JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

確実に死ぬな REQUIEM / WILLIAM PARKER

2012-04-17 22:23:54 | 聞いたけどCDどちらでも


アラん・シルヴァを久しぶりに聞いたけれど、結構良い、昔はキコキコしていたような覚えがあるのにとおもったけれど、2004年,38年立った後はどのような演奏をしているのだろう。
ということでまるで普段は聞かない人たちのアルバム、アラン・シルヴァだからやばいかなともおもうけれどお、ベース4人と面白そうなので買ってみました。

1曲目、やっぱりそうかの始まりです。
2曲目にはアルトが入ってこれもなかなかのタイプです。
4ベースは二人がアルコで二人がピッチカートという感じでベースはリズム楽器というかなりの迫力です。
4曲目アルト・サックスがギヨォーンと吹くのでいす。
5曲目も凶暴なアルトとベース、6曲目その凶暴性はレベルを上げていきます。曲名がヘブンというのですから、こんなんじゃ死にたくない。
7曲目アルトはこれでもかとくりし、ベースはドドドドドとくる、またまたレベルをあげて、このアルバム地上げ屋さんがお仕事に使うのではと思うアルバムです。
ベースが4人、ドドドドと弾いていると、でこぼこ道を猛スピードで走る続けているような感じです。
8曲目まだまだ続く演奏はフェスの録音のようで、実は切れ目がない、曲調もかなり似ています。
9曲目まだまだ続きます、それもヒートアップ。
全部で11曲、二日酔いの朝に聴いたら確実に死にます

アラン・シルヴァ、変わってなかった。

REQUIEM / WILLIAM PARKER

WILLIAM PARKER(b)
ALAN SILVA(b)
SIRONE(b)
WILLIAM PARKER(b)
CHARLES GAYLE(as)
Live at the Ninth Vision Festival, May 31, 2004

1 Four Strings Inside A Tree
2 When All Is Sad
3 For Wilber Morris
4 The Little Smile
5 Sky Came
6 Heaven
7 Blues In The Hour Glass
8 Shores Of Kansas
9 Spirits Inside The Bright House
10 Bermuda/Atlanta/Philadelphia/Bronx
11 The Last Song
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

偶然のSilva Cecil Taylor

2012-04-16 22:02:57 | 聞いてますCDおすすめ
本日は天気もよいので、少しは運動しなさいと、渋谷に行ってきました。
新しいアルバムはかわずに中古を2枚でした。タワーで棚を見ているとセシル・テーラーが並んでいましたが、ブルーノート中止になったしまったんですね。
ブルーノートとテイラーにはおどろきましたが、古いものをひっぱりだして聴いてみました。
1966年の録音が3枚録音順でまずは「UNITSTRUCTURES」1966年5月19日録音です。



次が大好きな「CONQUISTSDOOR!」1966年10月6日録音



最後が少し後にかったので同じ年の録音だとは思っていなかった11月30日パリでの録音です。
BYGからでたもので、アルバムタイトルはCecil Taylorとしか書かれていませんが、「STUDENT STUDIES」と呼ばれているらしいです。



続けてもう一枚はALBERT AYLERのインパルスの「LOVE CRY」



何でかというと共通点あり、それはベーシストAlan Silvaつながり、ずっと忘れていた名前だけれど、当時はしっかり頭に入った名前でした。

それでもって1966年のセシル・テーラーのアルバムはどれをとっても凄い、久しぶりに聴いてこの頃甘えているなと反省した次第です。

今日買った中古は2004年のろくいんですた、このAlan Silvaの名前が、もしかしたらやばいかなと思いながらもベース4人とアルトがひとり、なんだか面白そうなので買いましたが、やっぱりやばかった。
ということでSILVAに呼ばれました。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

爛漫のころ The United Jazz + Rock Ensemble

2012-04-15 21:34:01 | 聞いてますCDおすすめ


ショップでみていたら、おもしろそうなアルバムがあって、かなり好きなギタリストWolfgang Daunerの名前があるので買ってみました。昔のアルバムを2枚デシタル・リマスターしたものでした。
調べてみれば、このグループ、このdisc1の1977年の録音から、2000年代の初期まで10枚以上のアルバムがありました。
二枚ともほぼおなじメンバーがクレジットされています。



