★ http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/11/isis-19_1.php
パリ同時テロは、ISISの軍事的弱体化のしるし ISIS is not an Existential Threat
パリを攻撃したのは「自国」内での支持を維持するためだ
2015年11月16日(月)17時24分
エマニュエル・カラギアニ
強者連合 ISISは欧米に勝ち目はない Stephanie Keith-REUTERS
先週のパリ同時多発テロは、120人以上の犠牲者を出しただけではない。我々が知る「テロ」の概念が終わったことを示している。イスラム過激派がヨーロッパの一般市民を標的にしたテロはこれまでに何度もあった。
❶ しかし今回のように、連続攻撃によって無数の市民が殺害されたのは初めてだ。
2002年にモスクワの劇場でチェチェンの武装勢力が観客を人質に取った事件は、こうした無差別テロの最初の事件として分類できる。ただこの事件では、死亡した人質のほとんどの死因はロシア政府軍の特殊部隊が使用した「無力化ガス」によるものだった。
多くの専門家や政府関係者は、今回のテロを、
❷ 過激派組織ISISが支配地域を越えて世界中でテロ攻撃を実行できるグローバルな組織に変貌した証しだと解釈するだろう。確かに新しいISISを、国際テロ組織アルカイダの前例に照らして見ることは可能だ。
4つの核保有国を相手に
ただISISが中東以外の国でのテロに関与したのはこれが初めてではない。今年6月、チュニジアのリゾートビーチでISIS傘下の戦闘員が、欧米の観光客を中心に39人を銃撃して殺害した。アルカイダと対照的にISISはこれまで、中東のスンニ派国家の支配階層に標的を絞ってきた。
ISISによる新たな「聖戦」は、アルカイダのそれよりはるかに狭い。ISISの目的は領土の獲得だ。現地に精通し、強固な決意と高い意欲を持つ戦闘員がそろった武装勢力でなければ達成できない。
実のところ、今回の同時多発テロは、そんなISISの弱さと焦りを表している。レストランやコンサートホールを攻撃したのは、警備の堅い「ハード」な標的への攻撃能力が不足しているからだ。組織的な連続攻撃とは裏腹に、ISISは実は軍事的に追い込まれている。
❸ ISISに対抗する同盟勢力には、今や4つの核保有国(アメリカ、ロシア、フランス、イギリス)が加わり、トルコ、イランという中東の2つの大国も名を連ねている。
ISISはその領土を失い、そしてこれからさらに失う情勢にある。指導層が「攻撃は最大の防御」という戦略に手を伸ばしたのはそのためだ。
ISIS指導層には高等教育を受けた欧米出身者が含まれている。市民をテロの標的にすればその効果が高いことをよくわかっている。
❹ 04年にスペインのマドリッドで発生した列車爆破テロでは、世論が外交政策を動かした。犠牲は約200人にのぼり、スペイン政府はイラク派兵からの撤退を決めた。これはアルカイダにとっては予想外の勝利で、ISISのような後発の武装勢力もこれに学んだ。
しかしISISは、フランスのような大国がスペインと同じくテロを理由に中東から手を引くと信じてはいないだろう。ISISの指導層は、フランス社会が過去の同様の状況で驚くべき回復力と団結力を見せたことをよくわかっている(90年代にアルジェリアのイスラム過激派組織がフランス国内で連続テロを実施したときもそうだった)
❺ もしフランスの中東政策に影響を与えるのが目的でないとすれば、おぞましいテロの背後にある戦略目標は何なのか。
パリ攻撃は、何より自分たちの「国」に見せるためのものなのだ。アメリカ率いる有志連合との戦いに勝ち目がないことを誰より知っているISIS(つい数日前には、クルド人部隊にイラク北部の要衝シンジャールを奪われたが、奪還する力もない)は、自らの支配地域での支持を固めるためにパリを攻撃した。
❻ 欧米にとってISは現実の脅威ではない
