ここからは、ルールの解釈です。
・被災者から15cm以内に停止して、5秒間以上ランプを点滅すると被災者発見の得点になる。
ルールでは、被災者の発見は2通りあります。1つ目は、ロボットが被災者の15cm以内で停止して、ランプを5秒間点滅した場合。もう一つは、ロボットが被災者の15cm以内でレスキューキットを落とした場合。でも、関東ブロック大会では、前者しか認めていません。これは単純に、後者は審判の判断が困難だから・・・
ちなみに、被災者発見のランプを装備しておらず、後者の動作をするロボットなんていないと思っていたら・・・2014年の大会で中国のチームがそうでした。
・引き続き、レスキューキットを被災者から15cm以内に配置することができると、レスキューキット配布の得点になる。
ルールでは、ランプを5秒間点滅したあとに、レスキューキットを落とすと得点、と書かれています。でも、実際には5秒間の点滅の後にロボットを動かして、レスキューキットを落としても得点になりました。 でも、関東ブロック大会ではルール通りにしました。
つまり、被災者の発見、ロボットを停止、5秒間ランプを点滅、(そのまま)レスキューキットを落とす、再び探索開始・・・
・チェックポイント(銀のタイル)に入るとチェックポイントの得点になる。
2014年ルールで追加されたチェックポイントです。
迷路を探索していて、チェックポイントに入ると得点になります。この場合の「入る」はロボットの半分以上がタイルに入れば「入る」と認めました。
で、問題は、スタートタイルのチェックポイントの得点です。
ルールでは、特に規定していません。世界大会では、よくわからない運用がされていました。確か、ロボットがスタートタイルから出たら得点・・・
で、関東ブロック大会では、ルール通りの解釈にしました。チェックポイントに入ったら得点、チェックポイントの外からやってきて、チェックポイントのタイルに入ったら(ロボットが半分入ったら)得点です。
つまり、1タイル進んで1タイルもどって、銀タイルに入れれば得点です。(ただし、その場合は、決め撃ち疑惑で調査しますけど・・・笑)
だから、スタートして銀タイルを離れても得点になりません。迷路を探索していて、たまたまスタートの銀タイルに入ったら得点です。ふつうは、迷路を一周してきて、最後に戻ったときに得点になりました。
勿論、競技進行停止で、銀タイルから再スタートしても(銀タイルに戻ったとしても)チェックポイントの得点は入りません。