JAZZ最中

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爛漫のころ The United Jazz + Rock Ensemble

2012-04-15 21:34:01 | 聞いてますCDおすすめ


ショップでみていたら、おもしろそうなアルバムがあって、かなり好きなギタリストWolfgang Daunerの名前があるので買ってみました。昔のアルバムを2枚デシタル・リマスターしたものでした。
調べてみれば、このグループ、このdisc1の1977年の録音から、2000年代の初期まで10枚以上のアルバムがありました。
二枚ともほぼおなじメンバーがクレジットされています。



1曲目エレベのでだしから、ブラッド・スウェッド・アンド・ティアーズににたサウンドは、ポップの香りもいれて、BSTが1968からだから、そんなサウンドが好きというので演奏している確信犯的グループです。
ここで知らな買ったけれどソプラノを吹くBarbara Thompsonのフレーズがかっこ良い。この人イギリスのジャズ・ロック・バンド「コラシアム」の一員として2007年には来日しているのですね。
その後はすでになくなっている二人、ヴォルカー・クリゲールのギターとアルベルト・マンゲルドルフのトロンボオーンです。
2曲目 + Rock と銘打っているだけあって、電気ペットのソロはドン・エリスが同じく1970年頃やっていた感じ、小編成でビック・バンドの迫力です。
4曲目、またバーバーラさんのフルートはジェスロ・タルみたいにねちっこく、こんなネエチャンがこう吹くのだからかっこいい




5曲目、私はこのギター・ソロが聴きたくてこのアルバムを買ったのでした。



2枚目は1981年の録音、1枚目よりかちょっとフュージョン度が高まって人気バンドの雰囲気です・
どちらにしてもみんな若かったというか、わかかったことを懐かしむというか、春の花の勢いみたいに明るくてまたちょっと寂しいのです。
2曲目のチャーリー・マリアーノのソロには仲間から声がかかります。
3曲目、ちょっとフラッシュ・ダンスのテーマみたいです。
5曲目、歌謡ショウ的バタくささのサウンド、これがまた楽しい。

春の爛漫の時、懐かしいメンバーが集まってのひとときという感じです。
さて、こちらは桜は終了、次は新緑を求めていこうと思います。




LIVE IM SCHÜTZENHAUS
rec. 7.-9.1.1977, Schützenhaus Stuttgart

PLAYERS
Barbara Thompson; fl,ss, ts
Ian Carr; tp
Wolfgang Dauner; p, cl, synth
Jon Hiseman, dr
Volker Kriegel, gt
Albert Mangeldsorff; tb
Charlie Mariano; nagaswaran, ss, as
Ack van Rooyen; tp, flgh
Eberhard Weber; b

TITEL
1. Circus Gambet (Kriegel)
2. Hey Day (Carr)
3. Steps of M.C. Escher (Dauener)
4. South Indian Line (Mariano)
5. Hypnotic Pignose (Kriegel)
6. The Love That Cannot Speak It's Name (Dauner)
7. BeBop-Rock (Dauner)

LIVE IN BERLIN
rec. 1981


TITEL
1. Ausgeschlafen (Dauner)
2. Red Room (Mariano)
3. Storyboard (Kriegel)
4. Out Of The Long Dark (Carr)
5. Freibad Süd (Kriegel)
6. Des'sch Too Much (Mangelsdorff)
7. Simply this (Carr)
8. Tranz Tanz (Dauner)
9. South Indian Line (Mariano)

コメント
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