歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学

フラクタルと歴史経済波動学で予測
 未来の世界と経済と医療の行方
貴方はいくつの真実を見つけられるか!

二度ある事は三度ある・第三次世界大戦前哨戦・世界は私の予測に近づきつつある

2015年06月04日 13時49分27秒 | 経済戦争

★ http://www.mag2.com/p/news/17160?utm_medium=email&utm_source=mag_news_9999&utm_campaign=mag_news_0604


❶ 中国VS米国。戦争をする気もないのに挑発する理由とは?

アメリカと中国の軍事衝突が心配される南シナ海問題。前CIA副長官らも開戦に至る可能性を示唆するなど、いつ紛争が発生してもおかしくない状況にあるような印象を持ってしまいますが…。『未来を見る! 「ヤスの備忘録」連動メルマガ』に、「アメリカによる中国挑発は、現在仕掛けているとある国の政変から世界の目をそらすため」との情報が。ウクライナの次にターゲットにされた国とは? そしてなぜアメリカはまたも政変を仕掛ける?

なぜアメリカは中国を挑発するのか

すでに日本でも大きく報道されているので周知だろうが、中国共産党機関紙である人民日報系の日刊紙「環球時報」は5月25日付で、「米中が南シナ海で軍事衝突する可能性が大きい」と題する社説を掲載した。米軍が「挑発」と「侮辱」を続けるなら、「中国軍は尊厳のために戦う」としている。

いま中国は、領有権を主張している南シナ海の南沙諸島の永暑礁(ファイアリー・クロス)で、本格的に埋め立て作業を行っている。滑走路なども完成間近の状態だ。中国のこうした強硬な動きを米軍は監視を続けており、中国が埋め立てを続けている空域で何度も偵察機を飛行させている。メディア関係者を偵察機に搭乗させての取材も行った。

南沙諸島の領有権を強く主張している中国は、米軍機の監視行動を「領空侵犯」として認識しており、強く反応している。中国政府外交部は、「無線警告で米軍機を追い払った」と主張。米軍を「極めて無責任で危険な『領空侵犯』」、「国際法を順守し、挑発的な行動を控えよ」などと非難した。

さらに「環球時報」社説では、中国としては「譲れない最低ライン」は埋め立て工事の完成であり、「もし、米国の譲れない最低ラインが中国の埋め立て工事の停止であるならば、米中の南シナ海における一戦は不可避」であるとし、「中国軍は尊厳のために戦う」と主張した。

マイケル・モレル前CIA副長官の発言

中国のこうした対応に対して、米政府の高官などから発言が相次いでいる。そのひとつは、前CIA副長官のマイケル・モレル氏の発言だ。

モレル氏は「中国の南シナ海での埋め立て行為が、米国の盟友に緊張を与えている。

 ❷ このようなにらみ合いは、中国と米国の未来に『絶対的』な開戦リスクをもたらす」と語った。

さらに、モレル氏は「中国の勢いが続けば、中国と米国は開戦に至るだろう。米国が譲るのか? 彼らが進撃してくるのか? 次期大統領が直面することになる重要な問題だ」と指摘した。

ジョージ・ソロス氏の発言

このような発言を聞くと中国とアメリカが一触即発の危機に向かって進んでいるように見えるかもしれない。そのようななか、注目されているのが世界的な投資家のジョージ・ソロス氏の発言だ。

ソロス氏によれば、中国が輸出でなく内需に経済の主軸を移したとき、中国とアメリカの衝突による第3次世界大戦のシナリオは現実のものとなるとしている。そして、次のように言う。

 ❸ 「米国の軍事同盟諸国、たとえば日本と中国との間に紛争が発生したとすれば、第三次世界大戦が始まるといっても、過言ではないだろう」

この最悪のシナリオを回避するためには、米国がなすべきことは、中国に対する「大幅な譲歩」であるとしている。人民元にIMFの通貨バスケットの一部となることを許し、ドルの強力なライバルとなる国際通貨にして行くことだとしている。

