歴史と経済と医療の未来予測・歴史経済波動学

フラクタルと歴史経済波動学で予測
 未来の世界と経済と医療の行方
貴方はいくつの真実を見つけられるか!

民主主義になると誰が言った・ロシアは絶対王朝の時代・歴史の法則

2015年11月12日 19時11分25秒 | 時代・歴史
★ http://www.foreignaffairsj.co.jp/essay/201511/Barbashin_Thoburn.htm

プーチンを支えるイワン・イリインの思想―― 反西洋の立場とロシア的価値の再生

Putin's Philosopher
―― Ivan Ilyin and the Ideology of Moscow's Rule

アントン・バーバシン

ハンナ・ソバーン

インターセクションプロジェクト
マネージング・ディレクター
ハドソン研究所 非常勤フェロー
リサーチアソシエーツ

 フォーリン・アフェアーズ リポート (2015年11月号掲載)

イワン・イリインは歴史上の偉大な人物ではない。彼は古典的な意味での研究者や哲学者ではなく、扇動主義と陰謀理論を振りかざし、ファシズム志向をもつ国家主義者にすぎなかった。「ロシアのような巨大な国では民主主義ではなく、(権威主義的な)『国家独裁』だけが唯一可能な権力の在り方だ。地理的・民族的・文化的多様性を抱えるロシアは、強力な中央集権体制でなければ一つにまとめられない」。かつて、このような見方を示したイリインの著作が近年クレムリン内部で広く読まれている。2006年以降、プーチン自ら、国民向け演説でイリインの考えについて言及するようになった。その目的は明らかだ。権威主義的統治を正当化し、外からの脅威を煽り、ロシア正教の伝統的価値を重視することで、ロシア社会をまとめ、ロシアの精神の再生を試みることにある。・・・
小見出し

イワン・イリインとは何者か

ファシズムとユーラシアニズム

プーチンとイリイン

ロシア正教と精神の再生

陰謀論と正当化の間

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● 正に日本の江戸時代そのものです。英国では、チューダー絶対王朝の時代と一致します。
  
● 前から予測しているように、武人の時代の後は、知恵者の時代≒絶対王朝、精神と伝統と
  内面への回帰と国内の安寧を第一にする、権威主義的階級社会がその本質
です。

● 歴史の法則に合わせて、その時代に生きている支配階級は必然的に、自らの決められた
  体制を選ぶのです。いつも言っているように、唯物論的物質的集合体と化した
  巨大な歴史の流れは、決められた必然の時代を生きるのです。

● 地球が太陽の周りを回り、春夏秋冬と移り変わる必然が法則であるように、武人の時代≒
  共産主義時代を経た次は、知恵者=権威の時代≒絶対王朝の時代なのです。
  何人もそれを変える事は出来ないのです。

● その法則に逆らい流れを変えようとするものが、本当の歴史の反動なのです。日本は1868年から
  270年後の2138年までが富者の時代≒資本主義≒民主主義ですので、共産主義者が
  日本で政権を執ろうとすることこそが歴史の反動
なのです。

● 従って共産党のいう民主連合政府でも国民連合政府でも、2138年までは単なる妄想に
  過ぎないのです。そのような事に人生を浪費する貴方は不幸そのものです。
  革命とは、時期が熟した時に、歴史の一瞬で起こる出来事なのです。
 
● 絶対にロシアは資本主義≒民主主義にならない、今のグローバリズムに巻き込まれないと
  書いてきましたが、ロシアの圧倒的多数の支配階級と庶民の思想も、
  権威主義の思想に凝り固まっている
のです。

● ロシアを資本主義に変えるという事は、ロシアの全教会の牧師を、すべて企業の経営者に
  する様なもので、有りえない妄想と言う事なのです。

● 歴史の法則が、我々個人の行く末を決めるのです。貴方が大気の分子なら、基本的に動きが
  予測できなくて、どこにも行けそうな錯覚を持つことは出来ますが、しかし
  地球と言う規模から見れば、あなたと言う分子は地球の大気圏の中でしか、

● 動き回れないし、地球が太陽の周りを回れば、春夏秋冬の流れで、温められ冷やされて
  受動的に人生を生かされているように、貴方もそこから逃れる事は出来ないのです。

● ロシアは日本の江戸時代的世界へと向かっているのです。従ってロシアが世界の模範となって、
  今のUSAの様に世界の支配者となる可能性があるのは、1990+270=2260年からと
  言う事になります。つまり富裕者の時代に突入してからです。

● 2260年からロシアの大地に、富裕者の支配階級が生まれ、ロシアの大地を資本主義的に
  開発すれば、ロシアはマッキンダーのいうように、ハートランドを支配する強大な国家となり、
  世界を支配するほどの民主主義国家=富裕者の世界となるでしょう


● それまでは内にこもり、精神の修養に励むのが、ロシア国民の生き方でしょう。
  江戸時代が好きで、ロシア正教が好きな貴方、ロシアに行くのも人生かもしれません。

● しかし外から来た有色人種は、身分制度の下で、エタ・ヒニンにされるかもしれません。
  その覚悟は御有りかな?!
  


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消費税増税・今回の10%は諦めなさい

2015年11月11日 16時12分07秒 | 経済戦争
★ http://jp.reuters.com/article/2015/11/10/abe-tax-idJPKCN0SZ0CL20151110

消費税10%、リーマン級の経済的打撃なければ引き上げ=安倍首相

 11月10日、安倍首相は、2017年4月の消費税率10%への引き上げについて、リーマン・ショック級の経済的ダメージがなければ引き上げを行うとの意向を示した。写真は10月撮影(2015年 ロイター/Yuya Shino)


[東京 10日 ロイター] - 安倍晋三首相は10日午後の衆院予算委で、2017年4月の消費税率10%への引き上げについて「リーマン・ショック級の国際的な大きな経済的ダメージがあるとの事態と判断する以外は、引き上げを行うのが我々の考え方」と語った。前原誠司議員(民主)への答弁。

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● 言外の意味をくみ取るならば、リーマンショック級の暴落がある”と思っているのでしょう。
  実際波動理論からは、2016年末~2017年にかけての大暴落が予想できます。
  大暴落とは、USAのダウで1万ドル前後又はそれ以上の暴落を想定しています。
  安倍首相もそれを分かっているのでしょう。

● つまり、過去に3回の消費税増税がありましたから、4回目の次回はとりあえず、
  波動的にも一休みと言う事なのです。

● 特に今回のUSAの大統領選は民主党には不利ですので、もし共和党の大統領が当選すれば
  間違いなく暴落の引き金
になるでしょう。それは新規大統領のお手並み拝見と言う事
  なのです。つまり、ウオール街を敵には出来ませんよ”とのメッセージなのです。

● 共和党系は、FRBの内部監査等を求めており、民間の国際金融機関にとっては警戒すべき
  最大の難問です。つまり、FRBを管理して、紙幣を無から作り、政府に貸し付けている
  彼らの権力の基盤=最大の秘密が、それがなくなるという事なのです。

● これは、実は今の西欧型資本主義の崩壊を意味するのです。勿論崩壊は歴史の法則ですから、
  FRBの潰れるのは、遅かれ早かれ起こります。又は政府=新しい支配階級の完全な
  管理下に置かれるのは予想できます。

