都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

裏をかく:抜け道は美味しい、みんなで渡れば怖くない

2009-02-14 09:34:27 | マクロ経済
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最近のお金儲けは、規制、法律が出来た裏をかくものが多い。つまりは規制を盾にとり、独自の抜け道を作るようなものである。先ず思い浮かぶのはデリバティブ(金融派生商品)のうち1990年代のオプションである。当時、外資系投資銀行は大きな変動がある(オプション料は高くなる)とみせかけ、実は小さな変動(オプション料は低くなる)で、その鞘取りで収益を上げた。<o:p></o:p>

また、最近は法人税の低下で企業が呼び込めるというが、税率0%のケイマンも資金移動の抜け道となった。ケイマンの法人の配当を収益として移転する手法は有名である。<o:p></o:p>

ストックオプションも抜け道で所得から株取引として、値上がり益は低い税率が適用された。所謂、Smart Tax Saving(賢い節税)の大掛かりで経営者が儲かる方策である。<o:p></o:p>

 更に、エンロンのような将来収益を計上し、見かけの企業価値を高めるなどの会計の手法もあった。これらの手法に対し、法律、行政は後追いである。つまりは規制、法律は万能ではないということだ。<o:p></o:p>

最近、企業の決算(経常利益、最終利益 等)の赤字が多い。営業利益は黒字だが、特別損失(暖簾代、有価証券売却損 等)が見られる。これも、今なら「赤字」でも通りやすいし、「損」を出しておけば、回復時に効果が大きいという「抜け道」をみんなで通っている感がある。この、右に倣えも最近の風潮で、低成長のためか、「仲良く」、「そつなく」の蔓延となっている。<o:p></o:p>

真に革新的な商品、サービスは経済の成長となる。これらは、主に創造的「革新の天才」が切り開いた。今の抜け道は、利に敏い「法律の秀才」が作っている感じがする。

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龍園(三条七本松)の餃子

2009-02-14 08:58:17 | 食べ歩き

 前からお名前は伺っていたが、三条通の自転車屋3店に立ち寄りながら来店。餃子定食(小)600円を。餃子は練ってある皮を、手回しの製麺機で平たくしてから丸くくりぬき、包むという、高田馬場の餃子のムロみたいな手順。餡は野菜(白菜とキャベツか)が大目。餃子の鉄板は鎖が天井まで伸びていて引っ張ると開く。天井には換気扇がうなり、結構寒い。味噌ダレが有名だが、ラー油も自家製の様で辛さはあまり無いが胡麻油の香りが良い。餃子は仕上がりにお酒か胡麻油のようなものを相当量振りかけていた。その横にバーナー一口。焼き飯、天津飯やラーメンの麺茹ではここで。その横にスープが。<o:p></o:p>

 定食は餃子8個、ご飯、黄色い沢庵2切れ、スープ(清湯でしょうが風味(山椒も)、量が多く感動するお味)で、餃子は焦げがご愛嬌だが、酢醤油ラー油、味噌ダレのどちらでも楽しめる。皮が柔らかで崩れやすく、餡も柔らかで癖が無いので、ご飯の上において食べるとなおさら美味しい。また、ラー油の唐辛子をつけて食べるのも美味しい。合いの手にあっさりスープの生姜風味が口をさっぱりさせてたまらない。餃子12個の中も良いかな。<o:p></o:p>

 お店は古い感じですが、お客様も子連れの方や年配の方が多い。他の方のを拝見すると、焼き飯は炒めの浅いさっぱりした見栄え、ラーメンも丁寧なつくり。また来よう。次は中かラーメンも。タンメンがあれば良いのにと思う。タンギョー(タンメンと餃子)の木場の来々軒や千葉のタンメン胖を思い出す。

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