最後に、中国がロシアと政治的、軍事的同盟を結ぶのであれば、そのとき新たな世界大戦は現実のものとなるとソロスは言う。

発言の意図と「オープンソサエティ協会」

こうした発言を聞いていると、中国とアメリカの軍事衝突がいまにも始まりそうな印象を持ってしまうが、こうした発言を行っているのはCIAの高官やジョージ・ソロスという世界の混乱を仕掛ける側の人間の発言だということだ。

 ❹ 米中戦争のよる第3次世界大戦の危機を警告する背後には、まったく別な意図が隠されていると見た方がよい

ジョージ・ソロスだが、早くも1960年代にジム・ロジャースとともにヘッジファンドの「クオンタム・ファンド」を立ち上げ、世界を席巻した投資家というだけではない。「オープンソサイティー協会」のようなNGOを立ち上げ、自由で開かれた社会を目指す政治活動家でもある。

 ❺ 「オープンソサイティー協会」は政権を転覆する市民運動を米国務省とともに仕掛け、数々の革命を引き起こしてきた組織である。2000年から2006年まで中央アジアの親ロシア派の政権を打倒し、親欧米派の政権を打ち立てた「カラー革命」には青年を抗議運動にリクルートし、トレーニングしていたのがジョージ・ソロスの「オープンソサイティー協会」だったことはあまりに広く知られている。

「オープンソサイティー協会」は、いわば米国務省の工作機関である。そのような組織を運営している人物は、客観的な観測の結果として米中衝突による第三次世界大戦の発生を警告するとは到底考えられない。警告の背後には別な意図があると考えてしかるべきだ。

また、米国務省や「オープンソサイティー協会」と協力して工作にかかわっているのはCIAである。その前副長官が米中の衝突と第三次世界大戦を警告しているのである。もちろん、背後になんらかの意図があることは間違いない。

 ❻ 本当の標的はマケドニア

「オープンソサイティー協会」がいまどのような活動を行っているのか調べると、意外な国の政権転覆を計画しているとの情報が大量に出てきた。その国とはバルカン半島のマケドニアである。

マケドニアは、親ロシア派のニコラ・グルエフスキ首相が政権の座にある。多くの国々がロシアと欧米とのバランスを取っているときに、
マケドニアはロシア支持の姿勢を明白にしている

そのようなグルエフ政権だが、今年の2月、野党によって大統領や首相の盗聴された電話の内容が公開され、大きなスキャンダルになった。それは不正選挙の談合や野党に圧力をかける密談であった。野党が電話盗聴の高度な技術を持っているとは考えにくいので、アメリカやドイツの諜報機関が与えた情報だとも言われている。野党はEUとNATOの加盟を目指す親欧米派である。スキャンダルの公開以来、首都では政府支持と反政府の市民が対立する緊張した状態が続いている。

また5月18日には野党のクーデターの計画が発覚し、緊張はさらに高まっている。

だが、それだけではない。マケドニアの30%の国民はアルバニア系である。野党の最大の支持母体になっているのはこのアルバニア系住民であり、アルバニア人居住地域を隣国のアルバニアに併合する「大アルバニア主義」を唱えている。これを支援するために隣国のコソボから「KLA」という武装集団がマケドニアに侵入し、マケドニア警察と銃撃戦にもなっている。

 ❼ このような複雑な状況だが、親ロシア派のニコラ・グルエフスキ政権の打倒を強く支援しているのが、ジョージ・ソロスの「オープンソサエティ協会」なのだ。これは、ウクライナやグルジアなどの親ロシア派の政権を打倒した「カラー革命」、そして2014年2月に起こりいまでも続いている「ウクライナ政変」とまったく同じ構図である。

さらに多くの記事によると、「ウクライナ政変」を実質的に画策した米国務省でネオコンのヴィクトリア・ヌーランドのチームもすでにマケドニアに入り、「オープンソサエティ協会」と協力しながら、反政府運動を画策している。マケドニアのウクライナ化だ。

 ❽「シルクロード経済圏構想」と中露同盟を潰す

これはまだ日本ではほとんど報道されていない。しかしこれは、アメリカが「シルクロード経済圏構想」と中露同盟を潰すための壮大な戦略の一部なのである。

中国が立ち上げた「シルクロード経済圏構想」は壮大だ。この構想は「一帯一路」と言って、中国の貿易ルートとなる海路を整備すると同時に、発展の遅れた中国の内陸部とヨーロッパを中央アジアを経由して鉄道網で結ぶという計画だ。