● 政府の管理を全く受けなかった今までが、不思議と言えるでしょう。270年の寿命が来て
  資本主義が崩壊すれば、間違いなく支配階級は変わるのです。

● 現在の世情を見ても分かるように、左右へと分裂が過激化しています。私のいう歴史の
  プラズマ化現象です。歴史とて唯物論の物質の法則から逃れる事は出来ないのです。
  超ミクロの世界では、例えば電磁波の世界では物質と言う現象は

● 漠然と不明瞭で捉えどころがないですが、物理現象がマクロ化するにつれて、物質の存在は
  段々と明らかとなります。つまり、量子力学の世界では、例えばミクロな電子の
  存在部位などは、確率でしか捉えられないですが、

● マクロ、つまり我々人間レベルの物資や太陽系などの大きな存在は、確率でしか居場所を
  確定できないなどと言う唯心論は当てはまりません。明らかに存在部位は確定できるし、
  確実にそこを狙ってターゲットにも出来ます。

● 人間社会も同様です。個人と言うミクロの世界では、個人の精神が働きますから、彼の
  行動は予測が難しい
ですが、マクロの世界では、例えば世界の株式市場の世界や、
  30年、90年、270年などと言う単位では、明らかに太陽の運行の様に、
  次の出来事・位置は決定できます


● つまり、言いたいことは、暴落の時期は予想できるという事なのです。出来ないのが
  おかしいのです。それは個人の行動が予測できないから、個人の集合体である、
  国家の行動も予測できないといっている事になります。

● 物理の世界でいえば、量子力学の世界で、電子の位置が確定困難だから、来年の太陽の位置も
  確定困難と言っているようなものです。集合体がマクロになればなるほど、確率ではない
  確定の世界が登場
するのです。太陽の一か月後の位置は、計算で判るのです。

● たとえ人間精神が量子力学的な動きをしたとしても、その集合体は確実に確定できるのです。
  つまり、心が唯心論の世界だとしても、そこから国家のような集合体は、
  唯物論の世界へと転換するのです。その転換を数式で示せたら、
  貴方はアインシュタイン以上の天才
といわれるでしょう。

● 心を最重要視する人には面白くないでしょうが、ここでマルクス登場の意味があるのです。
  マルクスは資本主義の崩壊と共産主義の登場を予言しましたが、
  当たらずとも遠からずと言う事です。

● つまり、間違いは資本主義が270年は持つという事が分からない事による、資本主義崩壊時期の
  予測の間違い
と、ソ連の崩壊と資本主義の発展を最後まで見れなかったことによる、
  共産主義を美化する大きな間違いを犯しています。

● 共産主義とは確かに、資本主義の崩壊後に来る世界ではあるが、歴史は必ずにも
  共産主義になる必然は有りません。必然なのは、武人の時代の到来だけなのです。
  白色武人と赤色武人=共産主義の戦いが、武人の時代の必然なのです。

● 同時に、武人の時代は武力による独裁と虐殺と過去の文化の否定による、
  歴史的大崩壊の時期となる事が、波動理論より分かります。
  桃源郷ではないのです。逆に地獄が待っているのです


● 一方、ソ連の崩壊にて共産主義が歴史的に負けたというのも、右派の大きな誤解と油断です。
  歴史は繰り返すのです。西欧の先輩資本主義・英米仏型の崩壊による共産主義の
  運気の良さがあるとはいえ、確実に共産主義は蘇っているのです。

● 仏のピケティの登場、AIIBへの日米以外の参加と西欧の中共へのすり寄り。
  旧宗主国イギリスへの中共共産党習主席の凱旋と言う歴史的大逆転ホームラン


● 戦後USAの世界支配の失敗。USAの衰退による世界の警察官の役割の終焉と、ロシアの
  ウクライナやシリアでの大活躍。イスラムの西欧への侵出と西欧の大混乱。

● 西欧の左右の過激化と混乱と世紀末の現象。全ては他人のフンドシで台頭したとはいえ、
  共産主義者には、大活躍の時期がやってきたのです。沖縄の辺野古の問題は
  混乱のごく一部でしかないのです。

● これは復帰後の沖縄での、日米地位協定運用の決定的まずさから、生じています。
  政府として出来る、米軍の犯罪者への独立国家としての厳正なる対処の放棄。

● 出来るのにしなかった、日米協定の改定やその運用のまずさ。その恥ずべき一事のみで、
  政府は大きな不信を抱かれているのです。勿論政府高級官僚の怠慢です。
  ここにも知恵者=政府高級官僚の腐敗堕落が見られます。

● 実は沖縄は小さい分、ミクロの量子力学的な影響、唯心論的な影響が
  力を持つ世界なのです。マルクスの唯物論≒お金が効きにくい世界なのです。
  何せミクロの世界なのですから??

  
  
 
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最高に優秀な武人・スーチー氏/真の民主主義者には成れない

2015年11月11日 10時51分22秒 | 武人の時代
★ http://www.sankei.com/world/news/151111/wor1511110013-n1.html

「新大統領は何の権限もない」スー・チー氏「私が全て決定する…権威主義や違憲批判も

アウン・サン・スー・チー氏(ロイター)

 ミャンマーの次期政権を主導する見通しとなった野党、国民民主連盟(NLD)の党首アウン・サン・スー・チー氏(70)は10日、外国メディアとのインタビューで、次期大統領は何の権限もないと明言。自身の大統領就任を禁じた憲法規定に合わせるために任命されるにすぎないとして「私が全てを決定する」と強調した。

 国家元首の大統領ではなく、自身への権力集中にこだわる姿勢は、「権威主義」や「違憲」との批判を招く恐れもある。

 NLDは、8日実施の総選挙で圧勝の情勢。スー・チー氏はシンガポールのニュース専門テレビ、チャンネル・ニューズ・アジアに対し、次期大統領となる人物は「自分に権限がなく、党の決定に従って行動することを十分に理解しなければならない」と説明した。

 憲法は、外国人の家族を持つ者の大統領就任を禁止。英国籍の息子を持つスー・チー氏は大統領になれない。(共同)

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● 前回も書いたように、武人時代はどのように転んでも、武人時代が270年続くことは、
  波動理論から言えます。つまり、中国に完全に連動しているなら、2180年までは
  武人時代が続くという事になります。新の民主主義時代≒富者の時代ではないのです。

● 言えば、北朝鮮、韓国、ベトナム、タイ等の様なタイプの国になるという事です。
  第二次大戦後、資本主義国=日本・西欧の力があまりにも強力な為に
  彼の国々は、その影響を受けているのです。

● 言い換えれば擬態民主主義や擬態資本主義という形で、生き延びているのです。
  擬態資本主義の典型は中共ですが、経済を西欧・日本におんぶ抱っこされているにもかかわらず、
  その態度は独裁政治であり、スキあらば牙をむくヤクザそのものです。

● 北は言うまでもなく、USAの影響は全く受けていませんから、戦国時代さながらの、
  負け犬は全て虐殺と言う事で分かりやすいのです。典型的武人国家です。

● 韓国は朝鮮戦争でUSAの傘下に入ったこともあり、中共よりは資本主義的ですが、お世辞にも
  民主主義は不十分な、大統領独裁の擬態民主主義と言えます。より西欧化されていると
  言う事ですが、本性はヤクザ国家ですから、日和見で簡単にヤクザの親分=中共に
  すり寄ります
。全ては民主主義国と独裁共産主義国との力関係のバロメーターです。

