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店頭に鯖が見当たらない。そうなるとバッテラが作れない。

2014-11-09 20:49:14 | 料理

 昨日も今日もスーパーで探したが鯖が見当たらない。秋サバの旬に入っているはずなんだが。どうしたんだろう。

 その鯖で久しぶりにバッテラを作ろうと思ったわけ。バッテラというのは、関西の人は分かると思うが、鯖寿司のこと。もともと押し寿司が主流だった関西。今は東も西もないが、私の好きな食べ物。

 鯖を探したがないので魚売り場で目に付いたのが刺身用の鯵だった。鯵の押し寿司を作ることにした。

 出来上がりは見栄えはよくないが写真のような押し寿司ができた。味は結構よかった。
   
 三枚におろして両面に塩を振り30分。生姜と昆布を入れた酢に10分ほど浸ける。本来は押し寿司用の型枠が隠れるくらいのサランラップを敷き、その上にアジを隙間がない様に乗せる。さらに酢漬けの生姜を散らしてすし飯を乗せてぎゅっと押す。型枠から抜いてサランラップで包んでバットに並べる。適当に重石をして1時間。あとは切って食べるだけ。

 ところがその型枠が見当たらない。仕方がないので、巻きすにサランラップを敷いてアジ、生姜、すし飯を載せ、形を整えてバットで寝かせた。

 一度食べたいと思うのは若狭街道にある鯖寿司だ。これはいつになるのか見当もつかない。
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アジアのベストレストラン50のうち日本が12店を数える

2014-03-02 17:14:13 | 料理

 ウォール・ストリート・ジャーナル日本版の記事に載っていたのは、イタリアのミネラルウォーター・ブランド「サンペレグリノ」などが後援して、シェフやレストラン店主、料理関連の執筆者、批評家、料理研究家、「旅の経験豊かな食通」など、世界の900人以上による投票で選ばれた。投票は持ち回りで担当し、毎年、約3分の1は交代するという。その人たちが選んだ今年で二度目のリストになる。

 その中身についてこんなコメントが付されてあった。「アジアのベストレストラン50」リストのトップには、東京の「ナリサワ」に代わって、オーストラリア人シェフ、デービッド・トンプソン氏のバンコクのレストラン「ナーム」が選ばれた。昨年はナームは3位だったが、今年は1位に躍進し、ナリサワは2位に後退した。
 3位はバンコクのインド料理レストラン「ガガン」で、昨年の10位から7ランク上昇した。香港のフレンチレストラン「アンバー」は4位だった。5位は東京の日本料理「龍吟」で、昨年の2位から順位を下げた。他の日本勢では、東京の「神楽坂 石かわ」が前年から26位順位を上げ、16位に躍進した」

 その内容の都市別には、東京が断然1位で11店、香港9、シンガポール7、バンコク6と続く。日本は大阪の1店が入っていて合計12店となる。

 韓国のソウルが今回初めて1店加わった。中国はマカオを入れて6店だった。和食がユネスコの無形文化遺産に登録された時、中国人の一人は「何千年の歴史のある中国料理が世界一だ」と絶叫していたのを思い出す。世界一なら何で6店なんだと言いたい。

 東京の場合全てが日本料理というわけではないが、いわゆる食の水準は高いといえる。ただ、選ばれた店はどれも高級料理店で庶民が気軽に使える店ではない。アジアで1位になろうと私には関係がない。中国や韓国に対して溜飲を下げる役目しかない。

 「何であんなに日本料理は高いんだ?」と中国人じゃないが絶叫したくなる。きわめて単純に言えば、小芋の煮っ転がしが何で高い? 確かに手間ひまはすごくかかるのも分かるが、会席料理の一品となると目が飛び出す。

 これは自己防衛しかない。つまり和食を手作りにすることだ。子供たちは嫌な顔をするかもしれないが、健康にもいいから週に一度でもやってみる価値はある。そこでふと思ったことがある。ソチ五輪のフィギャー女子シングル5位のロシアのユリア・ニプニツカヤだ。15歳のスレンダーな可愛い女の子が中年になるとロシアの太る女の典型をみる感じの女装のタレント、マツコ・デラックスのような巨漢になる可能性が高い。
     

 そこで日本食で青春時代を過ごせばどうなるのだろう。 と思った。日本食と言っても、私たちが日ごろ食べているものという意味だ。これもやって見ないことには分からないが。多分、肥満のDNAが入っているはずだから。

 もう一つ、おととし行ったスリランカのコロンボの日本料理店「日本橋」が44位に顔を覗かせている。ここは高級店でもない。ランチで1200円程度の日本では標準的な店だ。すべてスリランカ人で行い天ぷらなんかは、我家で揚げるものと大差がなかった。スリランカで日本食を選んでいるのも面白いが、スリランカでは目を引く料理がないとも言える。
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素晴らしき哉 日本料理! それにケチをつける中国人

2013-10-16 17:20:21 | 料理

 公平に見て日本料理ほどバラエティに富んでいて見た目がキレイで洗練されているのは、フランス料理と双璧に思う。それでも日本料理は世界一と思うのは、盛り付ける皿にいろんな形がある点だ。日本で独自に開発された日本料理は今や世界一という調査結果が出た。

 以下記事の一部を引用する。「日本貿易振興機構(JETRO)が行った「日本食品に対する海外消費者調査」によると、調査対象となった中国、香港、台湾、韓国、米国、フランス、イタリアの7カ国・地域のうち米国を除く6か国・地域で「日本料理」が好きな外国料理で1位となった」とある。

 これに噛み付いたのは一部の中国人。曰く「うそだ! 日本料理はおいしいかもしれないが、胃が受け付けない」、「料理を比べるなら、中国はどの国にも負けない。数千年もの蓄積だぞ?」、「日本料理も確かに良いが、絶対に1位ではない。中華料理は種類が多い。この点はどの国の料理にも負けない」など、中国料理こそ世界一であるはずとの回答が多く寄せられた。

 反面、中華料理が高い評価を得られなかった理由を推測する意見も多く、「わが国の食品が安全ではないからじゃないか」というコメントもあったが、残留農薬や汚染された土壌や水、下水油など、中国で相次ぐ食の安全性に関する問題を考えれば、中華料理に対するイメージが低下している可能性も否定できない。 

 とあるが、反論も反省も論点が曖昧でふざけている。素直に受け入れたほうがいい。日本料理の写真を添付するが、これを見ると納得するはずだ。味の好き嫌いはどうしようもない。

 それにしてもこの写真の料理の料金はいくらになるのだろう。主なシティ・ホテルにも日本料理店があるが、フランス料理と並んで料金の高さが玉にきず。確かに作ってみると手間がかかるのは間違いない。それに伝統的な和食を家庭で作る人がいないのも残念ではある。 という私も手が出せないほど作るのは難しい。

 となると高価な日本料理は仕方がないか。せいぜい、一部の日本料理で我慢しよう。天ぷらや寿司で。

 なお、「お好み焼き等の鉄板焼」は、和食とは区別されるらしい。それは、江戸時代以前から日本に存在する料理の流れを引くものを和食とするのが一般的に普及している定義のためらしい。

 お好み焼きというのは、第二次世界大戦までは駄菓子屋で売る子供のおやつだった。家庭では作らなかったはず。B級グルメの代表格かな。

 それにしてもあのお好み焼きの高いこと。付加価値を高めるためにいろんなトッピングで値段を上げている。私が若い頃は安かった。お好み焼き屋でデートしたこともある。今考えると、なんと無粋なデートかと思う。今なら、少なくともイタリアンを選ぶだろうなあ。
               
               
               
               
               
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美味しいビールの飲み方(ニューズウィーク日本版より)

2013-08-19 16:08:38 | 料理

                
 暑い、本当に暑い。連日テレビのニュースで取り上げられているのは「猛暑」だ。夏の代表的アルコール飲料は、ビールだろう。そのビールの飲み方を間違えるとなんとも味気ないものになると言う記事があった。

 一部引用すると「キンキンに冷やすという間違った常識が、せっかくの芳醇な味わいを殺してしまう。最近飲んだビールの中で最悪だったのは、ブルックリン・ブルワリーのペナントエール55だ。
 そんなことを言ったら、友人は仰天するだろう。私は10年近くこの醸造所の近所に住み、ペナントエールをこよなく愛する地ビールの大ファンなのだ。
 しかし、確かに最近飲んだペナントエールにはいつもの魅力がなかった。感じられるのは炭酸の泡だけ。一口すすって、がっくりきた。
 おいしいビールがなぜこんなひどいありさまに? 古かったのか、つぎ方が悪かったのか? グラスが汚れていたのか? いや、冷え過ぎていたのだ」

 ではどのような飲みかたがいいのか? この記事からピックアップしよう。まず地ビールは、12~13度がいいという。ちょっと生ぬるい感じがするけどね。ライトなタイプのビールは、4~7度。やや濃厚なのは4~7度より少し温度を上げ、ヘビーなのは10~13度をお薦め。

 じゃあどうしてキンキンに冷えたビールを出すかと言えば「上質な地ビールは冷やし過ぎると風味が飛んでしまうが、味気ない大量生産品は冷やすことで「あら」がごまかせる。だからバドワイザーやミラーの広告は、霜付きジョッキや雪山、ビキニ姿の美女だらけなのだ」と記事にある。

 つまり風味のない「あら」が誤魔化せると言うわけ。余程のビール好きでもない限り、生ぬるいビールは敬遠するだろうね。味はともかく、気持ちよく酔えればいいか。
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パン粉がPANKOとしてアメリカで売られていて人気だという。

2013-07-06 16:31:35 | 料理


 ウォール・ストリート・ジャーナル日本版から一部引用すると「米国人はチキンフィンガーやフライもの、それに夕食を短時間で作れる方法が好きで、この結果、質素な日本の食材の販売が増えている。ブレッドクラム(パンくず)で作る「パン粉」だ。
 
 シェフや食品メーカーなどによると、米国のものに比べて少し大きく、ふわふわしていて、さくさく感のあるパン粉は油で揚げなくてもフライのさくさく感が出る。このためチキンフィンガーなどの料理やマカロニやチーズへのトッピングに人気だ。

 パン粉はこれまでアジア系食品店でしか見つけることができなかった。また一般に、市販のブレッドクラムは消費者の買い物リストの下の方に記載されていた。しかし、今では、主要な食料品店が多くのパン粉ブランドを置くようになった。
 
 クラフト・フーズ・グループの2012年の調査では、キッチンに常にパン粉を置いている米国人は全体の約17%で、08年時点の5%を大きく上回った。クラフトの広報担当者は、パン粉はキッチンに最も急速に普及した食品の1つ(このほかでは魚のティラピア、玄米)だと話している。

 パン粉が主流派となったのは、テレビの料理番組やレストランのメニューでしばしば扱われるようになってからだ。フード・ネットワークの番組のプラニングなどをしているフード・ネットワーク・キッチンズの最高経営責任者(CEO)ロブ・ブライファー氏によると、同ネットワークは10年前に番組「レイチェル・レイの30分料理」でパン粉を使用し始めた。
 
 同氏は、パン粉は「真っ白で口を傷つけるほどに非常にとげとげ感がある」とし、これを使ったフライドチキンや魚のフライが一段とさくさくになることが分かれば、キッチンの必需品になると述べた。
 
 市場調査会社ミンテルの食品サービスアナリスト、キャシー・ヘイデン氏は、10年以降パン粉という言葉が使われているレストラン・メニューは約22%増えたと述べた。
 
 レストランのシェフがパン粉を好むのは、丸みがあり密度が高い米国スタイルのブレッドクラムに比べてさくさく感が強く、油の吸収も少ないからだ。食品会社シスコの料理開発部門の上級ディレクター、ニール・ドハーティー氏は、パン粉はまた、「小さなエビを大きく見せたい」と思うレストランにも人気だと話した。レストランの加熱ランプの下に置いてもパン粉はさくさく感をなくさない。これに対して伝統的ブレッドクラムは湿ってしまう。
 
 サンディエゴの26歳の母親アンナ・スロープ氏はパン粉をハンバーガーに使う。ウスターソースやタマネギ、スパイスと一緒にパティにパン粉を混ぜる。また、彼女はマカデミアナッツでまぶしたフィッシュ・タコスにもパン粉を使う。
 これによってブレッドクラムを使った場合よりも全体がうまくまとまるという。ネットで新しいレシピを探すと、全てのサイトがブレッドクラムではなく、パン粉の使用を勧めているという。
 
 米国の業界の言い伝えによると、第2次大戦中、日本軍の兵士は煙を出して敵に見つかることのないように、戦車のバッテリーから取った電気で料理をしているうちに、上等なブレッドクラム用の耳なしパンを作る方法を発見したという。
 
 日本ではパン粉はあらゆる商店で入手が可能だ。家庭のキッチンに常備されており、魚の揚げ物や豚カツ(衣をつけたポークカツレツ)に使用されている。
 
 人気のサイトであるオールレシピ・ドット・コム(Allrecipes.com)の広報担当者によると、同サイトには現在パン粉を使った80のレシピが載っており、この数は11年の46を大きく上回っている」

 
 もともと欧米文化圏では干からびて固くなったパンやクラッカーを砕いてパン粉(bread crumbs)として使用していた。 現在の日本のパン粉は、生パン粉が主流でサクサク感があって口当たりのいい料理が出来る。

 それを文中の「質素な日本の食材」はないだろう。多分、イタリアのシチリア島ではかつてチーズの代用品としてパスタにかけていたらしい。それを「貧乏人のパスタ」と呼ばれていたのを、つい質素と表現したのかもしれない。

 サンディエゴの主婦がハンバーガーに混ぜるといっているが、日本ではハンバーグを作るときの常識ではある。

 それに米国の業界の言い伝え「第二次大戦中のエピソード」は、誰かの創作に違いない。大正時代、豚カツ、コロッケ、カレーライスが三大洋食と言われていたから。

 そこで豚カツととんかつの違いはなにか。豚カツは、薄い肉に決めの細かいパン粉で揚げるかオーブンなんかで焼いたもの。欧米風のパン粉を使うところがミソ。従ってカロリーを少なく出来る。

 とんかつは厚い肉に生パン粉で揚げたもの。豚カツととんかつは同じものという人もいる。

 ついでに、オクスフォード英語辞典では、2012年5月の改訂でPankoを英単語として採用した。
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ちょっと苦手な甘いカクテルと料理

2013-07-02 16:45:12 | 料理

                 
 そのリキュールは「ディサローノ・アマレット」。もともとアマレットという名前で売られていたが、類似品が多く出回り1992年にこの名前に変更されたという。
 アマレットとは、アーモンドのような香りを持つリキュールで、アンズの種を原料としてアーモンド風味と赤味を帯びた琥珀色が特徴となっている。

 このリキュールをロマンティックにしているのが、甘い恋物語の伝承があるからかもしれない。
 1525年に、イタリアの画家ベルナルディーノ・ルイーニが、イタリア・サロンノにあるサンタ・マリア・デレ・グラツィエ教会に、聖母マリアのフレスコ画を描くよう任じられた。このときに絵のモデルとして雇った宿屋の若い女主人と恋におち、この女性がルイーニへの贈り物としてつくったのが、アマレット・ディ・サロンノの原形である。(ウィキペディアより)