中国政府は発展の遅れた中国の内陸部を開発し、この地域を産業の新たな拠点にする計画を促進し、膨大なインフラ投資を続けている。でも内陸部は、中国の貿易ルートである沿岸部から距離があるため輸送コストがかかる。この問題を解決しない限り、内陸部の発展は難しいのが現状だ。

これの切り札となるのが「シルクロード経済圏構想」だ。中国の最大の市場であるヨーロッパと内陸部を鉄道網で結ぶ壮大な計画だ。中国と、カザフスタンなどの中央アジア、そしてドイツやスペインとヨーロッパ諸国、さらにはロシアやトルコまで包含する構想だ。この構想で、ヨーロッパ、ロシア、トルコ、中央アジア、中国などのユーラシア全土がひとつの経済圏として結ばれる可能性が出てくる。これからユーラシアが、世界経済の成長をけん引する地域になることは間違いない。

 ❾ アメリカとEUの排除を目指すロシア

この構想は中国だけのものではない。かねてからロシア、カザフスタン、ベラルーシ、タジキスタンなどの中央アジア諸国との経済同盟である「ユーラシア連合」を構築しつつあるロシアの協力もあって、実現に向けて進んでいる。ロシアは東シベリアの天然ガスをパイプラインで中国に輸出する計画を締結した。

また、「ユーラシア連合」に加盟しているカザフスタンは、「シルクロード経済圏構想」における鉄道網の重要なハブ(中心)でもある。ロシアが主導する「ユーラシア連合」と中国の「シルクロード経済圏構想」は融合しつつある。本格的な中露同盟の出現だ。

一方ロシアの目標は、旧ソビエト帝国の影響力の回復だ。ロシアは、エネルギー大国といってもその経済力は限られている。ロシア単独ではこの目標を実現することは困難だ。そこでロシアは中国と同盟して、中国の経済圏拡大に協力しながら、ユーラシアにおけるロシアの政治的な勢力圏の拡大を模索している。

中国との同盟がロシアの勢力圏拡大につながる理由は、ユーラシアからアメリカやEUの影響力を完全に排除することができるからだ。ロシアにとって最大の宿敵は、アメリカとそれが主導する軍事同盟のNATO(北大西洋条約機構)だ。ドイツの東にはNATOを拡大させないという1991年の約束をアメリカは反故にして、NATOをバルト海3国などの旧ソビエトの共和国まで拡大し、ロシアの喉元に迫っている。グルジアなどもNATO加盟を希望しており、NATOの拡大は続いている。

また、EUに加盟を希望する旧ソビエトの共和国も多く、ロシアの経済圏を侵食しつつある。

これらのことは、ロシアにとって極めて大きな脅威だ。この脅威に対抗するためには、ロシアは中国と同盟して、中国が主導する経済圏構想や軍事同盟に積極的に協力することで、アメリカとEUの影響力の排除を目標にしている。要するにロシアは、中国の力を借りて、ユーラシアにおけるアメリカとEUの影響力の排除を進めているということだ。

「シルクロード経済圏構想」とターキッシュ・ストリーム

もし「シルクロード経済圏構想」と中露同盟が進むならば、アメリカとEUの影響力が及ばない一大ユーラシア経済圏が誕生することになる。

では、マケドニアはこうした流れではどこに位置しているのだろうか? 実はマケドニアはこの構想の要衝に位置しているのだ。

周知のように「シルクロード経済圏構想」の要になるのは、中国内陸部から中央アジアやバルカン半島を経由して、中国の最大の消費市場であるヨーロッパへの鉄道網の整備である。最近中国は、ギリシャのアテネにあるピレウス港の3分の2を買収し、ピレウス港からマケドニア、そしてセルビアを経由してハンガリーへと連結するバルカンと東ヨーロッパを結ぶ鉄道網を整備している。マケドニアはこの構想の中心にある。

さらに、マケドニアが重要なのは「シルクロード経済圏構想」だけではない。ロシアがヨーロッパに天然ガスを送るパイプラインは現在関係が悪化しているウクライナを通過している。これを嫌ったロシアは、ウクライナを経由しない「サウス・ストリーム」というパイプラインの付設を行っていた。だが、欧米の圧力による経済制裁にパイプラインの通過国が加担したため、2014年12月、「サウス・ストリーム」の計画を中止した。

代わりにロシアは、ロシアから黒海を経由し、トルコを通過してヨーロッパに至る「ターキッシュ・ストリーム」を建設している。「ターキッシュ・ストリーム」は、トルコ、ギリシャ、マケドニア、セルビア、そしてハンガリーを通過するパイプラインだ。中国の「シルクロード経済圏構想」の鉄道網と同じ地域に「ターキッシュ・ストリーム」は付設される。

欧米の影響力を排除した新秩序

 ❿ このようにマケドニアは、中国の「シルクロード経済圏構想」でもロシアの「ターキッシュ・ストリーム」でも、地政学的に重要な要衝になる。マケドニアの親ロシア派の政権の元で政情が安定すると、マケドニアを中心としたバルカン半島は、アメリカの影響力が及ばない中露同盟の新しい秩序の元で大発展する可能性が極めて高い。この地域、ならびにユーラシア全域からアメリカとEUに影響力は排除される。

マケドニアを不安定にし、構想を潰すアメリカ

さて、このような状況を見ると、「ウクライナ政変」を仕掛けたヴィクトリア・ヌーランドや、「カラー革命」を仕掛けたジョージ・ソロスの「オープンソサイティー協会」などがなぜいまマケドニアに入っているのかがよく分かる。

 ⓫ つまり、マケドニアに政変を仕掛け、EUとNATO加盟を希望する親欧米派の政権を樹立し、
      中露同盟による新しい秩序の形成をたたき潰すことが目的だ


中国の挑発はブラフ

マケドニアの政変は、まだ日本ではまともに報道されていない。南沙諸島における中国とアメリカの対立が注目を集めている。ジョーズ・ソロスやCIAの元高官など、まさにマケドニアの政変を仕掛けている当事者が、中国とアメリカの軍事衝突の可能性を示唆し、第三次世界大戦を警告しているのである。

こうした文脈から判断すると、アメリカが中国と本格的に軍事対立する意図はないと見てよい。南沙諸島で強硬に出ている中国を挑発しながら、中国や国際社会の関心を中国に集中させ、その間にマケドニアで政変を仕掛けると見た方がよいだろう。

すると、中国への挑発とマケドニアの政変は連動していると考えた方がよい。マケドニアの政変で親ロシア派の政権が打倒され、ウクライナと同じように親欧米派の政権ができると、中国との軍事衝突の可能性を示唆するキャンペーンや、また中国に対する挑発は止むものと思われる。

image by: wikimedia commons

『未来を見る! 『ヤスの備忘録』連動メルマガ』より一部抜粋

著者/ヤス
早稲田大学卒。企業の語学研修、IT関連研修、企業関連セミナー、コンサルティング等を担当。世界の未来を、政治経済のみならず予言やスピリチュアル系など利用可能なあらゆる枠組みを使い見通しを立てる。ブログ『ヤスの備忘録』で紹介しきれない重要な情報や分析をメルマガで配信。
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● 誰が大陰謀家であれ、だれが悪いのかと言う問題を抜きにして、言える事は、以前から
  私が言い続けている事が、段々と現実味を帯びているという事です。

● つまり、近代資本主義の大崩壊前後から始まる、内戦型第三次大戦の事である。
  ソロスもやっと私の考えに追いついたという事でしょう。

● その内戦型第三次大戦の”種を”せっせせっせと播いているのが、今のUSAの背後の勢力と
  いう事です。それは二度ある事は三度ある”法則によりウクライナの次はあると
  予測もしました。それがマケドニアと言う事なのでしょう。

● しかし、ソロスも言うように、中国に大幅に譲歩しないと第三次大戦が起こると脅迫して
  いるように、日中の衝突を画策しながら、第三次大戦の状況造りをしているのです。

● やっている事は、逆にロシアなどを虐めながら包囲網を作り、中ロ同盟へと追いやっているのは
  USA自身である
事は、サルでもわかります。

● つまり、中国を度胸のつくまで経済を繁栄させて、中露同盟へと行かざるを得ないようにロシアを
  虐めなら、同時にその包囲網の作製に抜かりがないのです。世界の支配層のスポークスマンの
  第三次大戦が起こるかもしれない”発言は、起こす予定である”という事と同じです


● そのような観点から見れば、すべてが納得できるのです。貴方が喧嘩が強く、相手を探して、
  喧嘩に持っていくにはどうしますか? 第二次大戦の日本に仕掛けたように!