1曲目エレベのでだしから、ブラッド・スウェッド・アンド・ティアーズににたサウンドは、ポップの香りもいれて、BSTが1968からだから、そんなサウンドが好きというので演奏している確信犯的グループです。
ここで知らな買ったけれどソプラノを吹くBarbara Thompsonのフレーズがかっこ良い。この人イギリスのジャズ・ロック・バンド「コラシアム」の一員として2007年には来日しているのですね。
その後はすでになくなっている二人、ヴォルカー・クリゲールのギターとアルベルト・マンゲルドルフのトロンボオーンです。
2曲目 + Rock と銘打っているだけあって、電気ペットのソロはドン・エリスが同じく1970年頃やっていた感じ、小編成でビック・バンドの迫力です。
4曲目、またバーバーラさんのフルートはジェスロ・タルみたいにねちっこく、こんなネエチャンがこう吹くのだからかっこいい




5曲目、私はこのギター・ソロが聴きたくてこのアルバムを買ったのでした。



2枚目は1981年の録音、1枚目よりかちょっとフュージョン度が高まって人気バンドの雰囲気です・
どちらにしてもみんな若かったというか、わかかったことを懐かしむというか、春の花の勢いみたいに明るくてまたちょっと寂しいのです。
2曲目のチャーリー・マリアーノのソロには仲間から声がかかります。
3曲目、ちょっとフラッシュ・ダンスのテーマみたいです。
5曲目、歌謡ショウ的バタくささのサウンド、これがまた楽しい。

春の爛漫の時、懐かしいメンバーが集まってのひとときという感じです。
さて、こちらは桜は終了、次は新緑を求めていこうと思います。




LIVE IM SCHÜTZENHAUS
rec. 7.-9.1.1977, Schützenhaus Stuttgart

PLAYERS
Barbara Thompson; fl,ss, ts
Ian Carr; tp
Wolfgang Dauner; p, cl, synth
Jon Hiseman, dr
Volker Kriegel, gt
Albert Mangeldsorff; tb
Charlie Mariano; nagaswaran, ss, as
Ack van Rooyen; tp, flgh
Eberhard Weber; b

TITEL
1. Circus Gambet (Kriegel)
2. Hey Day (Carr)
3. Steps of M.C. Escher (Dauener)
4. South Indian Line (Mariano)
5. Hypnotic Pignose (Kriegel)
6. The Love That Cannot Speak It's Name (Dauner)
7. BeBop-Rock (Dauner)

LIVE IN BERLIN
rec. 1981


TITEL
1. Ausgeschlafen (Dauner)
2. Red Room (Mariano)
3. Storyboard (Kriegel)
4. Out Of The Long Dark (Carr)
5. Freibad Süd (Kriegel)
6. Des'sch Too Much (Mangelsdorff)
7. Simply this (Carr)
8. Tranz Tanz (Dauner)
9. South Indian Line (Mariano)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桜流れ 

2012-04-14 21:05:58 | その他
先週の日曜日にいつも行く桜の場所はまだ少し早い感じでしたが、一週間のうちに満開になってしまった様です。
それでもどんな具合か、咲いていなかった好きな桜もあるので出かけて見ました。



昨晩からの雨で公園には私たちと鳥たちしかいません。それもまたいい感じ、麻布のオデン屋さんに一緒した人とオクサンはなにやら相談があるのです。



咲いている花より、今度は散っている花に目が行きます。薄桃色の道が続いています。



こちらは先週はまだ咲いていなかった緑の入りが入った桜、きちんと今年も記録に残りました。



桜流れという季語があるとおもうのですが(検索であたらない)春の雨で桜が散っていくこと、桜が流れていくさまだそうで、一句と思いましたがうまくいきません。



桜流れ 一片の 付いてくる



桜雨というのも季語だそうで、桜の咲くころの雨、桜よりも雨を見てあげました。

朝から桜を見て、オクサンとその友達(麻布のオデンやサンに一緒にいった人)とはお昼にいつも行くおすし屋さんで楽しいときを過ごしました。





去年の11月に行ったきりでしでしたので、普段より少し多く(お酒も)いただきました。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春爛漫はいつ

2012-04-12 22:38:17 | その他


桜を毎年見に行ってます。何カ所かあって、ほぼ毎年行く場所に今年も行きました。
この場所は他より一寸開くのが遅い、それでまだまだ開いてない木ががあってもう一週間ぐらいあとかなと思いました。



今度のお休みまでもつでしょうか。そう思っていたら、新潟の方から東京はどうなのときいてきたので、今度の休みを待たずにこの前の日曜の桜公開です。



日曜日には果たして爛漫を見ることができるでしょうか、とおもっていましたが、かなり散りだしていますので、どうでしょうか、ただ散り際が美しいといいますので、まだあきらめてはいません。



月曜日に会社に行く途中の幹線道路ぞい、車の中からとりました。道が合流するところに植えられているしだれ桜ですが、結構気に入っています。



blogを始めて季節の話題にふれますので、桜の写真をとりだしました。それで昔へ桜を振り返って見ました。

まずは2011年、昨年の満開のさくらです。場所は今年と同じ場所。





ということでblogに載せるようになった写真を振り返ってみました。2010年の同じ場所の桜です。



次がもう一カ所好きな目黒川の桜、こちらの方が一寸早く開きます。



次は2009年、同じ場所というか砧の桜です。



2008年のころから桜の写真を撮り出しました。





ということで次のお休みにいけなくてもまっいいか。








コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

運命の人 山崎 豊子著

2012-04-11 22:14:05 | 


山崎豊子の小説はいつも長いけれど、一気に読ませる構成で好きでした。久しぶりに文庫で出版された小説は外務省機密漏洩事件「西山事件」を題材にしたものだそうで、時代的にもその時を体験しているので興味津々です。
文春文庫からの初めての出版だそうで、ちょっと薄めにした4冊でした。

とにかく読み終わりました。本を読むことで、サプライズも楽しみならば、確かに驚いて楽しみました。
これが山崎豊子かという驚き、いつもは入れ込むような人物が必ずとうじょうするのに、この物語、どの人物も文章からは魅力がわいてこない。どの人もなんかちょっと不確かな感じを受けます。
そしてタイトル、何で「運命の人」なのか、小説としては「運命の地」なのではないでしょうか。

沖縄で起こった悲劇と後につづく苦酸の数々をここで書いておきたかったのは伝わります。

天皇の御真影を風呂敷に包んで、戦火の中を逃げまどい、本土出身の兵隊に誰可され、沖縄方言が通じないため、スパイ嫌疑をかけられた挙げ句、銃殺されたことが数回記述されます。

運命の人となった弓成記者に最後に語らせたのがその気持ちなのでしょう。

「沖縄を知れば知るほど、この国の歪みが見えてくる。それにもっと多くの本土の国民が気付き、声をあげねばならないのだ、書いて知らせるという私なりの方法で、その役割の一端を担って行こうと思う」

その日本人としての意志と思いはわかるものの、小説としては、何ともおさまり悪いので、驚きました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アルバムの重さ  ATTACHED / MASABUMI KIKUCHI

2012-04-10 22:26:05 | 聞いてますCDいいと思う


菊池雅章をほとんど聴いていないけれど、ECMからアルバムが出ることを知って、にわかに聴きたくなってECMよりか前にかったけれど、ちゃんと聴くのは後になりました。
ECMのものが、予想よりずっと聞きやすかったけれど、こちらは別のいみで馴染みです。

1曲目はカーラ・ブレイの曲、これが低く、大きく広がってとても良い。うなりもECM以上に処理しているのかほとんど気になりません。
2曲目はオーネット・コールマンの曲、訥々と弾くピアノは曲そのものの本質を納得した上で菊池が弾いているという感じです。
アルバムの重さというものを感じます。でキチンとはかってみましたら、CDだけで16.21g、ジャケとケースを入れると107.32gありました、っていうことではありません。
4曲目がエリントンの“Mood Indigo”、昔エリントンを聴いた時を思い出します。モンクの方を先にきいていたので、モンクに似ていると思ったものです。
5曲目がモンクのパノニカ、このような選曲が並ぶと、これが菊池雅章のピアのの流れなのでしょう。
一つ一つの巨匠の曲の重さ、7曲目はミンガスです、があって、それが十分伝わりながら、そこに菊池雅章の重さも別にあって、きちんと均衡がとれているのです。
ピアノ弾きが、自分の源流にさかのぼるような、その本質を残したいと思ったのでしょうか。
ですからここには、難しい菊池雅章(それを聴いてはいないのだけれど)などなくて、JAZZという流れが伝わる、JAZZらしいアルバムなのでした。

アルバムの重さっていうのは、実際のはかりのことでも(あたりまえ)、聴いた感じの重苦しさでもなく、その曲と演奏の存在感というこのなのです。

ATTACHED / MASABUMI KIKUCHI

MASABUMI KIKUCHI piano solo

1. Sad Song
2. Peace
3. AiYB
4. Mood Indigo
5. Pannonica
6. Intermission Music
7. Re-incarnation Of A Love Bird
8. Yeser-blue
9. A Short Piece
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

個性をつけてください  CTI The Master Coollection

2012-04-09 22:46:58 | 聞いてますCDおすすめ


三月は決算のほかにいろいろ行事があって、それに新年度の計画やその発表などもあり、先週の土曜日でそれら一連が終わりました。
ちょっとしたパーティーをおえて、やれやれご苦労様、これでやっと日常が戻ると、帰りがけに中古屋さんによりました。
前に見てやめていたけれど今聴きたくなって、行ったらまだありました。
CTIのコンピです。
CTIのアルバムって持っているようで持っていません。きっと昔は録音して聴いていたのかもしれません。
今持っているLPが3枚、ウエスの「ロード・ソング」とハバートやタレンタインの「イン・コンサート」それにジョー・ファレルの「ペニー・アーケード」ほかにジョビンの一枚は姉にあげちゃったと思います。
CD聴き始めてから買ったのが、「ロード・ソング」とタレンタインの「シュガー」ポール・デスモンドが2枚とラロ・シフリン
だけなので、CTIの懐かしいものをこのタイミングできくことができました。

できになることが一つ、ウェス・モンゴメリーが入っていないのはなぜでしょう。CTIはウエスでスタートしたようなものに不思議に思います。
このアルバム、ソニー・ミュージックUKが編集したもので、ちょっと個性的な選曲、その特徴が現れたものでしょうか。
というのでアメリカででた、コンピと日本のベストアルバムを比較してみました。
どのアルバムにもウエスの“ア・ディ・インザ・ライフ”も“ロード・ソング”が入っていないのは、契約上の何かが発生しているのでしょうね、とても片手落ちです。
私には何の説明もありません。(あたりませだけど)

アメリカで発売されたアルバムはCTI40周年をき記念した4枚組、全39曲、日本で見つけたのは8曲でこの組み合わせです。

1. ツァラトゥストラはかく語りき(デオダート)
2. ラプソディー・イン・ブルー(デオダート)
3. 枯葉(チェット・ベイカー)
4. レッド・クレイ(フレディー・ハバード)
5. シュガー(スタンリー・タレンタイン)
6. スクィーズ・ミー(ポール・デスモンド)
7. 春の祭典(ヒューバート・ローズ)
8. グッド・バイ(ミルト・ジャクソン)

ジャケはこちらです。



UKと一緒なのじゃ1曲目だけ、解るようなきもするけれど、選曲のおもしろさはちょっと欠けます。この後10曲選ぶときにおもしろみが出るのかもしれません。



USAのアルバムは39曲ですから、守備は広くなりますが、特徴としてはヒューバート・ローズが多いような、人気あるのですね。アルバムジャケはこんなかんじで、長くなるけれど曲名張っておきます。(UKの曲名は最後)

