これは3Dで観たほうが良かったかもしれない。この映画の最大の見所は、銃撃戦だからだ。
スコープ付きのライフルは、薬きょうをぽんぽんとはじき出しで地面に転がる。追い詰められて断崖から転げ落ちる。
テロリスト・タリバンは200人以上の人間を投入してシールズを追う。その主人公は、マーカス・ラトレル(マーク・ウォールバーグ)。
戦いの中で「仲間のために死ぬ」というフレーズが度々出てくる。戦争に参加したとき国家や軍は正義を標榜するが、実際に戦う兵士たちは身近なもののために命を投げ出す覚悟を決める。戦友や家族のために……。で、ないと死ねない気がする。そういうことを言っているようでもある。
実話を映画化したもので、リアルな映像を楽しめた。男の子の映画だ。
監督
ピーター・バーグ1964年3月ニューヨーク州ニューヨーク生まれ。
キャスト
マーク・ウォールバーグ1971年6月マサチューセッツ州ドーチェスター生まれ。
テイラー・キッチュ1981年4月カナダ生まれ。
ベン・フォスター1980年10月マサチューセッツ州ボストン生まれ。