猫とマンガとゴルフの日々

好きな物を題名に↑ 最近はゴルフとグルメお出かけ主体に。以前は1960年~70代マンガを紹介していました。ネタバレ有り。

秋里 和国 「スイート オアシス」 1~5巻

2008年07月24日 13時37分28秒 | マンガ家名 あ行
 小学館 プチフラワーコミックス 2007年2月20日 初版~

 ラブコメからBLまで多彩な作品を長年描いているベテランの最近の作でプチコミックで連載されていた作品。コミックスは1~5巻で終了しています。
私この方の今の絵が好きなんです。一時顔が馬面になったり、改名 (秋里和国弐 読みは同じ あきさと わくに) したり色々あったようですが、最近は益々すっきりと洗練されてきていますね。目の表情とか微妙で上手いです。これの前作になるのかな、「プチエゴイスト」 もラブコメ爆発で面白かったけれど、これは又ちょっと大人の雰囲気でしっとりして、ちょっと怖いところもある。この人のシリアス路線マンガにはいつも 死 の影がちょろっと出てきたりする。

 お話は…。

 元パイロットの渋い中年紳士とその息子二人にそれぞれ愛され、翻弄される美しい娘。。。と、いうなれば少女マンガ王道の設定ですが、そこに大人のスパイスを振りかけ、マンガという都合の良さを要所につき混ぜ、セクシーシーンもちらちらと挟んで中々に読ませてくれるんです。
 主人公はファザコンでお人形のように可愛い21歳の女の子。パイロットの父と母と姉と暮らしていたが、父が死んでからは母の再婚相手に母、姉ともに不幸にされ、自分にもそれが降りかかってきて、物語の始めの頃はいつも死にたいと思っている。
 それが3人の個性の違う男性に愛され、あっちにふらふら、こっちにヒレハレとはっきりしないことおびただしい。読んでいて、だから誰がいいねん ! とちょっとイラッと来るところも 少女マンガ(レディコミだけど) の常等手段か。

 それが4巻くらいから謎解きが始まって納得するところも多いのだけれど、謎がわからなかった頃の方が面白かったというのは読者の勝手か。
 また、最後の終わり方があまりに途中過ぎて余韻を残したかったのか、ほんとに打ち切りになっちゃったのか私にはよくわかりません。作者あとがきでは納得した終わり方のようなのですが、もう少し親切でも良いかも。

   閑話休題

 3連休はしばらく来れないかもと、軽井沢で夫婦で元気にゴルフしていたのに今日から会社という22日夜中から自分が体調を崩し、2日間家で唸って寝てました。
 ストレスによる腸の機能低下と婦人科系の持病のダブルで、今までにないお腹の痛さでまいりました。今は少し良くなり会社にも出社しています。人間50を過ぎると男も女もいろいろ来ます。

       皆様もこの夏をどうぞ元気に乗り切ってくださいませ。
コメント (3)
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