歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学

フラクタルと歴史経済波動学で予測
 未来の世界と経済と医療の行方
貴方はいくつの真実を見つけられるか!

2046年にUSA崩壊まで・右も左も分裂し・カオスは続く・何処までも、全ては予測通り。

2021年02月22日 09時50分56秒 | USA/大西洋資本主義の大崩壊

「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和三年(2021)2月22日(月曜日)
通巻第6807号 
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 トランプ弾劾不発におわった民主党は内ゲバを始めた
  共和党も弾劾賛成議員へ挑戦者が出現。米国の政局も大混乱
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 イヴァンカ・トランプが、フロリダ州選出の連邦議会上院議員に立候補準備か、と忽ち噂が広がって、相手は共和党の希望の星マルコ・ルビオとの競合になる?
 この噂が広がったのはイヴァンカ夫妻が三人の子供とともにフロリダ州に移動したからだ。火のないところに烟は立たないが、2022年の改選を控えているのは現職マルコ・ルビオ。もしイヴァンカが立つとなると、まずはフロリダ州内での共和党予備選に勝つ必要がある。情報筋はルビオが選挙に強くないので、ひょっとしてイヴァンカに流れる可能性もあるとする。

 イヴァンカ自身は「そんな噂にコメントしない。わたしはルビオ議員とは友人で親しいし」と答えたという。
また別の情報ではチェルシー・クリントンが親しいイヴァンカの応援を約束したとか。
 これら真偽の確かめようのない怪しいニュースが飛び交っている。

 ニッキー・ヘイリーは一か八かの「綱渡り」を始めた。トランプは面会を断った。
 前国連大使のニッキーは明らかに2024年の大統領選挙への野心を隠さない。キャピタルヒルの襲撃事件で、ニッキーはトランプ批判に転向し、共和党保守を敵に廻しかねない行動に出たのも、「わたしはトランプ大統領は2024年に出馬しないとおもっていますから」と答えたそうな。

 そしてまたアラスカ州で波乱勃発だ。共和党の内紛である。
 サラ・ペイリン元アラスカ州知事がマコウスキー上院議員に挑戦する構えを見せている。
ふたりは宿命の対決で、リサ・マコウスキーの父親が州知事時代に共和党予備選に挑戦し、かれを破ったのだ(ふたりとも女性)。
マコウスキーは共和党議員だが、トランプ弾劾に賛成票を投じたため、保守の強い反発を招いた。保守強硬派で茶会系とも言われるサラ・ペイリンは、2008年にジョン・マケイン(当時アリゾナ州選出の上院議員。故人)が共和党大統領候補に選ばれた時、ペイリンは副大統領候補に選ばれた。

アラスカ州での知名度は抜群。そのうえ、アラスカの先住民である漁師のインディアンと結婚し、三人の子供を育てた異色さも売りだ。


 ▲民主党も未曽有の内紛を抱え始めた

 さて民主党はバイデン新政権となって、さぞや満足感に浸ったかと思いきや、つぎつぎと難題が出来した。

そもそも下院議長を四期も務めるナンシー・ペロシはいまや「シーラカンス」と秘かに渾名される老害。三月に御年81歳におなりあそばす。しかし若手に議長をわたす意思はなさそう。

ペロシはサンフランシスコの極左の巣窟が選挙区で連続十一回の当選。反中国、とくに人権に五月蝿いが、石油産業優遇などには反対していて、鉄則という政治哲学はない。肝っ玉母さんの側面があって、イタリア系女性で初めてという珍しい下院議長もさることながら、五人の子供を育てた。
老婆にしては元気そのものである。オバマ来日前に広島へ行って、広島平和資料館、原爆記念塔に花輪を捧げ、日本政府は、このペロシに旭日大授章を授与した。

 NY知事のクオモにも深刻な問題が持ち上がった。
コロナ騒ぎで、一時はトランプに挑戦する大物候補などと言われたが、看護婦との醜聞が発覚して罷免運動まで起きている。NY州議会は弾劾の準備を始めたという。

 戦い済んで日が暮れたら、また次の戦争が始まっていた。
   ◎☆◎◎み☆◎□☆や□◎◎☆ざ◎◎□☆き◎☆◎◎ 

コメント
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