● そうです、相手を刺激しながら警告し、それに反応して相手が武道を習いに行き防御の
  体制を築いたなら、その後に、最後の駄目押しで侮辱的な言葉や、相手の
  家族を貶せばよいのです。体力のついた相手はもはや自信をもって、
  貴方に決闘を申し込むでしょう。

● 時間をかけて、相手を刺激しながら、相手の体力と自信をつけさせてから、最後は
  相手から仕掛けさせるようにすれば、法的にも完ぺきな方法です

● つまり、最後は散々と侮辱的な言葉を吐いて、相手に先に手を出させるのです。そうすれば
  正義の名のもとで、相手を叩きのめせるという事です。これが今までの白人支配層の
  成功したやり方でした。しかし今回は・・。

● そうです、予想外の歴史のカタストロフィーに出合い、第三次大戦=三度目の正直で、
  逆に西欧先進資本主義の大崩壊による、旧支配層の大崩壊も始まるのです


● これが、山が三つ≒3つの大戦出来た後の、エリオット波動的大崩壊です。波動の天才のソロスも
  やっとこれが第三次大戦を起こすことを理解したようです


● しかし波動は同時に、270年の近代資本主義の崩壊は、彼ら旧支配層の大崩壊をも
  もたらすことを示すのです。分かっているのだろうか? ハザール国のユダヤ人
  ソロスは分かっている思いますが、彼らに引きずり回される他の白人国家には
  はた迷惑な話です。

● どちらにしろ、彼らの生きざまは、大崩壊の波に乗りながら、聖書の預言のハルマゲドンを
  待ちながらの最後の審判の勝利者になる予定
・・ですから、世界の大崩壊はどうでも
  よいのでしょう。否むしろ、待ち望んでいる事なのです。南無阿弥陀仏。


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高等教育の桃源郷・日本ではいつ来るのか?

2015年06月04日 09時02分56秒 | 経済戦争

★ http://www.mag2.com/p/news/17055

アメリカの大学院で免疫学の博士号を取得した、『しんコロメールマガジン「しゃべるねこを飼う男」』を配信中のしんコロさんですが、日本とアメリカの大学院のシステムには大きな違いがあるといいます。アメリカではお給料までもらえてしまうというから驚きです!

こんなに違う、アメリカと日本の大学院システム

最近の僕はといえば、研究と論文作成に精を出しています。そこで、今回のメルマガでは自分がNY に来て今の生活を送るようになるまで、僕の本業の方の視点から書いてみたいと思います。普段はしおちゃんの飼い主しんコロとしてブログやYouTube に姿を現していますが、今日はちょっと真面目な自分の部分の話をしてみたいと思います。

まずは、アメリカに来た目的と、それがアメリカの教育システムに理由があったということをお話してみたいと思います。

僕は2000~2003年はロサンゼルス、2003~2013年はシアトル、そしてそれ以降はNY に住んでいます。そもそもの渡米の目的は、アメリカで免疫学を研究して博士号を取得することでした。それは肩書が欲しいからというよりもむしろ、アメリカの厳しい大学院でみっちりとしごかれたいという気持ちがあったからです。

ただ博士号を取得したいだけだったら、わざわざ時間をかけて苦労をしてアメリカで研究をしなくても、日本に残って取ることもできたはずです。また、当時日本では「論文博士」というシステムがあって、大学院教育を受けていなくても論文を書けば博士号がもらえるという大学もありました。

論文は査読を受けていないどころか、学内雑誌に掲載されるだけで博士号が授与されてしまうという、言葉は悪いですが「お手軽博士号」も日本には存在しました。もちろん、「お手軽」と言っても誰にでもお手軽なわけではなくて、それなりに研究はしなければなりません。けれども、日本の博士号は一般的な資格とは違ってガイドラインや基準が大学によってまちまちです。なので、博士号はピンキリだと言われてしまうことがあります。

飴と鞭のアメリカ大学院

もちろん、日本の大学も最近は変わってきましたし、ちゃんと大学院のカリキュラム+査読論文をこなさないと博士号が授与されない大学もあります。

ここで僕は、日本の大学院よりもアメリカの大学院の方が良いという比較をしているのではなくて、そもそもアメリカの大学院は日本のそれと全くシステムが異なるということを強調しておきたいと思います。

❶ 平たくいえばアメリカの大学院は「めっちゃ厳しい」のです。ただそのかわり、日本とちがって「完全サポート」もしてくれます。僕が在籍したワシントン大学の免疫学科は、僕が大学院在学中の学費はすべて免除してくれたし(実際は僕の代わりに学科が大学に支払ってくれた)、普通の生活ができるだけの給料も出してくれたし、医療保険なども与えてくれました。僕がワシントン大学に在学していた間に免疫学科が僕に使った金額をすべて合わせると、なんと約3800万円にものぼります。それプラス、研究にはお金がかかります。それらのお金は、ローンではないので僕は一切返金する必要がありません。免疫学科が、僕に投資してくれたお金なのです。

こうして数字を改めて思い出してみると、アメリカっていい加減なところがありながら、一方でものすごく懐が深い部分もあり、そこは深く感謝しています。

一方、日本の大学院では大学院生は学費を払う義務があり、給料はもちろん出ません。学費を捻出するために学術振興会の奨学ローンでお金をかりて、後から借金を返すという大変な思いをしている人もいます。

こういったシステムのために、日本の大学側は大学院生を沢山受け入れることができます。なぜなら大学院生は学費を払ってくれるので、お金をもたらしてくれるからです。1つの学科に30名とか50名とか、100名を超える学科もあります。

一方、僕がワシントン大学の免疫学科に入った時は、クラスメイトが他に5人いました。

❷その年は僕を入れて合計で6人しか合格せず、日本人では歴代で僕が初めてでした。本当にこれは幸運なことで、それまで色々な人に支えながら行った努力が報われたこともありますが、大学院受験の面接の時もワシントン大学の教授陣と話がしっくり合ったことが要因だったと思います。

世界から見られる時

結局、こういったアメリカの大学院の学生を育てる「真剣度」が高いために、「アメリカの大学院は多方面で優れている」という一定の指標を用いた評価に繋がることは事実です。免疫学の分野では、世界のトップ5の大学はハーバード大学、ロックフェラー大学、カリフォルニア大学サンフランシスコ校、ジョン・ホプキンス大学、そしてワシントン大学です(US News Education 調べ)。ヨーロッパの大学も退けてトップがほぼアメリカで埋め尽くされていて、東京大学がランクインしてくるのが21位というデータを見ただけでも、明らかに何か根本的な違いがあるということが認識できます。

❸ 単純にどちらの大学のが良いか、ということではなくて、システムそのものが違うということを示唆していると思います。というのも、日本の大学だって物凄く優れていて、頭の良い人達が沢山いるわけなのですから。頭の良し悪しという尺度だけでは計れない、システムの差がそこにはあるわけです。

最も簡単な例でいえば、アメリカの上位の大学院は大学院生に対してお金や生活を完全サポートしてくれるかわりに、その入学枠が小さく、そしてめちゃくちゃ厳しい教育を行います。学科から見たらそれだけのお金を投資するわけですから、しっかりみっちり学生を育てたいと思うわけです。

日本では大学院生は大学にとって学費と労働力をもたらしてくれる存在ですが、アメリカでは大学院生は大学にとってお金も手間もかかる存在です。そもそもの捉え方が違うのですね。

そして僕は、そんな厳しい道をあえて外国人として乗り越えてみたい、というチャレンジをしてみたかったのです。もちろん、それは簡単なことではありませんでした。次回は、それを実現するために行った下積み時代の話を書いてみたいと思います。