Disc: 1
1. Sugar (Stanley Turrentine)
2. Moment's Notice (Hubert Laws)
3. So What (Ron Carter)
4. Autumn Leaves (Chet Baker)
5. Speed Ball (Stanley Turrentine with Milt Jackson)
6. The Intrepid Fox (Freddie Hubbard)
7. Ifrane (Randy Weston)
8. Free As A Bird Don Sebesky featuring Freddie Hubbard and Grover Washington Jr.)
9. So What? (George Benson)

Disc: 2
1. Red Clay (Freddie Hubbard)
2. It's Too Late (Jonny Hammond)
3. Home Is Where The Hatred Is (Ester Phillips)
4. We've Got A Good Thing Going (Hank Crawford)
5. White Rabbit (George Benson)
6. Fire And Rain (Hubert Laws)
7. What A Difference A Day Makes (Ester Phillips)
8. Follow Your Heart (Joe Farrell)
9. Also Sprach Zarathustra (Deodato)
10. Mister Magic (Grover Washington Jr.)

Disc: 3
1. Stone Flower (Antonio Carlos Jobin)
2. Ponteio (Astrud Gilberto with Stanley Turrentine)
3. First Light (Freddie Hubbard)
4. Salt Song (Stanley Turrentine)
5. Pensativa (Hubert Laws)
6. Tombo in 7/4 (Airto)
7. Sunflower (Milt Jackson)
8. Return To Forever (Airto)
9. Wave (Paul Desmond)
10. Carly & Carole (Deodato)
11. Brazil (Alternate Take) (Antonio Carlos Jobin)

Disc: 4
1. My Funny Valentine (Live) (Gerry Mulligan/Chet Baker)
2. All Blues (Ron Carter)
3. Song To A Seagull (Don Sebesky featuring Paul Desmond)
4. Pavane (Hubert Laws)
5. What'll I Do (Chet Baker)
6. Westchester Lady (Bob James)
7. A Child Is Born (Kenny Burrell)
8. Take Five (George Benson)
9. Concierto (Jim Hall)

UKのはRAY BARRETTOやLALO SCHIFRIN、PATTI OUSTINさんをえらんで、コンピをしたPeter Youngさんの
好みが出ていて、これが日本にないところでたのしい。
日本もあと10曲ぐらい選ぶと個性を入れられるのかもしれません。
ということで、私だったら、すばらしいグループ「フューズ・ワン」の“フレンド・シップ”とジョー・ファレル、それにクインシー・ジョーンズを1曲入れたいです。

どちらにしても、土曜と日曜、そして今日、桜とこの音楽を楽しみました。
音楽ってたのしくて、そして好みをちゃんと主張できるのです。

CTIこれは入れたい20曲、あなたの個性はどれですか。


CTI The Master Coollection

1 Also Sprach Zarathustra Deodato
2 Don't Mess With Mister "T" Stanley Turrentine
3 Sunflower Milt Jackson
4 Blues Selah Johnny Hammond
5 My Latin Brother George Benson
6 Mr. Blues Hank Crawford
7 Ponteio Astrud Gilberto, Astrud Gilberto With Stanley Turrentine
8 Gibraltar Stanley Turrentine

Disc 2
1 La Cuna Ray Barretto
2 California Dreamin' George Benson
3 Take Ten Paul Desmond
4 Funk In Deep Freeze Chet Baker
5 Home Is Where the Hatred Is Esther Phillips
6 Sky Dive Freddie Hubbard
7 Do It Again Deodato
8 People Make the World Go Round Milt Jackson
9 We're In Love Patti Austin
10 Wave Paul Desmond
11 Jaws Lalo Schifrin
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

セピアの嵐 november / stephan oliva

2012-04-07 22:36:46 | 聞いてますCDおすすめ


この人の名前を知っていて、ジャケットが記憶にあったので買ってみました。
結構コンスタントにアルバムをだしていますが、私の持っているアルバムは昨日と同じPaul Motianがドラムをたたいている“FANTASME”という1999年録音のアルバムで結構気に入った。
今度のアルバムはそれよりかもっと前1990年から91年に掛けてのアルバムだった。

1曲目はプーさんのトリオと同じ“バラッド”から始まって、こちらも繊細に音をつむぎますが、しっとり感が強い。
2曲目、ベース、ドラムスとの音のバランスがとても良く、それぞれの音がしっかりして心地よい場所にいるようです。
3曲目、しっりとした静かな曲。
4曲目は陰影にとんだ始まり方で、ピアノがバックに回って、ベース・ソロ、これが良くてフランスは良いベーシストが多いのです。
5曲目はテンポを変えながらのリズミックな軽やかな曲。
6曲目良い音のアルコがうれしい.

アルバム・タイトルが「November」で8曲目の曲、ジャケットの写真が「Autumn in Bonbay」というそうで、一寸不安と緊張が宿る演奏、旅先のボンベイで台風にあって、心細いという感じ。
そういえばボンベイって最近聞かないけれどどうなっているのだろうとおもったら、呼び名が変わっているのですね。
“Bonbay”だったのが“Mumbai”ムンバイと言うそうで、1995年のことだから若い人は当たり前だろうけれど、こんなセピア色のボンベイにいるのも面白いかもしれない。



9曲目は月が満ちるような落ち着いた曲、ここでまた音の良いベース・ソロがきけてこちらも良い感じです。
音楽の雰囲気を日常にもちこむのであれば、昨日の菊池氏の演奏は、充分に生活に反映します、といいつつも、こちらを聴くと、まあ実はこちらの方が、私の実生活にはあっているというのが本音です。




november / stephan oliva

Stephan Oliva piano
Claude Tchamitchian bass
Jean-Pierre Jullian drums

1 Vallade G
2 Naoussa
3 Gesitation
4 Sables
5 Manege
6 lmpromede
7 Between Green and Grey
8 Novembre
9 Illusion desillusion
10 Dream Street
11 Quatre et demi
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モードな日々 Sunrise / Masabumi Kikuchi

2012-04-06 22:56:35 | 聞いてますCDおすすめ


菊池雅章のアルバムがECMから出ることになって、これは買うだろうなとおもいながら、やはり買いました。
というのは菊池雅章さんのアルバムはまるで持っていないし、ほとんど聴いていないのです。
中古屋さんで一枚、ECMから出るのをしってソロ・アルバムを買ったばかり、そちらは後回しになりました。

1曲目、“Ballad I”が流れ出すと、こんなに聞きやすかったのかと驚きました。しばらく聴いていると、あの
うなり声がきこえて、やっぱり菊池雅章だけれど、(このうなりが嫌いだった)多分うまく処理したのでしょう。
和音はうつくしく響き、深と水を湛えた湖畔にたたずむようです。
2曲目はちょっと形而上的ではあるけれど、一日の時間がその一日をあらわすような、曲名をみるとBalladという題が
3曲、Dayなど時間軸と含んだものが3曲、多分テーマだけある即興の連なりなのでしょう。
それにしても耳に柔らかい、雅章を聴いてこなかった身には比較もできませんし、どう書いて良いかわかりませんが、
トリオの即興が主体でそれもフリーインプロといって良い演奏なのになぜと考えてしまいます。
4曲目聴いていると、知っているフレーズ、“So What Bariations”ですから、So Whatの一節、がチラッとチラッと、
テンポもハーモニーも分解されているのでしょうが、モードだけが残っているの?
そう思って聞き続けると、どの曲もその方法論だけは残って違和感の生じない演奏になっているのです。

四月が始まって日々日常をつづり生活に戻りつつあります。この演奏をが日常性とはいえませんが、でも決して
毎日流れていても違和感がない、これくらいの集中緊張が日々の感性にあってもと思うくらい。
でもそこまでは、やはり行かない、日々の生活のとぎすましたところの部分という感じです。

Sunrise / Masabumi Kikuchi

Masabumi Kikuchi (p)
Thomas Morgan (b)
Paul Motian (ds)
Recorded at Avatar Studios, NYC, September 14-15, 2009.

1. Ballad I
2. New Day
3. Short Stuff
4. So What Variations
5. Ballad II
6. Sunrise
7. Sticks and Cymbals
8. End of Day
9. Uptempo
10. Last Ballad
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする