊躇した感じで始めるピアノ、小刻みなリズム、ポッターに対してとてもリズムに気を使うメンバーの演奏を感じます、とにかくクリポタの演奏をバックするという気持ちが伝わります。
そのポッターの後のピアノ・SAZBOのソロ、ヨーロッパのJAZZピアノの中では個性あり、岩と岩をあわるようななごつごつ感、思い切り良くぶつかって、これは負けました。
3曲目ホーンとベースが素晴らしいライン、ここでのポッターのソロ、彼らしいところが現れているのでしょう、バックのリズムがテナーに見合って重量あります、ピアニストがなかなか凄い、普通では負けてしまうのでしょうが、大事なところをグニョグニョと対応してしまうのです。
このピアニストに関しては、お仲間の博学crissさんのところを読んでください。
4曲目、バスクラの音もストレートで気持ちがいい、とても情念を感じる始まり、リズムに乗ってピアノソロ、ベースソロ、感じとして、恐山のごぜではありませんが呪文のようなところ感じます。
5曲目、ストレートなソプラノのフレーズ、私僅かしかクリ・ポタを聞いていませんが、このフレージング、前の曲でも感じましたが、とても日本の土着的なものに感じるのはなぜでしょうか。そこらへんに人気の秘密があるような気がします。
6曲目、ハンガリーのグループ相手に、とても素晴らしい演奏を繰り広げます。凄いと思うのですがここでちょっと私の頭には注意信号が出ましたがそれは後で。
7曲目ベースのリズムとフェンダーの響きが面白い雰囲気を作って、其の上を気持ちよくポッターのサックスが吹きまくる感じ、ポッターの吹いている姿も目に浮かぶでしょう。
この後フェンダーでのDANIEL SZABOのソロですが、ここではっきりと気がつきました、ポッターはやはり客演、このトリオの腹の坐ったプレーがあって終わるのです。
アルバムを聴いたのが今日で、一気にファースト・インプレッションでこの記事を書き上げました。とても乱暴ですが、私よりずっと多く聴いているクリ・ポタ・ファンにはこの方法しか対応のしかた、ありませんでした。
ポッターの凄さは凄くわかります、そしてそれを迎えたハンガリーのピアノ・トリオもわかります。
多くのお仲間書いた後なので、クリポタあまり知らないものとしては、ハンガリーの一会のセッションではれば、もっとグニョグニョしてもよかったかなと、いやそれは言いすぎ、プレゼントだった。
そしてこれから多くのお仲間に繋がるのであった。
Contribution / Daniel Szabo Meets C・Potter
Daniel Szabo ( p )
Chris Potter ( ts,ss, b-cl )
Matyas Szandai ( b )
Ferenc Nemeth ( ds )
1. Attack Of The Intervals / Hangkozok Tamadasa
2. Strange Wind / Kulonos Szel
3. Camel Gallop / Teve - Vagta
4. Melodic / Dallamos
5. Whirligig / Bugocsiga
6. There Was That Too / Ilyen Is Volt
7. Bubble Song / Bugyborek - Dal