『しんコロメールマガジン「しゃべるねこを飼う男」』 Vol.107号より一部抜粋

著者/しんコロ
ねこブロガー/ダンスインストラクター/起業家/医学博士。免疫学の博士号(Ph.D.)をワシントン大学にて取得。言葉をしゃべる超有名ねこ「しおちゃん」の飼い主の『しんコロメールマガジン「しゃべるねこを飼う男」』ではブログには書かないしおちゃんのエピソードやペットの健康を守るための最新情報を配信

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● ここで見られる日米の違いは、

  ❶ 選ばれた勝者は、優遇される。=WINNER TAKES ALL

  ❷ システムが異なる。=より進んでいる≒成熟している。

  ❸ 資金が豊富である。


● 正にこれは、先輩近代資本主義の特徴をもっとも端的に表していると思われます。
  しかし永遠に続く桃源郷がないのは、聖書や歴史を見ても分かります。

● ❶の世界は、今のUSAに見られる典型的な、金融帝国化と、彼らの独り勝ちの状況
  表しているといえます。億万長者ならず億ドル長者がゴロゴロと出現して、
  一方中間層のホームレス化に見られるように、大金持ちには優しくて
  落ちこぼれには厳しいUSAの姿そのものです。

● 教育の格差も極端に開いていますので、これも同じ現象と言えます。つまり、彼は
  教育の億万長者とも言えます。WINNER である事は、馬鹿でも判ります。

● システムが異なるのは、近代西欧の社会システムや科学技術等を取り入れる事に忙しかった
  過去を見ても分かるように、日本の近代資本主義化は欧米に100年前後遅れたのです。
  これは歴史の流れですが、やむを得ない事なのです。

● 逆に今は西欧の黄昏を見る事が出来るのです。最後の老化死滅する西欧先進近代資本主義の
  システムの成熟・老化・死滅を高みの見物
が出来るのです
。資産運用で大金持ちの
  オジサンの好意で、恵まれた境遇の孫も、やがてオジサンが死ねば、
  その未来は、劇的に変わる事が予想できます。

● 従ってシステムの成熟は、日本は100年遅れているのです、100年後に同様の事が予測できます。
  つまり、資本主義の末期で、金融帝国化して、世界から富を収奪できるシステム
  作って、億ドル長者がたくさん生まれる超格差の時代になれば、
  選ばれしものは極端に恵まれた境遇を送れるのです


● 資金が豊富なのは、書いたように、金融帝国となり、世界から収奪できる資本主義後半となって
  からできる事なのです。大量にお金を刷っても、世界が日本製品と日本のお金を
  欲しがれば、ただで世界から富を収奪できる、帝国となれるのです


● それの典型は、1971年からのニクソンショックと、その後の金融政策に見られます。
  日独に追い上げられたUSAはもはや黄昏かと思われましたが、その金融政策で
  見事に再びカムバックして、今のUSAがあるのです。

● 勿論その神髄は、ゴールドから独立した金融政策と、大量の紙幣の印刷にあります。
  大量的金融緩和とドル取引で成り立つ世界の貿易の押しつけです。同時に
  変動相場制という離れ業を演じたのです


● これらが相まって、少数の勝利者に膨大なお金が集まるようになったのです。カタストロフィー
  の時代に備えて、粘菌が集団化して、植物の様になり、胞子を残して厳しい環境を
  生き延びるかのように
、少数の優れたものに、多くが集まるのです


● それは次の戦国時代の、戦国武将を各地に形成する過程にも似ています。どちらが優秀な
  武将なのか?の戦いが2046年以降に起こるのです。それが戦国・武人時代なのです。

● 2046からUSAでは、勝者もルールもシステムもお金の流れも変わるのです。つまり歴史の
  カタストロフィーが来るのです。それまでの我が世の春が、上記の恵まれた
  大学院生活なのです。何時までも春は続かないのです。

● 従って日本の我が世の春≒恵まれた少数派の大学院生活は、当分はお預けなのです。
  とりあえず2029~2046年間の先進資本主義崩壊を乗り越える事が先決です
  免疫学ではなく、宇宙軍事技術の成熟が日本には緊要なのです
  
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スペイン王室崩壊の序曲・内部から崩壊させる・極左冒険王位継承者

