1994年の長編アニメ「ライオン・キング」のフルCG(ディズニー公式は、超実写版)でのリメイク。アニメもよかったが、この実写、本物のライオンらしいものをコンピューター・グラフィックスで描いた本作も悪くない。
シェイクスピアの叔父に対する復讐の「ハムレット」と敵対する家同士の息子と娘の「ロミオとジュリエット」のお話を、まるで生きたライオンが喋り歌い踊るという実写版なのだ。喜びや悲しみ、憎しみというライオンの表情に注目していたが、それなりに受けとめられた。物語の流れやBGMに没入しているせいもあるかもしれないが。ただ、キングとしての咆哮に迫力がなかった。
コミカルなイボイノシシとミーアキャットといろんな動物たちの豊かな表情とワルのハイエナの獰猛な面構えも面白かった。エルトン・ジョンの聴きなれた音楽「ハクナ・マタタ(Hakuna Matata)」や「Can you feel the love tonight」など耳にも心地よい。

それでは、スワヒリ語で「くよくよするな!」の意がある「HAKUNA MATATA」をどうぞ!
監督
ジョン・ファヴロー1966年10月ニューヨーク市クイーンズ生まれ。
視覚効果監修
ロバート・レガト1956年5月ニュージャージー州うまれ。アダム・ヴァルデス出自未詳