本日は、日本未来科学館で「ロボットレスキュー競技に挑戦(初級コース)」の2日目でした。
昨日は、(他のチームがほとんどできているにもかかわらず)Yだけがライントレースできていませんでした。 「NXTを初めて触った」&「NXTソフトウェアが分かりにくい」という二重苦の状態とはいえ、ちょっと恥ずかしいなぁ・・・とずっと見ていましたが、午前中は相変わらずライントレースができません。 黒線に反応しているのですが、なぜか左に(黒線を)乗り越えてしまってくるくる回転してしまいます。
プログラムをいろいろ変えてみても、全然状況が改善されません。 時間になっても、結局(ライントレース)ができずに、とても悔しい思いをしたようです。 いい経験だ!
(結局原因は、光センサーの取り付け位置が悪かったようです。 原因の究明をしてくれたのは「team-i」です。 ちゃんと自分で気付けよY!)
昼休みの直前に、原因が究明され、ロボットがまともに動くようになったようです。 Yは、それまでの暗い顔が嘘だったかのように、絶好調になりました。 やっと、ソフトウェアの使い方も分かったらしく、出される課題を次々にこなしていきます。
障害物の検知をするのに、タッチセンサーを付けるところも、やっとこさNXTに慣れてきた感じで、楽しそうにやってました。
「障害物に当たったら止まる。」や「銀のテープで止まる」などもササッとできるようになりました。 まあ、考え方自体はすでに分かっていることなので、当たり前なのですけどね。
Yのライントレースはちょっと速くて、たまにラインを外れます。 何で、男の子はスピード重視になってしまうのでしょうか? (お前は中国チームか?)
最後に、皆でライントレースと銀のテープの発見の競技をしましたが、Yが点数と時間で一番でした。 (本当は、一回黒線を外れたのですが、今回は競技進行停止に減点を取らなかったので・・・本来であれば、満点のチームがいたので、Yは2位なのです。)
もう、午後は少しづつでもプログラムが進んでいくので、Yはとても楽しそうでした。 「LINK」や「team-i」とも、楽しそうにしゃべっています。 他のチームのプログラムを見たり、自分のプログラムを見せたり・・・今日の午前中はなんだったの?という感じです。
帰りに、「何であんなにロボットの速度を早くしたの?」とたずねたら、「今日は、競技進行停止で減点しないようだったので速い方が勝つと思ったので。」という回答でした。
う~ん、良く考えているというか何と言うか。
「レスキューはスピードより正確性」という原則があるんだけどなぁ。
中島先生の講座は、見ていてとても楽しいです。 時間があっという間に過ぎてしまいます。 暇つぶし用のグッズをいくつか持っていっていましたが、一切使いませんでした。 全国の小学校中学校の先生は、中島先生の講座を見学して授業に生かして欲しいです。