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音楽「インターネット放送AccuRadioのBeautiful Musicの中から素敵な音楽を……」

2021-04-10 20:53:58 | 音楽
 今日は、「You and the Night and the Musicあなたと夜と音楽と」。1934年ブロードウェイのショー「リベンジ・ウイズ・ミュージック」でデビュー。

 この曲は、フランク・シナトラ、ビル・エヴァンス、チェット・ベイカー、スタン・ゲッツ、キース・ジャレット、ジュリー・ロンドン、ジェイミー・カラム、レニー・ニーハウスなどのレコーディングで、ジャズのスタンダードになっている。

まず歌詞を見てみよう。
You and the night and the music fill me with flaming desire
Setting my being completely on fire!
You and the night and the music thrill me but will we be one
After the night and the music are done?
Until the pale light of dawning and daylight our hearts will be throbbing guitars
Morning may come without warning and take away the stars
If we must live for the moment, love till the moment is through!
After the night and the music die, will I have you?

「あなたと夜と音楽は、秘めた欲望が燃え上がり、私たちは一つになる。その夜と音楽が過ぎ去り、夜明けの光芒の中で心が震えている。もし、私たちが生きていくとすれば、その終わりまで愛し合っているだろうか?」という大意になるのだろうか。もう、これは大人のラブストーリーといってもいいだろう。

 ジュリー・ロンドンが歌うのは、少しテンポが速い。スローバラードが好きな私にはジャッキー・グリーソン・オーケストラ(Jackie Gleason)が雰囲気にぴったりに思える。

 ジャッキー・グリーソンは、俳優・コメディアン・ミュージシャン。1916年ニューヨーク生まれ、1987年71歳で他界。


音楽「インターネット放送AccuRadioのBeautiful Musicの中から素敵な音楽を……」

2021-03-31 17:55:20 | 音楽
今日は、「Non Dimenticar(ノン ディメンティカー、忘れないで!Don't forget!」
 Non Dimenticarは、イタリア語で忘れないで! という意味。英語では、Don't forget。

 1951年のイタリア映画「アンナ」のために書かれた。主演は肉体派のシルバーナ・マンガーノ。今では知る人もまれで、1989年肺がんで他界、享年59歳。

 レコーディングは、ナット・キング・コール、ディーン・マーチン、ジェリー・ヴェイル他。今回はパーシー・フェイス・オーケストラでどうぞ!


音楽「インターネット放送AccuRadioのBeautiful Musicの中から素敵な音楽を……」

2021-03-27 18:16:42 | 音楽
 今日は、「Three O'Clock in the Morning朝の3時」。スペイン生まれのフリアン・ロブレドがおおよそ100年前の1919年に作曲した。

 1922年ポール・ホワイトマン・オーケストラの演奏が350万枚を売り上げた。ハネムーンの前に二人で踊りあかそうという若者の情熱の曲といえる。踊るのはワルツ。映画や小説にも取り上げらえるという人気曲。

 まず演奏では、フランク・デ・ヴォル・オーケストラ(1950年)、ガイ・ロンバードとロイヤル・カナディアンズ(1960年)、ミッチ・ミラーとギャング(1960年)、バート・ケンプフェルト・オーケストラ(1964)、リビング・ストリングス(1971)など。

 この曲は、ディジー・ガレスピー (1953)、オスカー・ピーターソン(1956年)、デクスター・ゴードン(1962年)、ハリー・ジェームズ(1965年)、セロニアス・モンク(1969年)などでジャズ・スタンダードにもなっている。

 ナット・キング・コールが最初にレコーディング、それに続きディーン・マーチン、ジェリー・ヴェイル。そして映画にも、小説F・スコット・フィッツジェラルドの「グレート・ギャツビイ」にも。
それでは、ロンドン・ポップス・オーケストラでどうぞ!
It's three o'clock in the morning,
We've danced the whole night thru,
And daylight soon will be dawning,
Just one more waltz with you,
That melody so entrancing,
Seems to be made for us two,
I could just keep right on dancing
forever dear with you.

There goes the three o'clock chime,
chiming rhyming
My heart keeps beating in time,
Sounds like an old sweet love tune,
Say that there soon will be a honeymoon.


音楽「インターネット放送AccuRadioのBeautiful Musicの中から素敵な音楽を……」

2021-03-21 15:50:13 | 音楽
 今日は「As long as he needs me彼が私を必要としている限り」
この曲は、1960年のミュージカル「オリバー!」で歌われた。「オリバー!」は、イギリスのミュージカルでチャールズ・ディケンズの小説「オリバー・ツィスト」が原作。シャリー・バッシーが歌って広まったという。

 AccuRadioの「Beautiful Music」から流れるのは、ピーター・ネロのアルバム、「LOVE Love Songs for Rainy Day」に収録されている曲だ。どうやら片思いのラヴ・ソングに思える。

 ピーター・ネロは、1934年に生まれ、ピアニストでポップスの指揮者でもある。この曲を聴くと、天井が高く大きな窓から芝生の庭が見渡せ、うっそうと茂る木々に囲まれた家。明るく広い部屋のグランド・ピアノからは、流麗な旋律が流れてくる情景をイメージする。それではピーター・ネロのピアノでどうぞ!

歌詞を原文で掲載しておきます。
As long as he needs me
Oh, yes, he does needs me
In spite of what you see
I'm sure that he needs me
Who else would love him still
When they've been used so ill?
He knows I always will
As long as he needs me
I miss him so much when he is gone.
But when he's neare me
I don't let on
The way I feel in side, The love,
 I have to hide, The hell, I've put my pride
As long as he needs me
He dosen't say the things he should.
He acts the way he thinks he should.
But all the same, I'll play this game his way.
ここまでがイントロだと思う(曲の構成に詳しくないので)
以下は、他の歌手が歌っている部分。
As long as he needs me
I know where I must be
I'll cling on steadfastly
As long as he needs me

As long as life is long
I'll love him, right or wrong
And somehow I'll be strong
As long as he needs me

If you are lonely then you will know
When someone needs you, you love them so
I won't betray his trust
Though people say I must
I've got to stay true just
As long as he needs me

音楽「インターネット放送AccuRadioのBeautiful Musicの中から素敵な音楽を……」

2021-03-18 09:35:18 | 音楽
 今日は「Beautiful Obsession美しきこだわり」。パーシー・フェイス・オーケストラの華麗な演奏は、海辺の瀟洒なホテルの芝生の庭に続くテラスで、恋人とステップを踏むイメージが浮かぶ。遥かかなたの水平線に、落日の輝きが見える。夕暮れの冷ややかな風が、彼女の手のぬくもりを感じさせる。思わず抱き寄せた黄金色に染まる彼女の目に、潤いが浮かんだのを見つめる。

 この曲をほかのアーチストの演奏を聴いたが、パーシー・フェイスに勝るものはなかった。極上の音楽は、心を幸せにしてくれる。

 パーシー・フェイスは、1908年カナダ・トロントで生まれ1940年にアメリカへ招聘され、その2年後アメリカ市民権を得る。
 1952年「デリカード」、1953年「ムーラン・ルージュの歌」、1959年「夏の日の恋」がビルボード全米1位を記録している。

 「夏の日の恋」は、1961年のグラミー賞を受賞した。グラミー賞を映画主題歌およびインストゥルメンタル曲が受賞したのはこれが初めてであったという。上品さの中にしっかりとした主張が感じられる演奏には、好き勝手なイメージを膨らませることができる。それでは「Beautiful Obsession」をどうぞ!

「桜もタンポポも咲いた」

2021-03-15 16:42:55 | 音楽
 今日3月15日に気温が18度ぐらいまで上がって、例年より半月ほど早く桜が咲いた。私がいつもウォーキングに利用する遊歩道の桜だ。一本の木にオッと思わせるようなまばらではあるが枝を賑わせていた。ならば遊歩道にはある程度の木々が花を咲かせているのだろうと思ったが、そうではなかった。

 最初に見た桜の木以外は花をつけていないのだ。つぼみは一気に膨らんできそうではあるが。例年、タンポポが咲いてのち桜が咲くが、今年は同時に咲くということになった。なんだか今年の夏は暑そうな気がする。

 500メートルほど続く桜並木にたった一本だけ咲く木に一人遊びという言葉を連想した。サンサンと降り注ぐ日の光に一本以外は知らんぷり。一人遊びからソリティアSolitaireという曲を思い出した。

 AccuRadioのBeautiful Musicに流れるSolitaireは、リチャード・グレイダーマンのピアノ演奏だったが、それ以外にも名盤がある。拒食症でこの世を去ったカレン・カーペンターだ。ふくよかで包み込むような彼女の声を忘れるとができない。

 「Solitaire一人遊び」は、1972年にシンガソングライターのニール・セダカが作曲した。1975年にはカーペンターズがカバー。
 これらに関してネットにはこんな記述がある。「兄のリチャード・カーペンターはニール・セダカやアンディ・ウィリアムスのヴァージョンを知っていたが、当初はこの曲が妹のカレンに合っているのかどうか確信が持てなかった。しかしながら、いざレコーディングを終えるや否や、「彼女はこの曲が好きにはなれなくて、それはずっと変わらなかった」ことを明かしつつも、「彼女の最高傑作のひとつだ」と評価している」とある。好きでもない歌を最高傑作のレベルに押し上げるって、凡人にはできないことだろう。

 愛を求めない孤独な男を歌った情感のある曲。聴きましょう、実にいい曲だから。

音楽「インターネット放送AccuRadio」の中から素敵な音楽を……

2021-03-14 16:54:50 | 音楽
 今日は、「Moonglow月光」です。1955年の映画「ピクニック」でウィリアム・ホールデンとキム・ノヴァックが踊る場面にミディアムテンポで男と女の感情が高まるのにぴったりの曲。

 無賃乗車していた貨物列車から飛び降りてきた流れ者の男(ウィリアム・ホールデン)と地元の若い女(キム・ノヴァック)の恋物語。

 ノヴァックの母親のセリフがいい。「女が美しいのは数年だけ、まだ19、来年は20、次は21、すぐに40よ」

 今どきの40はまだまだだけど、キム・ノヴァックは今年88歳。絵を描きながら、ロサンゼルス郊外の海の近くに住んでいるそうな。

 妖艶なキム・ノヴァックが頭をよぎる。踊る映画の場面と人気ジャズ・シンガー、ダイアナ・クラールでどうぞ!



音楽「インターネット放送AccuRadio」の中から素敵な音楽を……

2021-03-11 15:42:33 | 音楽
 今日は「As time goes by時の過ぎゆくままに」を取り上げてみよう。この曲を聴いて真っ先に思い浮かべるのが、洒落た酒場のシーンだ。渋い声と風貌の俳優ハンフリー・ボガードとスウェーデン出身で美貌のイングリッド・バーグマンの「カサブランカ」だ。ドウリー・ウィルソンが歌うのがAs time goes by。

 スタンダードの名曲として今も受け継がれているが、もともとは、1931年にシンガソング・ライターのハーマン・フップフェルド(Herman Hupfeld)が、ブロードウェイ・ミュージカル『エブリバディズ・ウェルカム』(Everybody's Welcome)のために作詞・作曲した曲。

 この曲は1931年にそこそこのヒット曲となり、ビクター、コロムビア、ブランズウィック・レコード (Brunswick Records) や、安売り店向けのレーベルなどで、様々なバージョンが発売された。

 この曲は、上演される機会に恵まれなかった演劇『Everybody Comes To Rick's』に取り上げられ、これが映画『カサブランカ』の原案となった。とウィキペディアにある。

 酒場のシーンと霧の空港のラストシーンそれにイングリッド・バーグマンの美しさが蘇る。今、観ても青春の郷愁かもしれないが、なぜか胸が締め付けられるような感覚になる。

 それでは「カサブランカ」の1シーンもあるドウリー・ウィルソンとビージー・アデール・トリオのピアノ・ジャズでどうぞ!



音楽「インターネット放送AccuRadio」の中から素敵な音楽を……

2021-03-08 16:05:04 | 音楽
 ネットで音楽配信サービス全盛の時代を迎えている。お馴染みのアマゾンもあるが、私の好きなカントリー・ミュージックが豊富となればAccuRadioになる。

 AccuRadioは、2000年にイリノイ州シカゴで設立された。現在、ポップス、ロック、フォーク、カントリー、ジャズ、電子音楽等多岐にわたった音楽を配信している。数あるカテゴリーの中で「Beautiful Music」がある。内容は、「オールディーズ系」といえる。かつての名曲の数々が、途切れることもなく流れてくる。

 今日は「Send in the crowns」を取り上げてみよう。この曲は、1973年のミュージカル「リトル・ナイト・ミュージック」のためにスティーブン・ソンドハイムによって書かれた。フランク・シナトラが1973年にレコーディングし、ジュディ・コリンズのバージョンが1975年と77年にチャート・インしたため、ソンドハイムの最も人気のある曲となった。その後多くの歌手がカバーしている。

 私はこの曲を、フランク・シナトラのヴァージョンで聴き続けている。シナトラは、ゆっくりとしたテンポで情感豊かに歌い、独特の声音で聴く人を虜にする。

 さて、この題名なのである。ソンドハイムはこんなことを言っている。「ショーがうまくいっていなければ、道化師を送りましょうという意味ではありません。言い換えれば、「冗談を言いましょう」です」

 実際、英語圏では、このsend in the clownsをジョークの代名詞として使っているみたいなのだ。こんな感じを想像できるけどね。仕事とがうまくいかないとき同僚に「道化師でも送ってくれよ」と愚痴を言う。和訳付き動画を、フランク・シナトラの歌唱で聴きましょう。

音楽「If this is goodbye エミルー・ハリス&マーク・ノップラー」

2020-11-22 16:51:02 | 音楽
 エミルー・ハリスは、1947年アラバマ州バーミングハム生まれの今年73歳のカントリーソング・ライター。グラミー賞14回受賞しカントリー・ミュージックの殿堂入りも果たしている。美人で透き通る声の持ち主。

 私がカントリー・ミュージックを好きになったのは、思い出せないほど遠い過去のことになる。登山に熱中していてその行き帰りの車の中で、エミルー・ハリスをはじめウィリー・ネルソン、ケニー・ロジャース、ウェイロン・ジェニングス、ジョニー・キャッシュ、クリス・クリストファーソンなどで車内の空気を満たした。特に登山口に早朝に着きたいがため、夜間に車を走らせた記憶は生々しい。

 夜の国道20号線、いわゆる空き空きの甲州街道を音楽を聴きながらのんびりと走るのは、一週間の仕事の疲れも吹っ飛んでしまう。このエミルー・ハリスも一服の清涼剤の役割を果たしてくれた。

 この”If this is goodbye”は、2006年マーク・ノップラーとのコラボレーション・アルバム「オール・ザ・ロードランニング」に収録されている曲だ。このアルバムは商業的に成功したと言われる。

 マーク・ノップラーは、1949年イギリス、スコットランド、グラスゴーに生まれた。1970年代から90年代にかけロック・グループ「ダイアー・ストレイツ」を率いて世界的に人気を集めた。

 それでは、 If this is goodbyeの歌詞を原文のまま掲示しておきます。曲を楽しんでください。
My famous last words
Are laying around in tatters
Sounding absurd
Whatever I try
But I love you
And that's all that really matters
If this is goodbye
If this is goodbye

Your bright shining sun
Would light up the way before me
You were the one
Made me feel I could fly
And I love you
Whatever is waiting for me
If this is goodbye
If this is goodbye

Who knows how long we've got
Or what we're made out of
Who knows of there's a plan or not
There is our love
I know there is 

My famous last words
Could never tell the story
Spinning unheard
In the dark of the sky
But I love you
And this is our glory
If this is goodbye
If this is goodbye
 そして更に私の[pa好きな曲「Today I started loving you again」をエミルー・ハリスで聴いてください。この曲は、2016年に79歳で他界したカントリー・シンガー、マール・ハガードの作。
Today I started loving you again
I'm right back where I've really always been
I got over you
Just long enough to let my heartache mend
Then today I started loving you again

what a fool I was
To think I could get by
With only these few million tears I've cried
I should have known the worst was yet to come
And the crying time for me had just begun

Because today I started loving you again
I'm right back where I've really always been
I got over you
Just long enough to let my heartache mend
Then today I started loving you again