● ベトナムも中共と同じ共産圏ですが、領土問題での中共との対決で日本・西欧よりの姿勢を
  見せていますが、それも中共の態度いかんにかかっています。

● タイは王室がある事から、その王室の関係の白色武人の影響力が強くて、簡単には赤色武人に
  なる事はないですが、しかしこれも状況次第です。政治の混乱が続くとすぐに
  武人によりクーデターがある事からも分かるように、民主主義とは言えないのです。

● しかし問題は王室の権威が低下して、赤武人の影響力が高くなれば、いつでも共産主義国家
  になる危険は潜んでいます。今でも軍は中共に寄っていますが、将来はどうでしょう。
  2046~2059年の英米仏を中心にした資本主義の崩壊後に、
  その共産化の危険が一層高まる
と予想できます。

● 上記の言葉で分かるように、スーチー女史は既に典型的な武人とも言えます。
  長年の軍の弾圧にも負けない、その粘り強さと執念は恐ろしく強靭です。
  これは筋肉質タイプの武人の典型であり、その意味では彼女は
  最高に優秀な武人と言えます


● 彼女の夫と子供が英国籍の旧宗主国人である事から分かるように、今後は英国の影響下に
  再び入る事
が予想できますが、肝心の英国がAIIBや膨大な中共の投資を受け入れた
  ことから見られるように、資本主義の黄昏と体制の崩壊が近付いている事が見えます。

● 同時に彼女も中共にお参りしたことから分かるように、真の民主主義的精神とは
  異なる人
であることは、前にも書いてきました。どのように転んでも
  武人時代を変える事は出来ないのです。

● 問題は韓国型か、中共型か、タイ型かは分かりませんが、擬態民主主義の程度と、
  擬態資本主義の程度の問題
になりそうです。真の資本主義国になる事は、
  有りえないでしょう。

● 言い換えれば、資本主義国と共産主義国との力関係ですべては決まるという事です。
  彼女の言葉には、その意味が凝縮されています。
  私が次の民主的独裁者なのよ!! 分かっているの!?

● 武人の小国は、日和見で生きるのはある意味、やむを得ないことですが、しかし
  ミャンマーは同時に日本の経済力と政治力のバロメーターともなるでしょう。

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驕らず昂ぶらず・西欧の崩壊までには世界最強の軍隊を

2015年11月11日 08時01分45秒 | 戦争
★ http://blog.goo.ne.jp/yamanooyaji0220/e/462e1df261a901e985b05cc6af7f1d6e

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/45086

◆日中韓首脳会談、終わってみれば日本の圧勝だった!~中韓の焦りは想像以上。安倍首相はどっしり構えていればいい

2015年11月06日 長谷川 幸洋  現代ビジネス


具体的な成果よりも、なぜ開かれたのかが重要だ【PHOTO】gettyimages

習近平は焦っている

日本と中国、韓国の首脳会談が10月31日から11月2日にかけてソウルで開かれた。日中韓の首脳がそろって会談するのは3年半ぶりだ。時間の空白はなぜ生まれたのか。そして、なぜいま首脳会談だったのか。

会談を避けてきたのも再開に動いたのも、鍵を握っていたのは中国の習近平政権である。

マスコミは首脳会談について連日、大報道を繰り広げた。日中韓については「自由貿易協定(FTA)の交渉加速や首脳会談の定例化で合意」、日中は「東シナ海のガス田共同開発協議の再開を目指す」、日韓は「慰安婦問題で交渉加速」といった具合だ。

それぞれの合意内容や首脳たちの表情はそれなりに詳しく報じられた。だが、そもそも今回、会談がなぜ開かれたのか、逆にこれまでなぜ長い間、開かれなかったのかについての分析はまったく不十分だったと言わざるをえない。

それだけ長い間、開かれなかったのは、もちろん理由がある。その理由を探っていけば、これから3国の関係がどうなるか、日本はどうすべきかもおのずと見えてくるはずなのに、そんな問題意識はまるでないかのようだ。

私に言わせれば、3国が交渉加速で合意した日中韓FTAや韓国の朴槿恵大統領がこだわった慰安婦問題などはサイドストーリーにすぎない。そんなことより、ずっと3国首脳会談を避けてきた習政権が一転して再開・定例化に動いた意味のほうがはるかに重要である。

なぜ習政権が鍵を握っていたと言えるのか。中国に開く気がなければ、日中韓首脳会談は開けなかったからだ。よく知られているように、安倍政権は中国にも韓国に対しても、一貫して「日本はいつでも会談の門戸を開いている」という姿勢だった。日本が会談を避けた事実はない。

韓国はどうかといえば、朴大統領はここ数年、異常なほど中国にすり寄ってきた。これまで朴大統領は習主席と実に6回も首脳会談を開いている。直近は2015年9月に北京で開かれた対日戦争勝利70周年記念の軍事パレードを参観した際の会談である。

韓国が日本と緊張関係にあったのは事実だ。だからといって、中国が3国会談を開こうといえば、韓国は断れない。韓国は歴史的にも地理的にも、日中両国の狭間で生きてきた国だ。まして中国と異常接近している現状では、3国関係にかかわる主導権は中国が握っている。

つまり、3年半にわたって3ヵ国会談を開けなかった最大の理由は、中国が拒否してきたから、というシンプルなものなのだ。

中国はあまりに日本をナメすぎた

なぜ中国が拒否し続けたか。習政権は2012年11月の発足以来、米国との関係を最重視する一方、安倍政権については敵視あるいは軽視していたからである。

時系列でみると、事態が一層はっきりする。前回の日中韓首脳会談が開かれたのは、中国が胡錦濤政権だった2012年5月だ。その後、同年11月に習近平が中国共産党中央委員会総書記と党軍事委員会主席に就任して実権を握った。

習政権は発足すると直ちに「軍事闘争の準備を進めよう」と陸海軍に大号令を発した。実際、12月には初めて尖閣諸島付近で中国のプロペラ機が領空侵犯した。翌13年1月には中国海軍の艦艇が海上自衛隊のヘリコプターと護衛艦に射撃管制用のレーダーを照射する事件が相次いで発生した。

これはほとんど交戦一歩手前の事態だった。交戦に至らなかったのは、日本の自衛隊側がぎりぎりの極限まで自制したからだ。

同6月になると習主席は訪米してオバマ大統領と会談した。このときの大テーマは米国との縄張り分割論である。習主席は「太平洋は米中両国を受け入れるのに十分広い」という有名な台詞を吐いて、オバマ大統領に太平洋の縄張り分割を提案した。

「ハワイを分岐点に東は米国、西は中国の縄張りにして互いに尊重しよう」ともちかけたのだ(http://gendai.ismedia.jp/articles/premium01/36121)。

ところが、オバマ大統領は「日本が米国の同盟国であることを忘れるな」と釘を刺した。つまり縄張り分割案を拒否した。これは習主席にとって大きな挫折である。この後に起きたのが、同年11月の中国による防空識別圏の設定だった。

これは主として日本を標的にした仕掛けだったが、米国を強く刺激した。米国は直ちに大型爆撃機2機を「識別圏内」に飛ばして、中国の一方的な設定を無視する行動に出た。このあたりから米中関係はぎくしゃくしていく。

米国は当初、中国が提起した「新型大国関係」論にのりかかったフシがあったが、太平洋の縄張り分割論と防空識別圏設定をみて、警戒感を強めていった。ここまでの展開をみれば、当時の習政権の思惑ははっきりしている。

中国にとって肝心なのは、あくまで米国との関係だったのだ。縄張り分割論で米国を抱き込むことさえできれば、日本も、ましてや韓国など取るに足らない。米国が「ハワイから西は中国の縄張り」と認めてしまえば、自動的に日本も韓国も中国の縄張り内に入る。あとは煮て食おうと焼いて食おうと中国の勝手になる。そういう思惑である。

だからこそ、日中韓首脳会談など眼中になかった。「いずれ子分になる国との話し合いなど、する必要はまったくない」という話である。

付け加えれば、2012年11月の政権発足前後は、中国国内で反日運動が最高潮に達していた時期だった。9月11日に当時の野田佳彦政権が尖閣諸島の国有化を決めたからだ。

日本が尖閣諸島を国有化したのは間違っていないし、そもそも日本の領土の話だから、中国がいかに憤激しようと筋違いである。そうであったとしても、中国は「尖閣は中国のもの」と言い続けてきたから、国内で反日運動が予想以上に盛り上がってしまった。それもあって日本と首脳会談を開くわけにはいかなかったのだ。

本筋に話を戻すと、習主席が提案した縄張り分割論はオバマ大統領に拒絶されてしまった。防空識別圏の設定をきっかけに米中関係は冷ややかになっていく。そこで習政権としては対日戦略も練り直さざるをえなくなった

その結果、どうなったか。それが14年11月の安倍首相との例の「仏頂面会談」である。

世界中に失笑された中国

アジア太平洋経済協力会議(APEC)に合わせて開かれた初の安倍・習首脳会談は習主席にとってみじめな会談になった。ホスト国でありながら、ろくに言葉も交わさず礼を失した態度で安倍首相を出迎え、世界で失笑を買った。

なぜ、そんな無礼な態度で接したかといえば、中国が根本的な戦略練り直しを迫られたからだ。

自分が「日本などモノの数ではない」という態度をとり続け、とりわけ軍部に対しては政権発足直後から戦争準備をあおりたててきた手前、いまさらみっともなくて笑顔で首相を出迎えるわけにはいかなかったのである。

それが証拠に、それから5カ月経った15年4月の日中首脳会談では、習主席はうってかわって愛想笑いをふりまいた。「会うのも2度目なら、みっともなさも少しは薄まるだろう」という話である。肝心の米国が思うようにならない以上、なんとか日中関係を打開しないことには東アジア外交の主導権を握れないと悟ったのだろう。

それから何が起きたか

まず日米両国は日本の安保関連法成立を先取りした形で防衛協力の指針(ガイドライン)を見直した。これは日米による南シナ海の警戒監視を視野に入れている(http://gendai.ismedia.jp/articles/premium01/43504)。そのうえで15年4月の日米首脳会談では、日米が中国の脅威に共同で対処する方針を確認した。

南シナ海における中国の人工島埋め立て・軍事基地化を念頭にオバマ大統領は「中国は間違っている」と国を名指しして批判し、安倍首相も「力による現状変更を許さない」と呼応した。その後、日本では安保関連法が成立した。これは中国の脅威に対抗するために日米同盟を強化するのが最大の目的である。

続く10月には懸案だった環太平洋連携協定(TPP)も大筋合意にこぎつけた。TPPは単なる貿易自由化協定ではない。中国によるアジア太平洋の主導権構築を許さないという、すぐれて安全保障上の戦略に基づく枠組みである。日米ガイドラインと日本の安全保障法制見直し、それにTPP合意が続き、アジア太平洋の国際秩序は大きく変わった。

日米を軸にした中国包囲網の完成である。今回の日中韓首脳会談は、こうした文脈の中で開かれたイベントなのだ。



向うから必ず歩み寄ってくる【PHOTO】gettyimages

実に単純な韓国の思考法

もうあきらかだろう。反日運動とともにスタートした習政権は「日本など取るに足らない、オレたちは米国と縄張りを仕切るんだ」と大風呂敷を広げてみたものの、米国の反撃に遭って自らつまづいてしまった。その挙げ句、面子を取り繕うために応じざるを得なくなったのが、今回の日中韓首脳会談なのだ。

南シナ海をめぐる米中間の緊張も、この延長線上にある。

かつてはアジア太平洋全域の縄張り分割という妄想にとりつかれていたが、いまは「南シナ海の支配」という少し縮小した妄想にとりつかれているのだ。だが、実態は先週のコラム(http://gendai.ismedia.jp/articles/premium01/46130)で指摘したように、中国は米国の駆逐艦派遣に事実上、手も足も出ない状況に追い込まれている。

この核心部分を見過ごしてしまえば、首脳会談の意義は分からない。単に「3年半ぶりか、ようやく会ったのか」程度で終わってしまう。日本のマスコミ報道は大局観がまったく欠けている。

以上を踏まえたうえで、韓国に触れよう。韓国は情けない国だが、現実的な計算もできる国だ。解決済みの慰安婦問題をいつまでもぐだぐだと持ち出すのは情けない。だが自分を取り巻く大国である日米中の風向きを読んで、さっと軌道修正するあたりは現実的なのだ。

貿易で中国に依存する韓国は、中国が沈めば韓国経済も沈む関係にある。中国がバブル崩壊で沈んだ以上、自分たちが生き残るには日米重視に舵を切り替えざるを得ない。だからこそ環太平洋連携協定(TPP)にも入りたい。

もちろん、北朝鮮に対峙する韓国は安全保障面で日米に依存しているという根本的な事情もある。そんな実利的背景の下で慰安婦問題とは対日交渉で値段をつりあげる材料にすぎない。だから、安倍政権はじっと様子をみていればいい。黙っていて、焦るのは韓国である。

安倍政権は「TPPに入りたいなら慰安婦問題と水産品の対日輸入規制問題にケリをつけなさいよ」と言えばいいのだ。さらに言えば、韓国が「慰安婦問題を未来志向で最終的に解決したい」というなら、安倍政権は「世界中に作った慰安婦像を韓国政府の責任で撤去せよ」と要求すればいい。

韓国が慰安婦像撤去に応じないなら、韓国は口ではともかく、本音は慰安婦問題を終わりにする意図がないという話になる。慰安婦像撤去に応じるかどうか、少なくともその努力を約束するかどうかが、韓国政府の本気度を測るリトマス試験紙になるだろう。

この隙に日本は足場を固めればいい

中国も焦っている。足元の経済が崩壊寸前であるのに加えて、権力闘争は激化する一方だ。加えて南シナ海の人工島周辺に米国のイージス駆逐艦が進入してきた。それでも護衛艦を追尾するくらいしかできず、一歩間違えれば、国内のタカ派から政権批判が飛び出しかねない状況だ。

