↑ 新潮文庫 発行は昭和49年6月ですが、これは39刷や38刷35刷です。
このコロナ期に、少し本棚の整理をしました。
ほっとくとどんどん増えますからね~。
前にはまっていた BL本 の中で好きな作家さんでも特に好きな作品以外は処分したり。
これ以上は無理か、とひと段落したときに聖域を発見してしまいました。
漫画じゃなくて、 司馬遼太郎氏の歴史小説の文庫の列。
↓ 奥のも2/3くらいそうです。
日本人の日本史観を決定したとまで言われる 司馬遼太郎氏 の歴史小説の数々。
私も20代から30代にかけて電車通勤の中でも読むほど通読しました。
何度かは読み返したと思いますが、とにかく40年ほど前の本ですから、見てみたら中まで黄ばんでいて うわぁ読む気が起きん という感じ。(笑)
又読みたくなったら今は電子版とかあるだろうし、パラパラ見て、処分しようと思いました。
最近チビチビ読んでいた
「ビジュアル日本の歴史」 (今は読書三昧 を参照)
がちょうど関ケ原の所だったので、最初はこれ、と読み始めたら、パラパラどころか、はまりました。(´-ω-`)
東西両軍の兵力実に10数万人。
日本歴史上最大の天下分け目の 関ケ原 を前後数年に渡って、事実であるいろいろなエピソードをちりばめながら、小説としての面白さもあり、やっぱりパラパラではすみませんわ。
本棚には、戦国時代の物だけでも
「新史太閤記」 全2巻 → 豊臣秀吉
「城塞」 全3巻 → 大阪冬の陣・夏の陣
「戦雲の夢」 1巻 → 大坂の陣時の長曾我部盛親
「豊臣家の人々」 1巻→ 豊臣秀次・小早川秀秋・宇喜多秀家・北ノ政所(ねね)・豊臣秀長・その他の人々
「覇王の家」 1巻 → 徳川家康
「功名が辻」 全4巻 → 山内一豊
「夏草の賦」 全2巻 → 長曾我部元親
「馬上少年過ぐ」 1巻のうち部分 → 伊達政宗
「故郷忘じがたく候」 1巻部分 → 朝鮮の役の時日本に拉致された朝鮮の民の話・細川ガラシャ・その他
「おれは権現」 1巻 → 福島正則・可児才蔵・豊臣秀家の家臣 花房助兵衛・他
幕末については、
「世に棲む日日」全4巻 → 吉田松陰・高杉晋作
「最後の将軍」 1巻 → 徳川慶喜
「幕末」 1巻 → 幕末12の事件について
「十一番目の志士」 2巻 → 長州藩出身 天堂晋助
「人斬り以蔵」 1巻 → 幕末 人斬り と呼ばれた 岡田以蔵・古田織部その他歴史に埋もれた人々の肖像
「酔って候」 1巻 → 幕末の賢候たち 山内容堂・島津久光・鍋島閑叟等
「大阪侍」 1巻 → 幕末大阪の武士と町人の気風・その他
その他
「箱根の坂」 全3巻 → 北条早雲
「項羽と劉邦」 全2巻 → 紀元前3世紀末 中国秦の始皇帝の死後、楚の項羽を破った劉邦が漢帝国を樹立するまでのお話
司馬氏ならではの歴史紀行文、エッセイ、考察文など5冊あり。
昔読んだ「坂の上の雲」「竜馬がゆく」は有りませんね~。
あーーしかし、又 これ全部 読むことになるのか("^ω^)・・・な ?
この中で特に私のお薦めといえば、「新史太閤記」 全2巻 と「覇王の家」 1巻かな。
秀吉と家康という二大英傑のお話は知っていても何回読んでも、面白いです。
太閤記 というと、普通卑賎の身から日本の覇者に成りあがった、庶民の夢のような煌びやかで楽しい物語・・・というのが一般的ですが。
特に江戸時代の すごろく などでは。
司馬氏の 「新史太閤記」 暗いんですよ。
どう暗いかというと。
ナリアガル にはそれ相当の苦労と辛酸と頭脳と権謀術数と。
特に初めの頃は読んでてちっとも楽しくない。
でも現実はこういうものなんだろう、というのも分かる。
司馬氏が 新史 と付けたのも分かる気がします。
「覇王の家」の家康も又我々が一般的に考える 秀吉存命のうちは律義者で通し、死後は手のひらを返したように豊臣家を潰しにかかった狸親父、というイメージももちろん有るけれど、それだけじゃない。
人間臭さが垣間見えていいですよ。
まだまだおうち時間が続く中、歴史好きな方はどれか一冊如何でしょうか。
このコロナ期に、少し本棚の整理をしました。
ほっとくとどんどん増えますからね~。
前にはまっていた BL本 の中で好きな作家さんでも特に好きな作品以外は処分したり。
これ以上は無理か、とひと段落したときに聖域を発見してしまいました。
漫画じゃなくて、 司馬遼太郎氏の歴史小説の文庫の列。
↓ 奥のも2/3くらいそうです。
日本人の日本史観を決定したとまで言われる 司馬遼太郎氏 の歴史小説の数々。
私も20代から30代にかけて電車通勤の中でも読むほど通読しました。
何度かは読み返したと思いますが、とにかく40年ほど前の本ですから、見てみたら中まで黄ばんでいて うわぁ読む気が起きん という感じ。(笑)
又読みたくなったら今は電子版とかあるだろうし、パラパラ見て、処分しようと思いました。
最近チビチビ読んでいた
「ビジュアル日本の歴史」 (今は読書三昧 を参照)
がちょうど関ケ原の所だったので、最初はこれ、と読み始めたら、パラパラどころか、はまりました。(´-ω-`)
東西両軍の兵力実に10数万人。
日本歴史上最大の天下分け目の 関ケ原 を前後数年に渡って、事実であるいろいろなエピソードをちりばめながら、小説としての面白さもあり、やっぱりパラパラではすみませんわ。
本棚には、戦国時代の物だけでも
「新史太閤記」 全2巻 → 豊臣秀吉
「城塞」 全3巻 → 大阪冬の陣・夏の陣
「戦雲の夢」 1巻 → 大坂の陣時の長曾我部盛親
「豊臣家の人々」 1巻→ 豊臣秀次・小早川秀秋・宇喜多秀家・北ノ政所(ねね)・豊臣秀長・その他の人々
「覇王の家」 1巻 → 徳川家康
「功名が辻」 全4巻 → 山内一豊
「夏草の賦」 全2巻 → 長曾我部元親
「馬上少年過ぐ」 1巻のうち部分 → 伊達政宗
「故郷忘じがたく候」 1巻部分 → 朝鮮の役の時日本に拉致された朝鮮の民の話・細川ガラシャ・その他
「おれは権現」 1巻 → 福島正則・可児才蔵・豊臣秀家の家臣 花房助兵衛・他
幕末については、
「世に棲む日日」全4巻 → 吉田松陰・高杉晋作
「最後の将軍」 1巻 → 徳川慶喜
「幕末」 1巻 → 幕末12の事件について
「十一番目の志士」 2巻 → 長州藩出身 天堂晋助
「人斬り以蔵」 1巻 → 幕末 人斬り と呼ばれた 岡田以蔵・古田織部その他歴史に埋もれた人々の肖像
「酔って候」 1巻 → 幕末の賢候たち 山内容堂・島津久光・鍋島閑叟等
「大阪侍」 1巻 → 幕末大阪の武士と町人の気風・その他
その他
「箱根の坂」 全3巻 → 北条早雲
「項羽と劉邦」 全2巻 → 紀元前3世紀末 中国秦の始皇帝の死後、楚の項羽を破った劉邦が漢帝国を樹立するまでのお話
司馬氏ならではの歴史紀行文、エッセイ、考察文など5冊あり。
昔読んだ「坂の上の雲」「竜馬がゆく」は有りませんね~。
あーーしかし、又 これ全部 読むことになるのか("^ω^)・・・な ?
この中で特に私のお薦めといえば、「新史太閤記」 全2巻 と「覇王の家」 1巻かな。
秀吉と家康という二大英傑のお話は知っていても何回読んでも、面白いです。
太閤記 というと、普通卑賎の身から日本の覇者に成りあがった、庶民の夢のような煌びやかで楽しい物語・・・というのが一般的ですが。
特に江戸時代の すごろく などでは。
司馬氏の 「新史太閤記」 暗いんですよ。
どう暗いかというと。
ナリアガル にはそれ相当の苦労と辛酸と頭脳と権謀術数と。
特に初めの頃は読んでてちっとも楽しくない。
でも現実はこういうものなんだろう、というのも分かる。
司馬氏が 新史 と付けたのも分かる気がします。
「覇王の家」の家康も又我々が一般的に考える 秀吉存命のうちは律義者で通し、死後は手のひらを返したように豊臣家を潰しにかかった狸親父、というイメージももちろん有るけれど、それだけじゃない。
人間臭さが垣間見えていいですよ。
まだまだおうち時間が続く中、歴史好きな方はどれか一冊如何でしょうか。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます