関東ブロック大会から一週間でジャパンオープンという、超特急なスケジュールで進んでいます。
関東からのレスキューチームは、1週間で頭を切り替えなければいけません。
じゃあ、簡単に2011ルールについておさらいしたいと思います。
まあ、私は技術委員ではないので、ジャパンの競技がどのように実施されるかは知りません。
(あくまでもルールの中での変更点です。 悪しからず!)
1.1.1. では、傾斜路室について定義されました。 傾斜路室を出ることができたら傾斜路の得点が入ります。 つまり、2階の部屋に入れたら傾斜路の得点になります。
1.5.1. では、傾斜路にもスピードバンプや楊枝が撒かれる可能性があります。 楊枝はともかく、傾斜路のスピードバンプは難物ですね。
1.5.2. では、大きな障害物は大きく動かしてはいけないことになりました。 これまでは大きな障害物は動かないように固定したり、審判が押さえました。 今回からは、審判が押さえない上に、大きな障害物を動かしてはいけないことになります。
1.8.4. では、突発的な事件が起きることを想定して、あらかじめ対応すること・・・無理難題ですね。(笑) 観客がカメラのフラッシュを焚くくらいは日常茶飯事として流しましょう。
2.1.4. では、ロボット内の無線通信(BTclass2)はOKになりました。
3.3.2. では、競技(調整含む)が始まったら、ロボットを競技場所から持ち出すことができません。 つまり、ロボットをパドックに戻すことができません。 そうなると、プログラムの書き換えなどは、パソコンを競技場所に持ってきて、そこでやるしかありません。
3.3.3. では、競技時間は調整時間を含んで8分間になりました。計測される競技時間には調整の時間も含まれるので、なるべく短い時間で調整を終わらせなければなりません。 いや、調整をしなくても良い様にしなければなりません。
3.4.8. では、被災者(缶)は、避難場所に立てなければなりません。 さらに上下も元にあったとおりに立てます。 (上下逆に立てても得点になりません。)
厳しい!
セカンダリは、被災者(缶)を持ち上げると20点という得点が新設されました。
3.4.10. では・・・今回のルールの目玉商品です。 レスキューの競技ではマイナス得点がなくなりました。 さらに、部屋を1つでも越えていたら(部屋得点を得ていたら)50点より少なくなることはありません。
3.5.1. では、黒線を外れたりした場合に、外れたタイルやその次のタイルで復帰すればOKですが、それ以外では競技進行停止になります。 これまで、ショートカットという日本の勝手なローカルルールがありましたが、これを規定したことになりますね。
3.6.4. では、競技の計測が始まった後にサイコロを振って被災者を置く位置を決めます。 サイコロの目で被災者wが置かれる領域(30cm×30cm程度)が決まり、その中で何処に置くかは審判が勝手に決めます。
3.6.5. では、レッドゾーンで競技進行停止になった場合は、被災者(缶)はそのままです。
3.6.6. では、被災者(缶)を持ったまま競技進行停止になった場合は、被災者(缶)を立ち往生した場所に立てて、競技を再開します。
駆け足ですが・・・こんな感じでしょうか?
これまで、日本の競技会では、(ローカルルールとして)レッドゾーンでは競技進行停止を取らなかったのですが、今回はどうなるでしょうねぇ。
それと、今回のルールには絵がたくさん掲載されていますが・・・
いかがでしょうか?
感想など、いただけるとうれしいです。
追補です。
General Rules として、追加されていましたねぇ。
ヒトリチーム禁止!
それと、Lineleaderが使用禁止なのですが・・・ジャパンでは何故かローカルルールで使用可能です。