日中韓FTAの交渉促進を言い出してはみたものの、TPPが大筋合意した以上、FTA交渉が大きく前進する見通しは暗い。なぜかといえば、日本は当然、TPPを貿易自由化の基盤に据える一方、FTA交渉でもTPP合意の内容が事実上の基準になるからだ。

中国とFTAを結ぶとなれば当然、知的所有権保護や投資保護が重要テーマになる。パクリが横行している中国はTPP水準で知的所有権を保護できないし、投資保護はもっと難しい。

日本企業は対中投資促進どころか、バブル崩壊を目の当たりにして静かに中国からの撤退が始まっている。中国側は「逃げるなら事務所や工場はぜんぶ捨てていけ。撤退に伴う損害賠償も払え」と要求するケースまであるようだ。まさに「泥棒に追い銭」である。

そんな国とまともな投資保護交渉をするのは、どだい無理な話ではないか。そうであるとすれば、中国についても日本はじっと様子を見ていればいい。

いま喫緊の課題は南シナ海情勢である。日本は自分の足元を固めつつ、米国や東アジア諸国、オーストラリアなどと連携を強めていくべき局面だ。中韓と無理に歩調をそろえていく必要はさらさらない

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● ヤクザなどの暴力や脅しで生計をたてている人を相手にすれば分かりますが、引いても押しても
  脅しても、相手が動かない時は、彼らは次は下手に出ます。関係を続ける事で、
  つぎのチャンスを狙います。つまり、雌伏の時です。

● つまり、経済連を巻き込むことで、経済的利益の確保と、今からくる経済崩壊の支えを
  日本にやってもらう
のです。しかし中韓とも日本は自分よりも下
  と認識していますから、態度はまだまだ傲慢なままですが・・。

● 日本もそうであってが、経済が本格的に回復する未来が見えるまでには、1990年から
  22年の歳月を要しました。サイクル理論でいえば、平均15年前後の調整期間=
  不況時期が必要です。中国でいえば、2007年から崩壊が始まっていますから、

● 最低2022年まで不景気は続くといえます。しかし、山高ければ谷深し”の様に日本は
  サイクル上は1989~2009まで、約20年間を要しています。USAもサイクルからいえば
  2000年から調整が始まっていて、2019年前後に調整の底が予測できるように、
  回復にはやはり19年≒20年近くの期間が予想されます。

● この理屈からいくと、株価から中国の調整は2007年から始まっていますので、調整が
  終わるのは、2007+20年≒2027年前後と出ます。これは西欧の最後の株価の上昇期に
  一致
します。その間は、中国は臥薪嘗胆の時期と言う事になります。

● 嫌でも、日本には笑顔を見せなくてはいけないのです。しかしヤクザが笑顔を見せたからと
  安心するのは馬鹿
と言うものです。そこに落とし穴が仕掛けられているのです。

● つまり、消極的に敵の動きを見ているだけでは、非常に危険なのです。経済界を丸め込んで
  中国から逃げられないようにして、次のチャンスを虎視眈々と狙っている

  のですから、危険極まりないといえます。

● サイクルから、2029年~2046年の最後の崩壊を契機に、西欧資本主義が崩壊するのですから、
  その後に世界的にも戦争の危機がやってくるのです。第二次大戦の原因にもなった
  1929年からの世界大恐慌以上の崩壊がやってくるのです。

● その時は中国の景気回復の時期と一致します。つまり、前回もそうであったが、植民地と
  資源の獲得を目指して世界は金融緩和と内需=軍需産業の強化で乗り切って
  きたように、今回も、既に帝国を名指している中国は、更なる軍国化と
  周囲の資源獲得を狙って世界に打って出ます


● その為には日本のお金と技術を獲得する必要があります。至急売国的企業を取り締まる
  為の法的整備と、積極的な本当の中韓包囲網を築く
必要があります。笑顔に
  警戒を緩めては、後々の後悔の種となります。

● むしろ、勝って兜の緒を占めて、さらなる追い打ちをかける必要があります。武人は
  殲滅されるまでは戦うのが仕事です。つまり死ぬまでヤクザはヤクザなのです。
  戦国時代は負けた武将は、一族郎党すべてが殺されました。

● そこに武人=中国共産党の姿を見る事が出来ます。今は腐敗根絶と言う名で、政敵を
  それこそ読んで字のごとく、殲滅=死刑にしています
。皆殺しの論理は
  今も昔も同じです。

● 将来は、特に西欧の資本主義が崩壊した暁には、この論理は当然日本に直接かかって
  きます
。今でさえも小日本を殲滅せよというのが、中共国民の願いです。
  笑顔はそれを隠すためのものなのです。

● 今でさえも、もはやヨーロッパはあてには出来ないのです。難民問題もその原因であるが、
  西欧の世界が崩壊する現象は至る所に表れているのです。日本を助けるどころか、
  中共のAIIB構想にすり寄る連中です。逆に日本の足を引っ張るのが落ちです。

● 一方のUSAであるが、世情の分析から段々と武人化していく現象が見られます。予定通りに
  資本主義が崩壊すれば、それは同時に中共の回復時期でもあり、
  世界が大混乱へと突入する時期
でもあります。

● 中共の世界への侵略展開と、第三次大戦が予想されます。内戦で身動きが取れないUSAは
  最早全く当てには出来ないのです。日本の四面楚歌の時期です。

● 積極的な中国包囲網の形成と経済界を含めての獅子身中の虫の退治と、軍事力の強力な
  構築が必要とされます。勿論同時に核の問題も解決しなくてはいけません。
  USAの核を半分買い取るのも、一つの手段でしょう




  

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USAの政策金利上げ後の世界の株価/近視眼的見方

2015年11月09日 09時42分47秒 | 経済戦争
★  http://markethack.net/archives/51987786.html 

先週金曜日の雇用統計が強い数字だったので、12月16日の連邦公開市場委員会(FOMC)で連邦準備制度理事会(FRB)がフェデラルファンズ・レートを利上げすることが確実視されています。

大方のトレーダーは「利上げなら、当然、ドル高だろう」と早とちりしています。

本当に、そうでしょうか?

過去の歴史を紐解くと、利上げ後、ドルは弱含むケースが殆どでした。1971年8月15日にアメリカが1オンス=35ドルのドル紙幣と金との兌換を停止、いわゆるニクソン・ショックが起きました。そのすぐあとの8月28日からドル/円は変動相場制へと移行します。

下はニクソン・ショック以降のアメリカの金融緩和から引締めに転じた瞬間(赤丸)を示しています。8回、そういうケースがありました。(*)



次にそれぞれの「緩和→利上げ」の後で、ドルがどう動いたかのチャートを掲げます。



殆どのケースで、ドルは上がるどころか、逆に下がっているのです!

