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段々と明確になる、二大陣営。第三次内戦型世界大戦

2021年02月15日 09時55分52秒 | 第三次大戦

中ロイランがインド洋で合同演習を予定 日米豪共同訓練時期に重なる (epochtimes.jp)

 

中ロイランがインド洋で合同演習を予定 日米豪共同訓練時期に重なる

中国、ロシア、イランの3カ国がインド洋で合同軍事演習を行う予定があると、ロシアの駐イラン大使が明らかにした。時期は、グアム周辺で行われる日米豪共同訓練「コープ・ノース」と重なる。この動きに対し、米中央軍の司令官は、米軍は中東でますます厳しい軍事競争にさらされていると話した。

ロシアの駐イラン大使レバン・ジャガリャン氏は8日、ロシアメディア、RIAノーボスチの取材に対し、中国、ロシア、イランの3カ国合同軍事演習が2月中旬に予定されていると述べた。演習には捜索救助訓練、および航行の安全確保訓練が含まれるという。

中東で中国、ロシア、イランの3国が軍事演習を行うのは今回が初めてではない。アメリカが2018年にイラン核合意を離脱し制裁を課したあと、中東の情勢は緊張感が増した。アメリカは2019年5月と6月に発生したタンカー攻撃事件にイランが関与していると非難し、イランはこれに対抗してホルムズ海峡の封鎖を警告した。2019年12月、中国、ロシア、イランは石油輸送の要衝であるオマーン湾で、合同軍事演習を行った。オマーン湾はアラビア海とホルムズ海峡を結ぶオイルロードの1つで、世界の原油、約5分の1が通過する。

イランとの緊張した関係に鑑み、トランプ前大統領は今年初め、空母ニミッツに対して中東の海域にとどまるよう命じていた。しかし、バイデン大統領は就任後、ニミッツ号の本土帰還を命令、その少し後にロシアは3カ国合同軍事演習を行うと発表した。

中東で激化する米中露3国間競争

アメリカ中央軍(CENTCOM)の司令官ケネス・マッケンジー将軍は8日、イランの行動は、アメリカ中央軍の任務地域に不安定さをもたらす最大の要因となっていると述べた。

マッケンジー将軍は、中東研究所のオンライン会議で行った基調講演の中で、「米国は、ロシアと中国との競争に直面している。両国はともに外交的、軍事的、経済的手段を組み合わせることで、この地域での影響力を勝ち取ろうとしている」と述べた。「こうした競争は様々な要素が入り乱れるこの地域に、さらなる緊張と不安定さをもたらすだけだ」

将軍によると、ロシアは米国の影響力を弱体化させようとしているだけでなく、「石油生産協定の維持から、核エネルギーの輸出、武器販売」という経済的利益をこの地域に見出している。そして、ロシアはシリアとスーダンに恒久的な軍事基地を建設しようとしていると指摘した。

マッケンジー将軍はまた、中国のこの地域に対する関心は主に経済であり、国内で消費する原油の半分をこの地域に依存していると述べた。さらに、中国は一帯一路計画と中国パキスタン経済回廊を利用して、この地域での影響力を拡大していると付け加えた。

(MIMI NGUYEN LY/翻訳編集・文亮)

 

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2歩前進・一歩後退。革命には・調整はつきもの。頑張れオラクル。日本オラクルを応援しよう。

2021年02月15日 09時33分16秒 | USA/大西洋資本主義の大崩壊

体力が低下すると、日和見菌が動き出し、肉体を蝕む

死とは、形式的・最終的には日和見菌との戦い

日和見菌は何処にも存在する

 

獅子身中の虫が、最終的は国家を崩壊させるが

その本質は、システムの老化と崩壊である

言い換えれば、国家の寿命の到来

 

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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和三年(2021)2月15日(月曜日)弐
通巻第6800号 
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 「アメリカン・ドリーム」は、いまや「ナイトメア」に
  バイデンはカリフォルニア独立に拍車をかけた、とキングリッチ、久々の咆哮
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 「キャッチ&リリース」というのは、不法移民を逮捕しても、すぐに釈放。バイデンは不法移民を防ぐ壁の建設を取りやめ、トランプ時代の規制を事実上、緩和した。不法移民は国境を越えて、カリフォルニア、ニューメキシコ、テキサスに、イタチごっこを繰り返しながら入り込む。左派は人権の観点から移民には賛成している。

 就中、カリフォルニア州へはメキシコからの不法移民が引きも切らず、トンネルを掘っての移送ルーともあって、チカノばかりか、中国人が大挙潜り込んでくる。
「このまま行けば、カリフォルニアはアメリカ人とは無縁の人々が暮らす『独立国家』になってしまう」と大声を上げたのはニュート・キングリッチ元下院議長だ。
「バイデンは移民政策を緩和したが、カリフォルニアをアメリカから分断するつもりなのか」。

 ペンタゴンに「バイデン政権誕生以後」の顕著な動きがある。
 バイデンは軍事戦略の見直しをチームを編成して検討を開始した。指揮を執るのは過去の軍事作戦をすべて失敗させたのに、しかも退役後七年という規則を無視して国防長官に就任したオースティンだ。

 ペンダゴンが主要敵と認識しているのは無論、中国だが、いまの米軍では単独で直截な対決は出来ないと踏んでいる。トランプ時代からの合意は、インド太平洋への軍事力シフトだが、オースティン国防長官は「全世界の米軍のプレゼンスを見直し、インド太平洋へのシフトを円滑化するために『同盟国』との協議を本格化させる」とした。
 日本、韓国、フィリピン、豪、ニュージーランドと米国は安保条約が存在するが、台湾とは台湾関係法しかなく、またASEANでもマレーシア、ベトナム、シンガポールとは条約の締結には至っていない。
 
インドとは軍事演習を繰り返しているものの、やはり条約化しているわけでもなく、こうした情勢下、英国とフランスが南シナ海へ空母を送り込み、またドイツが近くフリゲート艦を派遣する。

 バイデンは議会承認が不要な範囲のなかで、姑息に静かに、しかい百八十度の政策転換を、次から次へと大統領命令を発令している。
中国との通商面での交渉は、全面対決から中国有利の取引へ移行するだろう。ウォール街の動きを見ても、米国ファンドとの中国株投資は続き、また中国企業のウォール街上場も継続している。いまやどこにもトランプ政策の残り香しかないではないか。

 バイデンとなってからの露骨な変化は、トランプを支援したオラクルへの寒風である。
 TIKTOKは米国の子会社をオラクルへ売却することで合意が成立していた。バイデンは背後に手を回して、このディールを白紙に戻した。TIKTOKの言い分は「トランプは去った。ディール合意は、もはや存在理由がない」。
 シリコンバレーはGAFAの天下、その経営トップの九割近くが民主党支持。例外がオラクルのCEOエリソンだった。
 
 ところが他方で、GAFAを独禁法違反だと提訴しているのは、どちらかといえば民主党なのである。バイデン政権、奇妙な船出である。

    ◎☆◎◎み☆◎□☆や□◎◎☆ざ◎◎□☆き◎☆◎◎ 

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