都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

完成度と自分で味付けの楽しさ:ア・ラ・カルト、ニューハマヤそして煉瓦亭

2008-11-01 16:03:12 | 食べ歩き

<o:p> </o:p>相変わらずカキフライの探検に邁進している。ア・ラ・カルトに再訪し、Aランチ(煮込みハンバーグとカキフライ)を頂く(1,000円)。カキフライは前と同じで衣(細めのパン粉)が硬い。ハンバーグはよく肉を練ってある完成度の高いもの。ドゥミグラス・ソースも嫌味なく滑らか。チャウダーは前と同じ印象で美味しいが少ない。(ボストンにユニオンオイスターハウスというのがあり、クラムチャウダーでも有名。カップでお皿一杯、ボウルで丼一杯出てくる。無料のコーンブレッドでお腹一杯になったものだ。リーガル・シーフードのNYチャウダー(トマト味)も佳いな)キャベツも冷やしてある丁寧さである。だが、食べたあと何か満足しなかった。というのもこのお店にはソース、胡椒はない。お醤油もない。何故かペパーソースのマイクロ瓶がある。このお店では「完成形」を出しているのであろう。お味はついておりますというところだろう。<o:p></o:p>

レストランでは追加の味付けを想定しないお店が多い。私は「店屋の洋食」が好きだ。この前まで煉瓦亭(銀座)ではポークカツレツを切った後、ソースをジャブジャブにして食べていた。別にキャベツを貰いワシワシが合いの手として最高に楽しめた。味付けなしの対極が淀屋橋に3つあるニューハマヤである。豚細切り焼肉、キャベツ、卵焼きと赤出汁、おひつご飯がお決まりである。歴史は古く、少なくとも30年くらいはある。卓上にはリーペリンのウースターソースとタバスコが置いてある。(30年前からだとしたら相当珍しい)これをお肉と卵にジャブジャブ掛けるのがお作法で、ご飯が大変進みメタボ認定も夢ではなくなる。ここは楽しい。店屋の味だが、後を引く。上品なお店はこれが無いから楽しくないのだろうな。美味しいのは分かるが、あのハンバーグにユニオンソース(ペンギン印で美味しい)を一寸かけたらとか、チャウダーに胡椒をガリガリ出来たらと思わずにはいられない。なお、ア・ラ・カルトの対極にとん平(心斎橋他)があり、ここのフライものは店屋の見本である。もちろん何でも掛け放題で、特にイリコだしのお味噌汁に七味唐辛子を一杯入れたものと揚げ物、ご飯のトライアングルは心が高ぶる。(お土産にコロッケもいいですよ)<o:p></o:p>

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