IS指導者は今、軍事的ではなく政治的に思考している。他の過激派組織と同じく、ISISも民衆からの支持を維持したいと思っている。パリで同時多発テロを起こすことによって、ISは遠く離れた場所でも欧米人を「罰する」能力を誇示した。プロパガンダのため、そしてより大きな支持を集めるために。
要するにそれは、「自国」で生き残るためのグローバル戦略だ。アイルランド共和軍(IRA)は80年代に似たような戦略をとった。イギリスからの独立を勝ち取るため、ヨーロッパ大陸でイギリス軍兵士や一般市民を殺したのだ。
パリでいかに残虐な無差別殺人が行われようと、欧州各国はISISが現実の脅威ではないことを思い起こさなければならない。
❼ 冷戦下のソ連と違い、ISISには西側の民主主義を破壊するほどの軍事力はない。それでも、寛容や平等といった西側の自由主義的価値観を揺るがして政治的な勝利を得ることはできるかもしれない。
❽ ISISは、欧州諸国が軍事行動を起こし、西欧とイスラムの間に新たな暴力の循環が始まることを望んでいる。9・11とアメリカの経験からフランスと欧州諸国が学ぶべきものがあるとすれば、それは均衡の大切さだ。フランス政府と欧州諸国は、テロ容疑者を法に従って裁かなくてはならない。一部の政治家から中東にもっと軍隊を送れ、という声が出るのは確実だが、そうしたところで新しいテロ攻撃は止められまい。
❾ 軍隊や警察力による対応だけでもだめだ。ISISの新兵勧誘の土壌になっている、底辺の人々を社会に取り込む新しい政策が必要だ。それができて初めて、悪夢の聖戦士を葬り去ることができる。
*筆者はロンドン大学キングズ・カレッジ防衛研究所上級講師
////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
● 最後の❾の締めが全てを物語っています。つまり、現実的には有りえないという事です。
肝心の西欧における貧富の差の拡大と、西欧の不安定さは比例しているのです。
それを資本主義の問題点として、ピケティは新資本論、r>gを書いたのです。
● ピケティは資本主義の本質として、r>gを説き、それの改善を齎すことで、資本主義を
改善できると説きましたが、その点が私の考えと異なるところです。
● 彼の優秀な仕事から解釈できるのは、絶対王朝(君主の時代)や戦国時代(武人の時代)に
著しかったr>gの差は、18世紀中旬の資本主義勃興とともに、段々と縮まってきたが、
最近の不景気から、その差が段々と再び開く傾向にあるとの事です。
● つまり、資本主義原動力であるGDPが成長するための、庶民への分配が減っている事を意味します。
それを富裕層への重税で乗り切ろうというのが、ピケティの考えです。
● 私の考えは逆です。資本主義勃興から続いているr>gの差の縮小化が、最近再び開いている事は、
資本主義の制度=体制の疲労を表しているであり、資本主義の危機を表しているという事です。
● つまり、ピケティの偉大なる仕事は、私の資本主義崩壊の予測を補強するものなのです。
タイムマシンは現実には有りえません。それは空想の世界の事です。
つまり、我々は古き良き世界に戻る事は出来ないのです。
● それはUSA資本主義の崩壊過程を見れば分かります。安倍さんが若い時に感動した古き良きアメリカ、
アメリカンドリームに満ち溢れていた、豊かで民主主義的なオイホリーの世界は、もはや
アメリカの何処にもありません。日独に追い上げられたとはいえ、衰退は確実なのです。
● 昔のように、日独や新興国を凌駕する、製造業で世界の半分を占めた、あのアメリカは最早
存在しないし、過去には戻る事は出来ないのです。
● この観点から時代の進行具合を見れば、イスラムと西欧の関係も読み解くことが出来ます。
アフガニスタンを初めとする、中東や北アフリカ等のイスラム世界への介入は
むしろイスラム勢力の反撃で、事態は徐々に悪化の状況へと進んでいる事は
馬鹿でも分かります。
● この戦いで核兵器は意味がありません。核大国を相手にしているのだぞ”凄んでみても、
滑稽なだけです。どこに核を落とすのです? 仏にあるイスラムのスラム地区に
落とすのですか? それともシリアのISIS支配地区に落とすのですか?