2015年06月04日 06時24分02秒 | 崩壊

★ http://news.nifty.com/cs/world/chinadetail/rcdc-20150603077/1.htm

「黙れ、このアバズレ中国人めが!」スペイン国王のおいっ子が“逆ギレ”暴言―スペイン紙

れこーどちゃいな

2015年6月3日(水)20時50分配信 Record China

2日、スペイン紙エル・ディアリオ・バスコによると、スペイン国王フェリペ6世のおいが、公共の場でアジア系と思われる人物を口汚くののしったと報じられた。写真はマドリード。 [ 拡大 ]

2015年6月2日、スペイン紙エル・ディアリオ・バスコによると、スペイン国王フェリペ6世のおいが、公共の場でアジア系と思われる人物を口汚くののしったと報じられた。中国紙・環球時報が3日付で伝えた。

この事件の主人公となった国王のおいフェリペ・フアン・フロイランは、現国王フェリペ6世の姉エレーナの長男で、王位継承順位は4位。今年17歳になるという。

事件はあるゲームセンターで、彼が行列に割り込んだことが発端。あるアジア系の青年がこれを見とがめ、「きちんと並んでください」と注意したところ、「黙れ、このアバズレ中国人めが!」と暴言を吐き激高。周囲に向かって、「お前ら、誰に口きいてるのか知ってるか?俺はスペイン国王継承順位4位なんだぞ」と怒鳴ったという。これを見かねた別の人物が「いくら王室の人間と言えど、公共のルールは守っていただかないと、王室のイメージに関わりますよ」と声を掛けると、彼はその場を去って行ったという。

事件はスペイン国内の複数のメディアが取り上げる大騒ぎとなった。インターネット上では、彼の過去の数々の蛮行が暴かれている。6歳の時に王室の晩さん会でいとこを足蹴(あしげ)にした動画や、極左政党の熱烈な支持者であることを公言していることなどが流布されているという。(翻訳・編集/愛玉)

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● そもそも王室の人間などは、昔腕力や金力,又は詐欺師的な口達者人物等がなったと
  想像できますから、その不良遺伝子は、何時かは子孫に現れるとは思われます。

● それが今回の国王の甥のDNAなのでしょう。いつも言うように極左も極右も最終的には
  似たものになるのです。両極端の登場は、時代が先鋭化している事を表します。
  いずれにしろ、このような輩は直ちに王位継承者の権利を抹消するのが
  自浄作用です。少しでも王室が生き延びる知恵ですが,出来るかな?

● 三代で財産を食いつぶすと言われますが、この場合は王室の品格を食いつぶして、崩壊の
  契機を作りかねません。英国は下半身醜聞、デンマークは中共のご機嫌取り腰巾着、
  オランダは反省のない傲慢な王室、スペインは金銭や詐欺的・暴力的問題、
  日本の王室は? 反省のし過ぎで鬱&反日になる?≒全ては私が悪いのです”


● 各々歴史の特徴を負っていて、おもしろいものです。波動分析では、現在も未来も波は
  過去から連続していますから、その影響から逃れる事は出来ないのです


● しかし、それを殆ど消すことが出来るのが、つまりオジイサンの生きた時代を完全に否定して、
  新しい時代らしきものを作るのは、武人の時代のカタストロフィーと思われます。

● 云えば一時代270年のX3=810年ぶりに登場する、GRAND GRAND SUPER CYCLE の大崩壊
  その文明や国情は一変すると予想できます。今の日本が戦国時代の前の
  平安時代の貴族世界よりも、その後の戦国時代の影響を大いに受けて
  いる事からも予想されます


● 中国でいえば、富裕者の清の時代以前の国情を、今の武人時代の中共が、文化大革命と
  いう名で、過去の遺産を殆ど破壊して、根絶やしにしたことに相当するのでしょう


● つまり、近代資本主義のあとにくる武人の時代は、過去の大清算と=ご破算で、
  新しい国情を作ると予想できます。これがカタストロフィーであり、
  歴史の清算なのでしょう。
ある意味歴史は終わるのです。

● その時には、世界の王室の半分以上は吹っ飛ぶと予想できます。それを甥っ子は
  彼の行動で表しているのです。

  ”俺を誰だと思っている、鬼より怖く、アバズレ中国人≒中共様よりも偉い、極左だぞ!?”

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