JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

悪循環 FOUR MFs PLAYIN' TUNE / BRANFORD MARSALIS

2012-04-24 21:38:52 | 聞いたけどCDどちらでも


ブランフォード・マルサリスはここ数年聴くようになっていますが、2004年の「エターナル - Eternal」がとても良いと思ったからだけれど、それには、その前の2000年の「コンテンポラリー・ジャズ Contemporary Jazz」にびっくりしたからでした。
弟のトランペットの方は私は良くわからず、こちらには、とてもアルバムを期待しているのです。
そのグループのアルバムですから、出たら結構すぐに手にいれてたのでした。

それで実はこまった、これがどうもよくわからない。感想を書くことをやめようかとも思ったけれど、賛否がわかれるようなので、感想表明というか解らない点表明です。
感じ弟に似てきてしまいました。

まずピアノ好きですから、カルデラツォに耳がいってしまいますが、これがなんか空回り、あまりおもしろくないフレーズを苦しんでならべているようで、どうもスカッとこない。
バンマスとの前作では、とても香り高いピアノなのに、何かとまどいがあるかの様です。
それはマルサリスにもいえて、なんかつまったような、フレージングでスピリチュアルが伝わりません。
理論が先行しているわけはないでしょうが、ソプラノとテナーの使い分けも、それぞれが違う別々の方向をむいて、安定できません。
新人のドラマーが、推薦なのでしょうが、一人走って、私にはタイミングを崩した様に聞こえてしまいます。
どの感想が最初かわかりませんが、そのような感じが順繰りにくると、こちらも不安定になって悪い循環に入ってしまいました。

何度かあるのですね、期待とそれと違う状態でこまってしまうこと、まあ嬉しくなるようなアルバムにあうとそれがきえますけれどね。

FOUR MFs PLAYIN' TUNE / BRANFORD MARSALIS

Branford Marsalis (sax)
Joey Calderazzo (p)
Eric Revis (b)
Justin Faulkner (ds)


1.The Mighty Sword
2.Brews
3.Maestra
4.Teo
5.Whiplash
6.As Summer into Autumn Slips
7.Endymion
8.My Ideal
BONUS TRACK
9.Treat It Gentle


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする