梅田から淀屋橋に歩くと、大江橋の三菱ビルや淀屋橋角の日土地と京阪のビルが解体中。これから西側の住友やミズノのビルは工事前。
特に、淀屋橋駅から見ると三菱のビルが無くなり、奥のビルが見えてちょっと異様な感じがした。
さらに、心斎橋側を見ると黒くにょっきりした不気味なシルエットはWホテル( https://www.sekisuihouse.co.jp/library/company/topics/2020/20201118_1.pdf )安藤忠雄のデザイン監修だがもっと景観に配慮できなかったのか。黒く、街並みから突出したモニュメントであり人を向かい入れるホテルの外観ではない。もしも、これと似たものが京都にできるなら景観論争になる。安藤忠雄は京都のタイムズⅠ、Ⅱが閉館になるなど、実用施設(生活、投資回収ができる)を作れない陥穽がある。(個人的には、高松伸とあわせモニュメント作家だと思い、見たくない)
さらに、堂島あたりでは、関電不動産とパレスホテル運営のZentis Osaka、旧堂島ホテルもファンドによりマリオット系のアロフト大阪堂島となっている。ホテルの新規開業は多い。( https://kansai-sanpo.com/osaka-new-hotels/ )CBREの分析( https://www.cbre-propertysearch.jp/article/hotels_hotel_market-outlook2021/ )では、立地、グレードなどポジショニング、宿泊のターゲットと施設対応による差異化となっている。
京都では、民泊とゲスト・ハウスが淘汰、宿泊特化のビジネス・ホテルが値引き合戦、その上のクラスは確かにまだら模様で東京からの逃避宿泊も多いと聞く。
「みんなで作れば怖くない」は不動産には当てはまらない。市場が飽和し競争が高まる。その中でも勝てるものだけが勝てる、一流の大学・会社に入っても一生安心でないのと同じで、競争の始まりだ