 さて、カクテル・レシピはアル・カポネ、オーガズム、ゴッド・ファーザー、フレンチ・コネクション、ボッチ・ボールほか13レシピがある。
 バーボン、スコッチウィスキー、ブランディ、ジンなどで割ってソーダで爽やかな味わいにする。

 別にこのレシピにこだわる必要もない。私は適当に作った。ディサローノ・アマレット45mlと本来のレシピではオレンジ・ジュースだが、手持ちがないのでアップル、オレンジ、パインのミックス・ジュースで割り、ソーダを適量混ぜた。これはかなり甘い。

 そこでディサローノ・アマレットとジン、ソーダは甘みが押さえられた。そして「いわしとズッキーニのソテー」を食べた。レモン汁とオリーブオイルの風味が甘味のあるカクテルと抜群の相性に思われた。
 この料理は、いわしをタイやスズキにしても美味しいんじゃないかと思う。それに梅酒、赤・白ワインなどで割るのもありか。自作のカクテルとして名前も付けてみるのも一興かもしれない。

 さて、料理が出れば次は音楽だろう。何でもいいんだけど、サントリーのレシピ・ブログを覗いてみると、ジョージ・クルーニが監督した映画「グッド・ナイト&グッド・ラック」の中で頻繁に流れるダイアン・リーブスの「One foe My Baby」がグッドらしい。

 この曲は、1943年フレッド・アステア、フランク・シナトラ、メル・トーメ、ビリー・ホリデイなどが歌っている。
この曲をグラスを傾けながらどうぞ!

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お酒のイメージは? これからの夏、カクテルなどはいかが?

2013-06-27 15:44:26 | 料理

 日本酒、焼酎、ワイン、リキュールなどアルコール飲料にはそれぞれ個性があって独特のイメージを抱かせる。

 例えば、日本酒。レシピのイメージは、刺身、おでん、天ぷら、鍋料理など和食だし、音楽は演歌をイメージするはず。日本酒にフランス料理とジャズという取り合わせは考えたくもない。

 そこで夏はビールと決め付けないで、カクテルもいろんな味が楽しめる飲み物だろう。
 で、夏に備えて試飲と相成った。最も一般的なリジェ・クレーム・ド・カシスを使った二品。

 まず、とにかく作り方の簡単なルジェ・カシス・ソーダ。
ルジェ・クレーム・ド・カシス45mlを氷を入れたタンブラーに注ぎソーダ適量を混ぜるだけ。甘口でアルコール度8度以下。アルコールの苦手な人も一杯ぐらいなら大丈夫だろう。私には甘すぎる。
                
次は、チンザノ・カシス。
 チンザノ ベルモット エクストラドライ40mlとルジェ・クレーム・ド・カシス30mlを氷を入れたタンブラーで混ぜ、ソーダを注ぐだけ。こちらは甘すぎずカシスを控え目にしておけばすっきりとした味わいになる。
                
 さて、これらのカクテルを飲むステージは? やはり海辺かプールサイドだろうか。あるいは、エアコンの効いたレストランで、海を見ながら飲むのが雰囲気があっていいかな。
 それにBGMはなに? それはお好みでと言うしかない。ハワイアンでも、サンバでも、あるいは癒し系の静かな曲でもいい。ああ、それからこのカクテルは、赤系だから服装には気を配ろう。
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タランチュラやバッタ、ゴキブリは栄養価の高い食材? (ロイターの記事)

2013-05-28 17:31:43 | 料理

 栄養豊富なコオロギは、カルシュウムと鉄分が牛肉の3倍である一方、牛肉と同じ量のたんぱく質を生産するのに必要な水の量は数百分の一で済むという。これは「ビリーブ・イット・オア・ノット博物館」のアンドレア・シルバーマン氏の話としてロイターが報じている。

