猫とマンガとゴルフの日々

好きな物を題名に↑ 最近はゴルフとグルメお出かけ主体に。以前は1960年~70代マンガを紹介していました。ネタバレ有り。

江戸東京博物館で「山内一豊とその妻」展を

2006年01月10日 14時38分42秒 | お出かけ・旅・美術・博物館
 新年早々、仕事とプライベートに忙しく、暫らく振りの更新でございます。ご無沙汰致しました。ネタはたっぷり仕込みましたが。ちまちま更新致します。

 さて、江戸東京博物館でございます。

 今年の大河ドラマ、「功名が辻」のモデルである「山内一豊とその妻」が特別展でやっておりまして、これはだんなが見たいと言い出し、私は常設展示の中の企画展示室でやっている「葛飾北斎-冨嶽三十六景」展を見たいと言って、出かけました。

 こちらの博物館は二人とも3度目、二人とも歴史好きなので一人でもそれぞれ行く程気に入ってます。一階入り口を入って左の所にどーんと、


                 

                    大熊手


 目出たい事でございます。他にも、入ってすぐのコンコース下に東京市街の古い地図が大~きく貼り付けてあって、都内在住の方は自分の家のあるあたりを踏んづけながら必ず探しています。

 「山内一豊とその妻」展は、二人のみならず、周辺の武将やエピソードをちりばめて、まるで小説を読んでいるように楽しめました。たとえば、一豊が部下に出した手紙の本物を展示していても、昔の字は読めない。詳しい内容や状況を説明してくれる案内文が付いてないとただ見てもつまらないですよね。その説明文が丁寧で分かりやすく、大体、時代順になってますから、追って読んでいるだけで一豊とその妻の生涯やエピソードが立ち上がってきます。

 なかなか上手い構成だと思いました。後半には、当時の女性が何人か(お市の方とか細川ガラシャとか淀殿とか秀吉の妻ねねとか阿茶の局とか)肖像画やエピソードを交えて紹介されており、国宝や重文の刀や兜もいっぱいで歴史好きの我々はもう夢中。

 じっくり読んでいたので、時間がなくなりかけて「葛飾北斎-冨嶽三十六景」展へ、3時頃になってしまった食事もそこそこにあわてて駆けつけました。

 
                  


 これが又、やっぱり本物は凄い。日本人なら一度は見ておかなくちゃとは思ってましたが、日本の宝です。印刷より鮮やかな藍色の素晴らしい事。ここに乗せた写真より全然違いますよ。
 当時最新流行のベロ藍というドイツ発明の染料だそうです。当時でも江戸は国際的だったのね。デッサンの素晴らしさも本物を見たほうが良く判る。これまたじっくり見て他の展示物は明治、大正、昭和を帰りがけにちらと見た程度。ここは一日では時間が足りません。

 まー、文化的充実の一日でした。満足満足。足はぱんぱん。早く帰って寝よ。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする