都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

ライトアップは上品に:御堂筋で色がばらばら

2008-12-14 12:37:03 | 都市生活

この前、大ガスの前の御堂筋で、雨の7時ごろ拝見した。試験的なのだろうか、イルミネーションの色が不統一で落ち着かない。(とくにピンク)表参道の欅(けやき)は箒(ほうき)を逆様にしたように枝が広がり、イルミネーションに好適な樹種だ。しかし、銀杏は黄色い葉を楽しむもの。歴史がある樹種で枝がごついため映えない。しかし、御堂筋といえば銀杏である。<o:p></o:p>

イルミネーションをやるなら、企業の協賛も募ってビルの壁面でやってはどうか。昔は100尺(31m)のラインで続いていたので、屋上の31mラインをつなげるのも洒落ていると思うがどうだろう。<o:p></o:p>

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梅田の大阪中央郵便局の開発:大阪市オフィス・マーケットの今後

2008-12-14 12:29:51 | 都市計画

 景気後退を受け、オフィス需要が低迷するなか、大阪市では新規開発が多い。特に梅田での大型・駅近のもの(Aクラスビル)多く、北ヤードを除いても3万坪はあるのが、今度の大阪中央郵便局(2万坪くらいか)で5万坪となった。大阪のオフィス・ストックは約300万坪であり、この新規供給で空室率は約2%上ることとなる。北ヤード開発を入れると、もっと上がる計算だ。<o:p></o:p>

 大阪市のマクロで考えると、梅田と御堂筋線の拠点性が高まるだろう。(拙稿 大阪のオフィスセンター 参照下さい http://www15.plala.or.jp/n7ohshima/oosaka%20ofice%20centers.pdf )しかし、大阪は東京と違い、立地による営業効率格差が少ない (東京のオフィスセンターもご参考に http://www15.plala.or.jp/n7ohshima/tokyo%20office%20center.pdf )ので、梅田と淀屋橋・本町の差が小さい。問題は、新築ビル集積がどういう効果をだすか。その効果により、他のエリアがどのような影響を受けるかを考えたい。<o:p></o:p>

 梅田にはデパートが多く、大きくなる。オリエンタルランドも出るらしい。エキスポランドもパラマウントのテーマパークが構想されている。いよいよ、消費面でも大阪の重心が北に移りそうだ。大阪は都心機能をどうコンパクト化していくのかどうか。また、都市の競争力として、これだけオフィスが増えるのであれば、大阪のオフィス立地の優位性を高め、アピールするべきだろう。方策としてはコンパクト・シティ化と大阪市内の機能分散がある。機能分散方式は需要が拡大し、産業育成の見込みがあれば有望であるが、そのシナリオは採りにくい。であればコンパクト・シティ化である。<o:p></o:p>

 かたや、都市間競争力の強化の側面からは、Aクラスビルの利便性の高い立地での集積は望ましい。今後は例えばコールセンターなど都市間の取り合いが想定されるが、後背地の主婦人口・学歴や交通利便性からも有利である。しかし、大阪市内で梅田(新しいオフィスセンター)と淀屋橋・本町(歴史あるオフィスセンター)の競合、心斎橋、難波、天王寺の強化方策が望まれる。これは追って考えるが、今回は梅田の商品化を検討する。一例として、北ヤードはオフィスを後回しにし、住宅を先行開発とし職住近接を売り物とする方策がある。(こんな都市は日本に少ない、丸の内にはないが、八重洲の後背地の月島などは住宅だ) 更に府庁を梅田に移転し、その跡地は緑化する(北ヤードの緑化より、大阪市としてのメリットがあると考える)梅田の集積機能は更に高まる。位置は北ヤード2期の駅から離れたところで先導施設としての役割を担わせる。(大型開発の端部に集客のマグネットを置くのは定石である、逆に駅近くから開発していくのでは将来開発が難しくなる可能性がある。駅近くは仮設利用でも良い)府庁の移転費用は、前述のとおり空中権を北ヤードに持ってくれば緑地と府庁の交換となる。<o:p></o:p>

 大阪市での大きな都市経営の課題である。ご意見給われば幸いです。<o:p></o:p>

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アマチュアの楽しみ:オーディオ、自転車

2008-12-14 08:44:34 | 趣味

 自転車とオーディオが好きだが、商売にするつもりは無い。趣味とはそのようなものである。<o:p></o:p>

 最近、良いユニットが販売され、ネットワークもTSパラメーターで定数管理できるようになった。(昔はカット&トライ)スピーカーが安く出来るため自作も多い。結構なことである。しかし、私自身はやろうとは思わない。良い出来合いのものを、線材やネットワークの部品交換はするが、一からはから組まない。それは、可変要素が多ければ多いほど、手を加え「音を聞く」になり「音楽を聴く」になりにくいからである。また、際限なく改良したくなりどうも音楽を聴く時間が少なくなる。定評ある会社の製品を改良するくらいがアマチュアの特権であろう。最近はスピーカーのレベル調整、アンプのトーンコントロールも少なくなっている。20年前くらいは、アンプでもつまみの数を競っていたものだ。<o:p></o:p>

 CDLPは色々会社の録音で音が違う。これを聴き分けられる音が楽しめる。CDを数千枚持っておられる方が多いが、年間200枚でも毎週4枚聴く勘定になる。そんなに時間があるのか。(もちろん手持ちも聴きなおすだろうし。CDでも「全集」買いなら安く枚数がいくが)最近はできるだけ音を楽しみたい。<o:p></o:p>

 別のやり方では、到底採算に合わないものを楽しむのもアマチュアの楽しみだ。例えば、昔の自転車に手間を掛けて再生させるなどである。(もちろんショップに頼む手もあるが、楽しみが去り、懐は淋しくなる) がんがん走ればよいではないかといわれれば、その通りであるが、違う自転車で同じ場所を道を替えて訪れるのもよいものである。自転車でも綺麗なフルオーダーのお値段は軽く軽自動車位し、色々な部品、取り付け角度、寸法に流儀がある。こういうのは「床の間自転車」とも言われ観賞用とされるが、やはり使われて、ちょっとやれた位の手入れの良い自転車が美しいと思う。これが結構手間が本当にかかる。5台の自転車でも、タイヤ、ケーブルの取替え、ホイールのフレ取り、サドルの手入れなどまとめてやると2,3日かかる。それでもやり終えると自転車が「さっぱりしました!」という感じで良い<o:p></o:p>

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