● それにごく最近までは、ロシアやイランを敵視していたのでしょう。その彼らが我々西欧の
戦線に加わったから、我々は強くなったと粋がっているのも滑稽そのものです。
● これは昨日の敵を当てにしなくてはいけなくなった、西欧の不安と恐怖を表すものでしかないのです。
単に落ち着け落ち着けと、国民に語っているようなものです。逆にパニックを表しています。
● 以前のイスラム過激派の主張等と、最近の主張が微妙に変わってきている事を見逃しては
いけません。以前はイラクからの徹底や聖戦と言う復讐であったが、最近は異なります。
● 異教徒の殲滅と、彼らの女性のイスラムへの隷属化=奴隷化、西欧のキリスト教の殲滅と、西欧の
王室を含めての改宗の強制、西欧の全体のイスラム化と言うのが、カズワ=侵略と言う言葉にも
表れているのです。彼らは西欧を本気で取りに行っているのです。
● 明らかにISISが登場していからの、イスラム過激派の目標には明白な違いが見られます。
西欧の崩壊とイスラム化が最終目標なのです。
● 中世以降のイスラムの弱体化と西欧の侵略、それと逆の歴史的現象が起こり始めています。
それはイスラムの移民を西欧が受け入れた時点で、始まっているのです。
仏には仏の人口の10%弱のイスラム系移民が要るのです。
● 日本に例えれば、1200万人弱の外国人=中国人がいるようなものです。簡単に革命や
クーデターが出来ます。何も中東から聖戦戦士が来なくても出来る数です。
● この人口で十分内戦や革命やクーデターが出来るのです。戦争を内戦に転嫁して、
革命を成功に導くのは、古今東西の陰謀家の作戦です。
● 何故それが、西欧で起こらないといえるのです。全ての西欧の現実は、西欧の崩壊と
内戦と虐殺の世紀であることを示しているのです。今後は西欧の識者の
空威張りは、ことごとくイスラム勢力が潰すでしょう。
● 一方、西欧は白人社会が、左右に分裂し過激化するのです。各勢力の入り乱れての世紀末の
戦いが見られるのです。壮大な歴史のカタストロフィーが見られるでしょう。
パリ同時テロは、ISISの軍事的弱体化のしるし ISIS is not an Existential Threat
パリを攻撃したのは「自国」内での支持を維持するためだ
2015年11月16日(月)17時24分
エマニュエル・カラギアニ
強者連合 ISISは欧米に勝ち目はない Stephanie Keith-REUTERS
先週のパリ同時多発テロは、120人以上の犠牲者を出しただけではない。我々が知る「テロ」の概念が終わったことを示している。イスラム過激派がヨーロッパの一般市民を標的にしたテロはこれまでに何度もあった。
❶ しかし今回のように、連続攻撃によって無数の市民が殺害されたのは初めてだ。
2002年にモスクワの劇場でチェチェンの武装勢力が観客を人質に取った事件は、こうした無差別テロの最初の事件として分類できる。ただこの事件では、死亡した人質のほとんどの死因はロシア政府軍の特殊部隊が使用した「無力化ガス」によるものだった。
多くの専門家や政府関係者は、今回のテロを、
❷ 過激派組織ISISが支配地域を越えて世界中でテロ攻撃を実行できるグローバルな組織に変貌した証しだと解釈するだろう。確かに新しいISISを、国際テロ組織アルカイダの前例に照らして見ることは可能だ。
4つの核保有国を相手に
ただISISが中東以外の国でのテロに関与したのはこれが初めてではない。今年6月、チュニジアのリゾートビーチでISIS傘下の戦闘員が、欧米の観光客を中心に39人を銃撃して殺害した。アルカイダと対照的にISISはこれまで、中東のスンニ派国家の支配階層に標的を絞ってきた。
ISISによる新たな「聖戦」は、アルカイダのそれよりはるかに狭い。ISISの目的は領土の獲得だ。現地に精通し、強固な決意と高い意欲を持つ戦闘員がそろった武装勢力でなければ達成できない。
実のところ、今回の同時多発テロは、そんなISISの弱さと焦りを表している。レストランやコンサートホールを攻撃したのは、警備の堅い「ハード」な標的への攻撃能力が不足しているからだ。組織的な連続攻撃とは裏腹に、ISISは実は軍事的に追い込まれている。
❸ ISISに対抗する同盟勢力には、今や4つの核保有国(アメリカ、ロシア、フランス、イギリス)が加わり、トルコ、イランという中東の2つの大国も名を連ねている。
ISISはその領土を失い、そしてこれからさらに失う情勢にある。指導層が「攻撃は最大の防御」という戦略に手を伸ばしたのはそのためだ。
ISIS指導層には高等教育を受けた欧米出身者が含まれている。市民をテロの標的にすればその効果が高いことをよくわかっている。
❹ 04年にスペインのマドリッドで発生した列車爆破テロでは、世論が外交政策を動かした。犠牲は約200人にのぼり、スペイン政府はイラク派兵からの撤退を決めた。これはアルカイダにとっては予想外の勝利で、ISISのような後発の武装勢力もこれに学んだ。
しかしISISは、フランスのような大国がスペインと同じくテロを理由に中東から手を引くと信じてはいないだろう。ISISの指導層は、フランス社会が過去の同様の状況で驚くべき回復力と団結力を見せたことをよくわかっている(90年代にアルジェリアのイスラム過激派組織がフランス国内で連続テロを実施したときもそうだった)
❺ もしフランスの中東政策に影響を与えるのが目的でないとすれば、おぞましいテロの背後にある戦略目標は何なのか。
パリ攻撃は、何より自分たちの「国」に見せるためのものなのだ。アメリカ率いる有志連合との戦いに勝ち目がないことを誰より知っているISIS(つい数日前には、クルド人部隊にイラク北部の要衝シンジャールを奪われたが、奪還する力もない)は、自らの支配地域での支持を固めるためにパリを攻撃した。
❻ 欧米にとってISは現実の脅威ではない
IS指導者は今、軍事的ではなく政治的に思考している。他の過激派組織と同じく、ISISも民衆からの支持を維持したいと思っている。パリで同時多発テロを起こすことによって、ISは遠く離れた場所でも欧米人を「罰する」能力を誇示した。プロパガンダのため、そしてより大きな支持を集めるために。
要するにそれは、「自国」で生き残るためのグローバル戦略だ。アイルランド共和軍(IRA)は80年代に似たような戦略をとった。イギリスからの独立を勝ち取るため、ヨーロッパ大陸でイギリス軍兵士や一般市民を殺したのだ。
パリでいかに残虐な無差別殺人が行われようと、欧州各国はISISが現実の脅威ではないことを思い起こさなければならない。
❼ 冷戦下のソ連と違い、ISISには西側の民主主義を破壊するほどの軍事力はない。それでも、寛容や平等といった西側の自由主義的価値観を揺るがして政治的な勝利を得ることはできるかもしれない。
❽ ISISは、欧州諸国が軍事行動を起こし、西欧とイスラムの間に新たな暴力の循環が始まることを望んでいる。9・11とアメリカの経験からフランスと欧州諸国が学ぶべきものがあるとすれば、それは均衡の大切さだ。フランス政府と欧州諸国は、テロ容疑者を法に従って裁かなくてはならない。一部の政治家から中東にもっと軍隊を送れ、という声が出るのは確実だが、そうしたところで新しいテロ攻撃は止められまい。
❾ 軍隊や警察力による対応だけでもだめだ。ISISの新兵勧誘の土壌になっている、底辺の人々を社会に取り込む新しい政策が必要だ。それができて初めて、悪夢の聖戦士を葬り去ることができる。
*筆者はロンドン大学キングズ・カレッジ防衛研究所上級講師
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● 最後の❾の締めが全てを物語っています。つまり、現実的には有りえないという事です。
肝心の西欧における貧富の差の拡大と、西欧の不安定さは比例しているのです。
それを資本主義の問題点として、ピケティは新資本論、r>gを書いたのです。
● ピケティは資本主義の本質として、r>gを説き、それの改善を齎すことで、資本主義を
改善できると説きましたが、その点が私の考えと異なるところです。