これは少し冷静に考えればわかることです。

金融をどんどん緩和するということは、経済をリフレーションさせる努力に他なりません。つまり硬すぎる金利政策を緩めることで、わざと物価を上げようとする試みです。

利上げ出来るということは、その試みが功を奏して、まんまと景気に勢いがつきはじめ、ジャネット・イエレンの言葉を借りれば「インフレがFRBのターゲットである2%へ向かって上昇しはじめるメドがついた」ということの勝利宣言に他ならないのです。

インフレとは、モノの値段が上がる事では無く、通貨の価値が薄められたことを意味します。だからこそ、薄めすぎのカルピスのように、シャバシャバになったドルは反落するのです。

僕がいつも言うように、緩和は累積的に、あとになってじわじわ効いてくるものです。だからいま利上げしたという事実が大事なのではなく、これまでずっとユルユルにしてきたエネルギーの蓄積を問題にしなくてはいけないのです。

なお、これはアメリカのトップ・ストラテジスト、トム・リーの議論であり、僕のオリジナルではありません。

トム・リーは元JPモルガンのチーフ・ストラテジストで、今はファンドストラットという自分の会社をやっています。

(*)なお昔は公定歩合が政策金利でした。

////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

● ここでも政策金利の意味を、意図的に矮小化してます。ニクソンショックと言うように、
  これは、USAの対世界的戦略の大転換を意味しています。インフレの為ではなく
  日独に追い上げられたUSAが生き残るための大戦略転換なのです。

● そこのところを見ないと、ニクソンショック後の金利の動きと、その後の為替の動き
  との関係を誤解するのです。株をすれば分かるように、同じ情報でも、その時々の
  流れで、株は全く逆に動くことは幾らでも有ります。

● 情報とはその時々の流れを確認または、強化するものでしかないのです。言い方を変えれば、
  金利の上昇はそれで得する人と、損をする人の綱引きの結果を表しています。

● 例えば、円安になれば、原料を輸入している企業には輸入原料が高くなり、利益を圧迫するから
  全く不利です。その面だけを強調すれば、日本の貿易利益の減少や、経常利益の減少を
  もたらし、日本売りの状況=株下落の圧力となりますが、

● 実際は怒涛の円安で、株価は急激に上がっています。それは電力会社には不利な円安でも、
  その他の多くの輸出産業=製造業には有利に働くからです。製造業の回復を期待して、
  株は幾らでも上がるのです。それは日本が製造業で生きている事を意味します。

● USAの様に、金融業とドルを刷り世界にドルを支払う事で成り立っている国とは
  生き方が異なっているからです。

● 前回のニクソンショック後のUSAの政策目標は、
  
  ❶ 戦後日独に追い上げられた製造業の回復を狙ってのドル安誘導
    敗戦後は日本の円が、対ドルで100分の1円後まで下がっています。
    前後の日本の賃金や資産は極端に安くなって、USAに買いたたかれた面もありますが、
    同時に製品が安くなって、その後の日本の輸出産業が大復活する事につながったのです。
    つまり、戦後日独の為替が安くなり過ぎたことによる為替の調整の動きなのです。

  ❶ 戦後USAの好景気、1949年から続いた好景気も、1966年に終わり不景気のサイクルが来ましたが、
    その不景気に対処するためにも金融緩和は必要だったのです。金融緩和の為には、
    金本位制は邪魔でしかなかったのです。貿易赤字で減りゆく金では緩和は出来ないのです

  ❶ 従って金本位制の廃止と変動為替制は金融緩和とドル安の為には是非必要だったのです。


● そして、その後の為替の動きを見ても分かるように、ドルは対ドイツマルクや日本円に対して
  どんどんと安くなっています。安くなってゆくドルを持ち続ける人はいません。
  つまり、ドルは売られて安くなるが、同時にUSAかお金が逃げていきます

● これでは必要な資金は十分確保できませんので、金利を極端に上げる事により、USAへの資金の
  還流を狙ったのです。実際、19%前後まで金利は上がっています。金利を上げる事は
  逃げてゆくお金を引きとめる又は還流させる手段
なのです。

● 経済力のない国が行う基本的手段です。又は経済が暴落した国が行う手段でもあるのです。
  従って金利を上げるとドル安が起こっているように見えるが実際は逃げる資金を
  ドル安の大きな流れの中での、ひき止める行為でしか過ぎません。

● リーマンショックやユーロ危機で再び膨大な金融緩和を行って、ドル安=円高政策を
  行いました。その為もあり、1990年から不景気のサイクルに入り、膨大な債務を
  抱えた日本が破たんするのを防がなくてはいけない
状況となってきました。

● これは明らかに日銀の政策の失敗による危機です。リーマンショックは西欧が主な
  発信源ですが、それにより円高=ドル安となり、本来日本も金融緩和をすべき所
  バブル潰しのデフレ政策で日本は極端な不景気と製造業の危機にあったのです。

● そこで台頭してきたのが、中韓の製造業です。つまり1990年から今までの日本の苦しみは
  全て日銀の政策の大失敗⁼売国的行為にあったのです。この様に金融緩和は
  一国の問題ではなく他国にも及ぶ政策
なのです。敵に塩を送る事も出来るのです。

● しかしドル安政策はここで世界経済的にも合わなくなってきましたので、再び転換が
  求められて来た
のです。更に金融経済で生きてゆくことが出来るようになった
  USAも戦略転換が可能になったのです。流れは2013年の安倍政権から変わったのです。

 ❶ 日本の債務破たんによる世界恐慌の予防。 
  ❶ USAの金融産業で生きてゆく転換の完了。
  ❶ 世界に嫌われ者の中韓の台頭と自惚れとリスク増大の抑制の為の戦略転換


● 安倍政権から、世界の大転換が起こったことを理解しないと、今回の金利の意味も
  分からないのです。ドル安によるUSA製造業の復活は必要がないのです。黄昏のUSA・英仏の
  主役は今や金融業なのです
。金融業はお金を手元に集めないと商売が出来ません。

● 従って今回の金利の上昇は、お金をUSAに集めるための戦略転換なのです。製造業にとっては
  金利の上昇は支払金利の上昇で良くないですが、何時までもお金をじゃぶじゃぶと
  垂れ流すわけにはいかないのです。その回収が必要なのです。

● 従って後進国からの回収で、後進国の好景気の終焉が始まったのです。それが後進国の
  株価の低下に表れたのです。だから金利の上昇を開発途上国は嫌がるのです。
  ちょとまってくれと・・・。

● 2013年からの金利上昇の意味は、その前とは逆の効果を生むのです。つまり、ドル高と円安の
  流れの促進です。今後の政策金利の上昇は、

  ❶ ジャブジャブに垂れ流し過ぎたお金の回収。
  ❶ インフレの目を早めに潰すこと。
  ❶ 株式市場の大崩壊に備えての、債券市場の受け皿としての準備

  
● 既に国債を売り払う事により、お金の回収を2014年の10月から始めていますから、来年以降に
  株式市場の大崩壊が起こる事は既定の未来です。その為にも債券投資で金利を上げて、
  株式市場が崩壊後の利益を保証してやる必要があるのです。

● 従って、今後の長期の予測は、
   ❶ インフレの悪化   ❶ 金利の段階的上昇
   ❶ 株式市場の大崩壊後の、~2029年までの資本主義株式市場の最後の大バブル



● と予想できるのです。2013年の日本の政策転換から、西欧の資本主義の死の行進が
  始まったのです。

● 次の記事は、ユーロ圏の政策金利の低下の話ですが、USAとは全く逆になっています。
  その金利の差が、ユーロ圏からUSAへの資金の移動となり、USAの金融帝国の
  資金を支え、ユーロ安によるユーロ圏の資産価格の低下と、
  製造業の回復を助けるのです。

● これは、中韓の悪夢の始まりでもあるのです。それが南シナ海の対決にも表れるのです。
  すべては連動しているのです。
  
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★ http://jp.reuters.com/article/2015/11/09/ecb-dec-cut-almost-certain-idJPKCN0SY1SL20151109

ECB預金金利の12月カットほぼ合意、引き下げ幅焦点に

 11月9日、ECB内で12月に中銀預金金利を引き下げる方向で意見がまとまりつつあることが、理事会メンバー4人の話で分かった。写真はドラギ総裁。フランクフルトで昨年9月撮影(2015年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

 11月9日、ECB内で12月に中銀預金金利を引き下げる方向で意見がまとまりつつあることが、理事会メンバー4人の話で分かった。写真はドラギ総裁。フランクフルトで昨年9月撮影(2015年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

[ブリュッセル/フランクフルト 9日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)内で、12月に中銀預金金利を引き下げる方向で意見がまとまりつつあることが、理事会メンバー4人の話で分かった。

預金金利は現在、マイナス0.2%。今後は引き下げ幅が議論の焦点になるとしている。

一部は、市場がすでに織り込んでいる0.1%以上の引き下げを主張。デンマークやスイス中銀の利下げを受けて、より大胆にマイナス0.50%、または0.70%への引き下げを唱える向きもいる。ある当局者は「目先、預金金利に下限はない。かなり大幅な引き下げが可能」と話す。

事情に詳しい関係筋によると、ECBは資産買い入れなどに関連した20程度の行動案を検討している。ユーロ圏19カ国の中銀に回覧後、12月理事会までの数週間で、提案を絞り込むとみられる。

理事会メンバーの2人は、インフレ率がゼロ近辺にとどまるなか、ECBが12月に行動するのは確実と予想。別のメンバーは、預金金利引き下げは最も異論が出にくいと指摘した。

これまで追加緩和に反対を表明してきた独連銀は、12月の追加緩和の可能性を明言した前回の理事会後も鳴りを潜めている。背景には独成長の勢いに陰りが見え、輸出が低迷していることがあるようだ。ある当局者は「ECBは為替をターゲットにしておらず、ドイツはユーロ安が自国に都合が良いとは絶対に認めない。だから沈黙を守っている」と説明する。

ユーロ圏無担保翌日物平均金利(EONIA)フォワードECBWATCHは現在、12月に預金金利が10ベーシスポイント(bp)引き下げられる可能性を60%の確率で織り込んでいる。アナリストは預金金利の10bp引き下げ、および資産買い入れ策の延長の両方を予想している。

ある政策担当者は、資産買い入れの単純な延長は効果が限られるとともに、買い入れ対象に社債や株式など、新たな資産クラスを追加することはそれぞれ問題があり、複雑だと指摘する。

ECBの翌日物預金残高は1年前の280億ユーロから1870億ユーロに急増しており、ECBが融資拡大に苦慮しているのが浮き彫りとなっている。

ただ預金金利の引き下げをめぐり、これまで大幅なマイナス水準を適用しているのは、規模が比較的小さい中銀に限られるため、潜在的な副作用を十分理解できていない点は課題の1つだ。

またECBは昨年9月に預金金利をマイナス0.20%まで引き下げた際、下限に達したとの認識を示していた。前回の理事会では、他の中銀が大幅なマイナス金利を導入したことなどを理由に、一段の引き下げ余地が生まれたとの認識を示したが、過去のガイダンスを破ることにもなり、中銀の信認を損ねる危うさもはらむ。

*内容を追加して再送します。

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中国の野望と100年マラソン/USAの崩壊と日本の世紀

2015年11月05日 17時30分21秒 | 崩壊
★ http://melma.com/backnumber_45206_6282402/

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成27年(2015)11月5日(木曜日)
       通算第4717号   <前日発行>
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 「いまさら遅すぎる」とも言いたいが
  親中ハト派のピルスベリー氏も「中国に騙された」と悔恨の書
****************************************

 わたしは中国に騙されていました。中国は本気でアメリカを打倒する夢に取り憑かれ次々と国際金融機関を騙し、アメリカから技術を盗み取り、日々、その百年の目標に向かって、実行しているのです」というのが、彼が書いた話題の書『百年マラソン』の骨子である

 本が出版されたことは原書の段階で知っていたが、翻訳がでても読もうという気力がなかった。
 ある日、勉強会で多くの保守系論客が、この本を話題にしたのは意外だった。中国の野望に関しては百万言を費やしてもまだ足りないことを同時に痛感した。

 ピルスベリー氏が言っていることはこうである。
 『中国の軍事拡張は平和を目ざすゆえになされる』と中国は西側に信じ込ませることに成功した

これに一役買った中国宣伝のラウドスピーカー役を演じたのが、キッシンジャー、ブレジンスキー、スコウクラフト、ディブ・シャンボー、エズラ・ヴォーゲルらの「パンダハガー」だった。

日本でもごろごろと名前を挙げるいとまもないくらいにいる、いる。
 政治論客はおおよその人は知っているだろうが、たちが悪いのは経済畑の論客等で、中国経済は破綻しない、崩壊論を言っている人たちはあまたがおかしいなどという言説を展開している。

 『アメリカの多数は中国の本当の狙いに気がつかず、貧しい中国を助けるのは良いことだ』と信じてきた。
貧困中国をなんとか救出しようと、日米欧は支援を尽くした。

 だが中国の指導者は本音をふせて、芝居を演じてきたのだ。
 しかし本当の中国の夢とは習近平のいう「愛国主義による中華民族の復興」の言葉の浦に隠されている。革命から百年後の2049年に、中国がアメリカを打倒し、世界の覇者となる」という野望を。これが中国の『百年マラソン』である。

 この発想の基本は中国春秋時代の古典の教訓にある、とピルスベリー氏は言う。
 「才能と野心を隠し旧体制を油断させて打倒し、復讐を果たす」(養光韜晦)。

 しかし西側は中国に民主主義を教え、資本主義メカニズムを教えれば、やがて中国は民主化すると無邪気にも信じてきた
 
結果は西側から巨費を借金して軍拡を果たし、貿易では模造品と海賊版がGDPの8%をしめるほどの悪辣さをみせて外貨を稼ぎ、西側の経済を脅かすうえ、ついには覇権の野望を剥き出しにして、南シナ海の岩礁をつぎつぎと埋め立てて人口島を造成し、3000メートルの滑走路を参本もつくり、おおきな軍事的脅威としてアメリカの前に立ちはだかる

 『騙したものが勝つ』というのは中国古来の諺、実践訓令だ。ピルスベリー氏も、気がつくのが遅かった。だが日本の左翼知識人等と異なって気がつくと悔恨するところは正直である。

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● 後悔先に立たず”とは人生の法則です。勿論歴史の法則でもあるでしょう。

● 何せ、騙すという知的詐欺は、高度の知能を要するのです。騙したほうが勝つのは
  当然です。騙された認知老人が問題なのです。だから後見人の日本が
  認知老人=西欧先輩資本主義国の資産を守る
必要がある
のです。

● USAが崩壊してから、騙されていたのに気づけば単なるアホですが、少しでも早めに
  気づいたのは、しかし幸運と言えます。つまりその後悔をバネにすれば、
  中共のこれ以上の発展と野望を抑える事が出来るからです。

