たまには、役に立つ情報を提供しようと・・・
RoboCup 2015 のジュニアレスキューの話です。
ドロップタイルを決めさせるのを競技時間の8分の外でやるようなルールになっていますが、なかなか決められないチームが多く、どんどん予定の競技時間が遅れていったらしい・・・(チームキャプテンが決めることになっているが、結局「どうする!?」「ここでいい!?」と、その場でチームの打ち合わせが始ってしまう・・・)
日本で競技会をやるときには、競技時間の8分の中でドロップタイルを決める様にした方が良いですね・・・
フォーラムでは、1つのタイルに複数のドロップタイルパックを置くことを認めていたようですが・・・実際の競技では1つのタイルに複数のドロップタイルパックを置くことを許さなかったようです。
また、ドロップタイルパックは、障害物やスピードバンプなどが設置されたタイルには置くことができませんでした。しかし・・・十字路やギャップには置くことができたそうです。
さらに、十字路のときには、どの直線(2つの交差した直線のどちら)をドロップタイルにするのか指定させたようです。(つまり、タイルではなく、タイルに書かれた線を指定するものだった)
コース作りで一番大変だったのが、傾斜路だったそうです。もともと、LOが準備していた傾斜路の台が使えず、ゲート用のオレンジ色の棒を駆使し傾斜路(と2階の通路)を作っていったそうです。で、傾斜路の板も30cm×30cmだから、斜めにすると底面は30cm×30cmより小さくなります。だからその分がズレます。だから・・・傾斜路は片側から作っていかないと、変な隙間ができてしまいます。やっぱり、傾斜路用の板は33cm×30cmで作らないとダメなんじゃないでしょうか。または、傾斜路用に3cm×30cmの隙間を埋める補間材を埋め込むと良いと思います。
一人チーム・・・チームメンバーのVisaが取得できなかったので仕方が無かったそうです。そのチームは、一人での参加が認められたのですが、表彰対象にはならなかったそうです。
Rescue Maze
ロボットは一台だけ・・・でも、2台の異なるロボットを準備していていて、コースによって使い分けていたチームがあったそうです。