JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

セピアの嵐 november / stephan oliva

2012-04-07 22:36:46 | 聞いてますCDおすすめ


この人の名前を知っていて、ジャケットが記憶にあったので買ってみました。
結構コンスタントにアルバムをだしていますが、私の持っているアルバムは昨日と同じPaul Motianがドラムをたたいている“FANTASME”という1999年録音のアルバムで結構気に入った。
今度のアルバムはそれよりかもっと前1990年から91年に掛けてのアルバムだった。

1曲目はプーさんのトリオと同じ“バラッド”から始まって、こちらも繊細に音をつむぎますが、しっとり感が強い。
2曲目、ベース、ドラムスとの音のバランスがとても良く、それぞれの音がしっかりして心地よい場所にいるようです。
3曲目、しっりとした静かな曲。
4曲目は陰影にとんだ始まり方で、ピアノがバックに回って、ベース・ソロ、これが良くてフランスは良いベーシストが多いのです。
5曲目はテンポを変えながらのリズミックな軽やかな曲。
6曲目良い音のアルコがうれしい.

アルバム・タイトルが「November」で8曲目の曲、ジャケットの写真が「Autumn in Bonbay」というそうで、一寸不安と緊張が宿る演奏、旅先のボンベイで台風にあって、心細いという感じ。
そういえばボンベイって最近聞かないけれどどうなっているのだろうとおもったら、呼び名が変わっているのですね。
“Bonbay”だったのが“Mumbai”ムンバイと言うそうで、1995年のことだから若い人は当たり前だろうけれど、こんなセピア色のボンベイにいるのも面白いかもしれない。



9曲目は月が満ちるような落ち着いた曲、ここでまた音の良いベース・ソロがきけてこちらも良い感じです。
音楽の雰囲気を日常にもちこむのであれば、昨日の菊池氏の演奏は、充分に生活に反映します、といいつつも、こちらを聴くと、まあ実はこちらの方が、私の実生活にはあっているというのが本音です。




november / stephan oliva

Stephan Oliva piano
Claude Tchamitchian bass
Jean-Pierre Jullian drums

1 Vallade G
2 Naoussa
3 Gesitation
4 Sables
5 Manege
6 lmpromede
7 Between Green and Grey
8 Novembre
9 Illusion desillusion
10 Dream Street
11 Quatre et demi
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする