関東ブロック大会の1週間後が、ジャパンオープンって・・・忙し過ぎますね!
じゃあ、記憶が薄れないうちに・・・関東ブロック大会の時のレスキューについて書いておきます。
まず、競技アリーナが新設されました。
新品です!
2010年ルールから書かれた、タイルに対応するための大きさになっています。
ただし、1階の壁と傾斜路の壁の高さは10cmくらいです。
でも、そんなのは気にならないくらいの、素晴しい出来です。
2階の部屋の壁は、透明な素材で出来ていて、観客からもフィールドの中が良く見えます。
コースは、ボール紙に黒ビニールテープを張ったタイルが使われました。
タイルを使うと、競技フィールドが複数でも、ホトンド同じコースを簡単に再現することができます。 (便利な世の中です!)
では、1部屋目から・・・
1部屋目はこんな感じでした。
スタート直後にギャップ・・・これは簡単ですね。
滑らかな左カーブの後が波線に斜めにスピードバンプです。
スタートして4タイル目で・・・・いきなり レベル7 ですか・・・(笑)
しかし、ここで黒線を外れても、まえに壁が迫っていて、壁に当たって復帰するロボットが多かったです。
お助け機能あり。
そこまで考えて配置したのだとしたら・・・コースの設計者はさすがです!
左の直角の後に斜めの直線に、またスピードバンプです。
これも、ロボットが直線の方向を向く前にスピードバンプなので、結構辛いですね。
そして、右への直角でギャップになります。
このギャップでも、外側に膨らむロボットが続出です。
(ここでも、壁に当たって助かる場合が多かったです。)
さらに、カーブ後のギャップ・・・
そして、最後のゆるい左カーブ・・・
ここが1部屋目の最大の難所でした。
えっ、何で、こんな簡単なカーブが難所?
セカンダリのロボットは被災者の運搬機能を備えるために巨大なものが多かったのです。
巨大なボディを揺らしながら進むのですが・・・12タイル目で左カーブをする時に部屋の出口のゲートに当たってしまい、障害物回避に入ってしまう・・・というトラップにはまりました。
もう、1部屋目から難易度高すぎ!
廊下は、直角、直線、直角と・・・このフィールドで一番安心できるところです。
では、2部屋目です。
右へのゆるいカーブの後に、半円を描きます。
まあ、こんなのは、全然大したこと無いですね。
で、斜め直線の後にまたギャップ・・・
ギャプの前の直線が少ないので、ロボットが斜めにギャップに入ります。
だから・・・当たり前のように・・・外側に外れます。
斜めの直線、直角の後に・・・ゆるいカーブの上に大きな障害物が置かれます。
一見簡単そうですが・・・
線のつながりを考えると、右回避なのですが・・・
どっこい、その先のスピードバンプが邪魔をします。
ですので、左回避で大きく回りこみます。
しかし、スタートから17タイル目の半円のコースが張り出していてそこに着地する危険もあります。
無事にスピードバンプの前に復帰したら・・・直角の直後のスピードバンプ、連続してギャップと続きます。
このスピードバンプとギャップは共同体でした。
スピードバップは、バンプをロボットが完全に乗り越えてから黒線をトレース(認識)して初めて
得点になるのですが、23タイル目のバンプを完全に乗り越えたところに黒線が無く、ギャップの先の黒線を認識して初めてスピードバンプOKになりました。 (もちろん、そうなれば24タイル目のギャップもOK)
そして、26タイル目では、1つのタイルに2個(2本)の連続スピードバンプです。
この2つを乗り越えて・・・たったの5点です。(笑)
そして・・・2部屋目最大の難所・・・やっぱり出口のゲートです。
27タイル目が波線なので、ロボットが蛇行します。
まず、左に向き、その後に右に向きます・・・そしてそのままゲートの右側に激突・・・
こんなストーリーでしたねぇ。
最後の28タイル目は、ゆるい右カーブで黒線は終わりです。
さようなら・・・
ロボットが坂道に対して斜めになったまま傾斜路に突入します・・・・
2階は・・・とっても綺麗な床です。
避難場所もピカピカです。
写真にはまだ写っていませんが・・・
楊枝と竹串が撒かれました。
新品のフィールドらしく・・・壁の透明感が気持ちいい!
缶は、耐久性を考えて・・・スチール缶でした。
M&Y母が苦労して、普通に入手できるスチール缶を探しました。
候補は「ダイドードリンコのアイスココア」と「キリンビバレッジの午後の紅茶」だったのですが・・・
午後の紅茶は内容量が340mlだったので・・・止めました。
この缶の内側に粘土を入れておもりの釘を埋め込むという・・・手の込んだ被災者を神奈川・西東京(と東東京)のレスキューチーフの船本先生が作製してくれました。
まあ、こんなかんじでしたね。