 さらにロイターの記事は続く。『米カリフォルニア州ハリウッドで24日、虫を食材として紹介するクッキングイベントが開催され、「タランチュラのフライ」や「サソリのソテー」などが出された。
 このイベントは、虫の栄養価の高さなどを世界に広める目的で毎年行われており、今年で3回目となる。会場となる「ビリーブ・イット・オア・ノット博物館」のアンドレア・シルバーマン氏は、虫は地球上で最も持続可能かつ環境に優しい食材で、安価に手に入る良質なタンパク源であり、世界人口の3分の2が虫を食べる習慣を持っていると指摘。「タランチュラは素晴らしかった。エビのテンプラみたいな味がした」と語った。イベントではタランチュラやサソリのほか、バッタやゴキブリなどの調理法も紹介された』

 いくら栄養価が高く安価でタランチュラがエビの天ぷらの味と言われても、おいそれと手を出す気分じゃあない。バッタやゴキブリも然り。と一旦は思う。じゃあ、毛がにはカッコいい? なまこは? エビだって見ようによってはグロテスクと言えなくもない。

 実は私も戦時中の食料不足のときイナゴをよく食べたよ。近くの稲田で一杯獲ってきて、焼いて醤油で食べた。目玉も脚もついたままのイナゴ。まずくなかったし稲の匂いがした。

 群馬県の水上温泉では、イナゴの佃煮を売っている。佃煮だから食べられるだろうと買って帰ったが食べられなかった。もうムリ。

 食べるものが何もなくなれば食べるだろうけどね。大震災がお起こって、インフラの崩壊で食料不足に陥ればこの記事を思い出せばいいかも。命をつなげるかもしれない。ただ、虫の多い時期が春から秋ということで、冬に大震災に見舞われたら……どうなることやら。
            

            
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韓国料理、お好き?

2013-05-25 15:48:06 | 料理

ウォール・ストリート・ジャーナル日本版にこんな記事があった。
『イタリアのミネラルウオーターメーカー、サンペレグリノなどが後援する「アジアのベストレストラン50」が先週発表されたが、韓国料理店が一軒も選ばれていないことに一部批判の声が上がっている。
 だが、韓国料理がリストに掲載されていないことに不満を言うよりも、なぜ韓国料理店はリストに選出されないのか、なぜその状態から脱することができなのかを認識した方がいいのではないか。
 リストは、発表イベントが行われたシンガポールに好意的な評価をするなど、内容にやや偏りがあるものの、選出された店の約半数で食事した筆者の経験から言うと韓国料理がリストに一軒も登場しないことは意外ではない。
 なぜなら、韓国の外食シーンはアジアの他国と比較してはるかに遅れているからだ』という書き出しで始まっている。

 そして単に批判するだけでなく、いつも上位にある東京や香港を見習ったほうがいいと言い、韓国料理レストランも努力しだいではベスト50入りも難しいことではない。とエールを送っている。

 ところで、私は一度も韓国料理を食べたことがない。キムチという漬物も。我家の息子は大好きらしい。食べず嫌いかもしれない。

 韓国料理レストランのレシピを見ると、蒸す、揚げる、焼く、炒めるで日本料理と変わらない。料理の種類も居酒屋レベルと言っていい。
 一体何が違うのか。やっぱり見た目だろう。日本食料理店の盛り付けのような美しさがない。味もどうやら微妙な味加減がなさそうだ。韓国料理にはこういう繊細さがないように思うが。

 自画自賛になるが、世界で群を抜く料理は、日本料理とフランス料理に思えてならない。しかし、料理の世界は日進月歩で、日本料理とフランス料理の合作はすでに始まっている。

 食べることに関してだけは、日本に生まれて幸せだと感じる。和食の盛り付けの美しさ、味の奥深さ、器の多彩さを考えると日本料理は世界一と考えてもおかしくない。今夜のレシピが、ぶりの照り焼きであっても。

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ワインとカクテル、どちらがお好き?

2013-05-07 20:50:57 | 料理

 私のアルコール嗜好は、ジンかワインで日本酒は嫌い。
 日本酒嫌いは子供の頃に遡る。当時父親が勤めていた会社の社宅に住んでいて、偶然会社の若い男と顔を合わせたことがあって、その男の息が日本酒臭く胸がむかむかした記憶がある。
 それと、会社勤めで春、秋の社員旅行での宴会。さかずきをさされたり返杯したり、好きでもない相手が口をつけて飲んださかずきを受けるのがイヤでぐっと我慢したのが日本酒嫌いになった。

 勢い洋酒へと嗜好が向いた。普段はジンのレモン割りを愛飲。ピザとかパスタの夕飯時にワインを飲むか、外食でイタリアンかフレンチのときは当然ワイン。
 で、ワインについては、飲みはじめ頃はなんか構えていて特別の飲み物という感覚だった。ワイン関連の本などを読んでいたせいもあって、レストランでワインをボトルで注文すると、ウェイターがやってきてワイングラスに注文のワインを少量注いで待っている。要するにテイスティングだが、それが非常にぎこちなかった。

 とにかく嫌な儀式だと思っていたところ、1947年3月10日生まれのアメリカのジャーナリストであり、24年間にわたりシカゴ・トリビューンでコラムニストを務めたボブ・グリーンの著書“マイケル・ジョーダン物語」の中の一節が気持ちを落ち着かせてくれた。それにはこうあった。

「これを何かにたとえるとすれば、高級レストランでウェイターにワインを注いでもらうあの場面だろう。最初の一杯がグラスに注がれ、ひと口味わうか匂いを嗅ぐかしてワインの良し悪しを評価するときである。
 たいていの人は、そのワインがいいか悪いかなど全く分からない。しかし誰もが、ちょっと味わうかあるいは匂いを嗅いだあとで、たいてい二、三秒おいてから、少々ぎこちなく愚かな言葉を口にする「大変結構です」” という具合で喜劇的な場面だと断じていたので、なんだかほっとした記憶がある。

 それにもっとワインが身近になったのは、映画からだった。その映画は2004年度の「サイドウェイ」だ。これは結婚する中年男と友人との独身最後のはめはずし旅行で、ワイナリーめぐりをするというお話。
                               
 ポール・ジアマッティとトマス・ヘイデン・チャーチの二人連れが主な配役。その中でテイスティングのやり方を解説する場面もあって、気に入った映画となった。今ではあの滑稽な儀式も気にならなくなった。
 ついでながらこの映画は、アカデミー賞の脚色賞を受賞しているし、全米批評家協会賞で助演男優賞をトマス・ヘイデン・チャーチ。助演女優賞をヴァージニア・マドセンと脚本賞をそれぞれ受賞している。ほかにも6っの団体の映画賞を受賞している。

 ワインが小道具として使われた映画が007だ。題名は忘れたがスパイの身元がばれるという状況で使われていた。たしかオリエント急行の車内じゃなかったか? 料理にワインを合わせるというのがミソだった。それを間違った選択をして身元がばれるという話し。

 カクテルはどうだろう。私にはもうカクテルは強すぎて飲む気力がない。有名なカクテルといえば、ギムレットかな。
 レイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説「長いお別れ」の中で、フィリップ・マーロウに言った「ギムレットには早すぎる」が有名。強い酒を飲むにはまだ早い宵の口という意味らしい。
 フィリップ・マーロウといえば、ハンフリー・ボガードですがね。このレシピは、ジン(3/4)ライムジュース(1/4)をシェイクして出来上がり。

 もう一つは、カクテルの王様といわれるマーティーニだ。ドライ・ジン(4/5)とドライ・ベルモット(1/5)をステアすれいいだけ。

 マーティーニも映画と仲がいい。マリリン・モンローの「7年目の浮気」や007ジェームス・ボンドが好んで飲んだカクテルという。欧米の女性の中には、着ている服とカクテルの色を合わせるという人もいると聞く。

 さて、ボーイフレンドか恋人にカクテルを勧められたら用心して飲んだほうがいい。口当たりがいいから飲みすぎて困ることになるかもしれない。目が覚めたらロイヤルパークホテルだったとか。
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