都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

デパートの未来は

2009-02-28 08:59:05 | 都市生活

 考える前に、「攻防メガ百貨店」(日経)を読んだ。「売り手」から「買い手」へ、「サービス消費に向かう」、「伊勢丹は体育会系」、「大丸の研修センター」は参考になった。<o:p></o:p>

デパートでは見るだけ、試すだけ、聞くだけ 買うのはネットとなると困る。あくまで「試すもの」として 靴などが強みとなる。ノードストロムは20年前から靴に特化している。<o:p></o:p>

お客様と スタッフの(商品知識)のやりとり。楽しい(ハレの場)、そこでしか売っていない(昔のゴティバ)、いつも馴染み(店員、オーダーメード)、着てみて分かる(服)、つけて分かる(化粧品) 、楽しく食べる(大食堂)などお客様の行動から考えよう <o:p></o:p>

車から徒歩、自転車の来店も多い。それでも「着替えたくなるような」お店が欲しい。店内の独自の雰囲気と緊張感が欲しい。そこでは、「お客様」への丁寧さでなく、抱える「問題解決となごみ」が両立して欲しい。結局、デパートは「モノ」とスタッフの知識であろう。<o:p></o:p>

最近、超大型(2万坪)のデパートが多いが、スタッフの質と量が追いつくのか懸念がある。ショッピングセンターとデパートの合いの子にならなければよいが。<o:p></o:p>

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雨の桂離宮

2009-02-28 08:48:16 | 芸術

冬の雨の中、桂離宮を訪れた。いつもの風景とは違い石がしっとりと色が深い。真・行・草の飛び石が綺麗だ。灯篭などの石も苔もいつもと違う味わいがある。土壁も土台のあたりが濡れていて風情がある。竹の軒樋や縦樋も雨で濡れて、流れの様子がわかる。この樋だけでも維持管理のご苦労を思う。<o:p></o:p>

 桂離宮は砂糖菓子のように繊細で儚い。清潔で大胆、且つ鄙びている。来るたびに心の感度が洗いなおされる思いがする。<o:p></o:p>

これは日本の誇るべき財産である。帰りは笹垣(桂垣)を見ながら、中村軒でお菓子を購う。昔は、畑の中にあったお店であるが、今でも趣はある。<o:p></o:p>

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