65歳まで外科医として手術中心だった医師が定年後老人医療の道に入った。
”死を生きる”は700人以上の看取りをしたその医師が書いた本だ。
本には死を意識して生きる人はほとんどいないと書かれていた。
2024年3月、コロナのため面会できない養護施設より連絡がありヤエコに会えた時はもう意識がなかった。
コロナの年に入院し約4年、ほぼ会えなかったので気持ちを確かめようがない。
死に方を教えてくれるのは親だけだと思っていたのに。
でも103歳まで生き痛がりもせず眠るように後に残る私たちがなっとくする旅立ちだった。
先日80代で一人暮らしの母親を週一で見守っていた人が行くと亡くなっていたそうだ。
死後3日たっていたとのこと。
しばらくは悲しみが続くだろう。
”能力で人を分けなくなる日”は障害者施設での大量殺人のことなどが書かれていた。
先日旧優生保護法の誤りを政府が認めた。
時代の波というのか流れは本当に恐ろしい。
ブプレビュームと写す。
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