前回に続きDISC2にも16曲中4曲がエルビス・プレスリー。エディット・ピアフ「愛の讃歌」、グレン・ミラー・オーケストラ「ムーンライト・セレナーデ」、ナット・キング・コール「トゥ・ヤング」でこれらはわたしの好きな曲。
「太陽はひとりぼっち」という曲がある。1962年アラン・ドロンとモニカ・ヴィッティ共演の映画「太陽はひとりぼっち」の主題歌である。曲そのものはそれほどいいとは思わない。
アラン・ドロンは25歳のとき、1960年「太陽がいっぱい」で注目の存在になった。ハンサムなヤツはいっぱいいるが、アラン・ドロンの美貌はどこか影があって不思議な魅力がある。こういう男は女性にもてるのだろう、4人の有名女優やモデルと浮名を流した。今年85歳。すでに若き日の面影が失せている。みんなそうなる。 とすればハンサムな男もそうでない男も、終局はもとの姿が崩れみんな一緒になるということで、そうでない男の私は一安心。
1950年にリリースされた「愛の讃歌」は、2007年映画「エディット・ピアフ~愛の讃歌」としてマリオン・コティヤールがアカデミー賞主演女優を受賞した。
それでは、「太陽がいっぱい」をニーノ・ロータで、「愛の讃歌」を越路吹雪で、「トゥ・ヤング」は、ナット・キング・コールでどうぞ!