● 彼の優秀な仕事から解釈できるのは、絶対王朝(君主の時代)や戦国時代(武人の時代)に
著しかったr>gの差は、18世紀中旬の資本主義勃興とともに、段々と縮まってきたが、
最近の不景気から、その差が段々と再び開く傾向にあるとの事です。
● つまり、資本主義原動力であるGDPが成長するための、庶民への分配が減っている事を意味します。
それを富裕層への重税で乗り切ろうというのが、ピケティの考えです。
● 私の考えは逆です。資本主義勃興から続いているr>gの差の縮小化が、最近再び開いている事は、
資本主義の制度=体制の疲労を表しているであり、資本主義の危機を表しているという事です。
● つまり、ピケティの偉大なる仕事は、私の資本主義崩壊の予測を補強するものなのです。
タイムマシンは現実には有りえません。それは空想の世界の事です。
つまり、我々は古き良き世界に戻る事は出来ないのです。
● それはUSA資本主義の崩壊過程を見れば分かります。安倍さんが若い時に感動した古き良きアメリカ、
アメリカンドリームに満ち溢れていた、豊かで民主主義的なオイホリーの世界は、もはや
アメリカの何処にもありません。日独に追い上げられたとはいえ、衰退は確実なのです。
● 昔のように、日独や新興国を凌駕する、製造業で世界の半分を占めた、あのアメリカは最早
存在しないし、過去には戻る事は出来ないのです。
● この観点から時代の進行具合を見れば、イスラムと西欧の関係も読み解くことが出来ます。
アフガニスタンを初めとする、中東や北アフリカ等のイスラム世界への介入は
むしろイスラム勢力の反撃で、事態は徐々に悪化の状況へと進んでいる事は
馬鹿でも分かります。
● この戦いで核兵器は意味がありません。核大国を相手にしているのだぞ”凄んでみても、
滑稽なだけです。どこに核を落とすのです? 仏にあるイスラムのスラム地区に
落とすのですか? それともシリアのISIS支配地区に落とすのですか?
● それにごく最近までは、ロシアやイランを敵視していたのでしょう。その彼らが我々西欧の
戦線に加わったから、我々は強くなったと粋がっているのも滑稽そのものです。
● これは昨日の敵を当てにしなくてはいけなくなった、西欧の不安と恐怖を表すものでしかないのです。
単に落ち着け落ち着けと、国民に語っているようなものです。逆にパニックを表しています。
● 以前のイスラム過激派の主張等と、最近の主張が微妙に変わってきている事を見逃しては
いけません。以前はイラクからの徹底や聖戦と言う復讐であったが、最近は異なります。
● 異教徒の殲滅と、彼らの女性のイスラムへの隷属化=奴隷化、西欧のキリスト教の殲滅と、西欧の
王室を含めての改宗の強制、西欧の全体のイスラム化と言うのが、カズワ=侵略と言う言葉にも
表れているのです。彼らは西欧を本気で取りに行っているのです。
● 明らかにISISが登場していからの、イスラム過激派の目標には明白な違いが見られます。
西欧の崩壊とイスラム化が最終目標なのです。
● 中世以降のイスラムの弱体化と西欧の侵略、それと逆の歴史的現象が起こり始めています。
それはイスラムの移民を西欧が受け入れた時点で、始まっているのです。
仏には仏の人口の10%弱のイスラム系移民が要るのです。
● 日本に例えれば、1200万人弱の外国人=中国人がいるようなものです。簡単に革命や
クーデターが出来ます。何も中東から聖戦戦士が来なくても出来る数です。
● この人口で十分内戦や革命やクーデターが出来るのです。戦争を内戦に転嫁して、
革命を成功に導くのは、古今東西の陰謀家の作戦です。
● 何故それが、西欧で起こらないといえるのです。全ての西欧の現実は、西欧の崩壊と
内戦と虐殺の世紀であることを示しているのです。今後は西欧の識者の
空威張りは、ことごとくイスラム勢力が潰すでしょう。
● 一方、西欧は白人社会が、左右に分裂し過激化するのです。各勢力の入り乱れての世紀末の
戦いが見られるのです。壮大な歴史のカタストロフィーが見られるでしょう。