● 中国の100年マラソンは、残念ながら実際波動理論からも正です。つまり、形の上では
  100年待たずしてUSAは崩壊するのは、中国が大陰謀を野望をめぐらさなくても
  既定の未来なのです。USAは2029~2046年の株式市場の大崩壊で滅びるのです。

● 問題なのは、USAが崩壊したときに、中共の軍事力が格段に進歩している事が、
  世界の安全には大きなリスクなのです。もし彼らの軍事力が太平洋を
  簡単に超える事が出来るようになれば、USAとて清朝の末期の様に
  チャイナに食い荒らされる
という事です。

● 清朝の末期は、英国のアヘン戦争に見られるように、英国は中国に酷いことをして来ました。
  その逆の版がUSAの資本主義が崩壊するときに起こりうるのです。ドラッグで死ぬ人が、
  銃や自殺よりも増えたことに見られるように、USAと清朝は確実に相似形です。

● それが嫌なら今からチャイナに関しては急いで包囲網と彼らの経済を少しでも
  過去に戻す大作戦が必要となるのです。

● いずれにしても、チャイナの大発展と覇権の前には、日本と言う国の再生と覇権の
  時代が待っています
。それを確実にするためにも、チャイナ包囲網は
  USAと共にするのが正解ですが、

● しかし将来の日本は四面楚歌の運命ですから、日本一国でも世界を相手に出来る
  経済力と軍事力が必要になります
。第二次大戦はUSAの1/20の経済力でも
  全世界と対等に戦えたのですから、今回はもっと容易いでしょう。

● 2046年のUSAの崩壊以降は、明らかに日本の経済力はUSAを凌駕すると予想できます。
  これが世界一の軍事力を支える事につながるのです。

● 同時に獅子身中の虫をも思い切り退治しなくてはいけません。





コメント (1)
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科学を超えた世界はあるのか・不思議な世界

2015年11月05日 10時12分17秒 | 宗教
★ http://blog.goo.ne.jp/duque21/e/13f7e3a2e8dcaf8647d4118f6b959e2d から転載


【密教宿曜経で見る11月8日】悠仁親王は、東宮御所へ誘いが有っても絶対行くべきではない、拡散希望

2015-11-04 22:27:19 | Weblog


11月2日に、読者様のまゆさまから下記の様な書き込みを頂きました。

伏見様、いつも伏見様のブログで勉強させて頂いております、まゆと申します。

タイトルにある通りBB様のブログでのある方のコメントなのですが、11月8日(日曜日)は眞子様、佳子様お二人共ご公務で、秋篠宮両殿下はまだブラジルからお戻り

ではなく、悠仁様だけになってしまうそうなんです!

あの基地害雅子や、皿婆が悠仁様に何かするんではないかと心配でたまりません…U+1F631

聡明な秋篠宮両殿下の事ですから、ちゃんとその点も踏まえて対処済みだと思いたいのですが…万が一何かあっては遅いと思うといてもたってもいられなくなります!

余命さんの官邸メールは出しているのですが日本にとって、大事な大事な悠仁様…清子様に来て頂いても、皿婆が出しゃばってきたら、流石の清子様でも手が出せないのではないかと…

長々とすみません、これからも伏見様のブログで勉強させて頂きます!季節柄ご自愛下さいませ

この書き込みを頂いた時は、もしその日に、黒田清子さまが秋篠宮邸に来て下されれば大丈夫だと思いますと、お返事を書きましたが、今日になってふと、普段あまり使わない密教の宿曜経という呪術で日にちの吉凶を使ってみてみたほうが良いと思いつき

占断してみました。

★結論から言うと11月8日から、悠仁親王様は、密教では非常に危険な【魔の一週間】に入ることがわかりました。

密教宿曜経の二十八宿は、占いの記事では、相性を見る程度で「刺身のつま」程度の扱いですが、四柱推命同様実に様々な活用の秘法が有ります。

【魔の一週間】とは、自分の二十八宿から見て「業」の日から始まる7日間を言います。悠仁親王は、二十八宿が危宿(きしゅく)ですから、今月の「業」の日は11月8日から始まります。

日にち    二十八宿      日にちの関係性

11/8(日)亢宿(こうしゅく) 「業」の日

11/9(月)氐宿(ていしゅく) 「栄」の日

11/10(火)房宿(ぼうしゅく)「衰」の日

11/11(水)心宿(しんしゅく)「安」の日

11/12(木)尾宿(びしゅく) 「危」の日

11/13(金)箕宿(きしゅく) 「成」の日

11/14(土)斗宿(としゅく) 「壊」の日 これが問題のお一人になる日から始まる【魔の一週間】です。

≪考えられる可能性≫
① 親王がお一人であることがわかっているので、雅子肥が職員とともに、「うちに遊びに来ない?」と誘いに来る。前回失敗しているので女帝も一緒に来て威圧をかける。黒田清子さまも御在宅ならば、玄関にがっちり施錠して、インターホンの呼び出し

にも出ず、諦めて帰るまで、無視する。玄関を開けて対応すれば、向こうは何としても、連れ出そうとするでしょう。

② 秋篠宮がご帰国されるのが10日と聞いて、一安心ですが、その後の両殿下の公務のスケジュールはどうなっているのでしょうか?10日以降も遠出される公務がおありならば、眞子様、佳子様、両内親王がお二人ともいなくなる日の無いようにすべき

です。可能性が高い女帝一人が来られると、職員では抗われません。かと言って清子さまに常駐いただくのは難しいでしょう。

【魔の1週間】に戻りますが、今月の悠仁親王の7日間の内訳をみると、11日の「安の日」14日の「壊の日」が最も危ないです。要するに親王は、二十八宿は危宿ですから、ご自分の宿を壊す【安・壊の関係】の日が最も危険な日です。

親王にとって【安・壊の関係】の日とは、「安」=心宿、「壊」=斗宿です。「安」はあの世に旅立つ日、「壊」は殺害される例の多い日です。

私が、京都のとある密教系宗派から、「宿曜経」の秘伝を受けてから、丁度30年になります。宿曜経を使い始めた当時は、パソコンも普及してなく、ネットが存在していない時代でしたから、大変でした。TVのニュースで、有名人の訃報が報道さ

れると、急いで「人名大辞典」で生年月日を調べて、宿曜経の暦と合わせると、不思議なことに、全員【魔の1週間】に該当していました。特徴としては、癌などで長患いしている人が息を引き取る日が「安」の日、殺害などの不慮の事故で命を落とす

日が、「壊の日」でした。殺害ではありませんが、1985年の8月、御巣鷹山への日航ジャンボ機の墜落で、命を落とした坂本九が「壊の日」でした。

私の祖父母、両親も病没でしたが、やはり【魔の一週間】の「安の日」でした。怖いほど当たるので、最近はあまり使わずに封印しています。

≪今後の対処法≫できるものと難しいものが有りますが

① 秋篠宮家が断固として、東宮家と義絶する。互いに両家の行き来を完全に断つことです。秋篠宮殿下の決断ひとつですが、通告が難しければ、態度で示せばよいでしょう。

某女性週刊誌の「雅子さまの悠仁様おもてなし計画」ですか?笑っちゃいますが、ああいって週刊誌の記事にするほどですから、何回失敗しても執拗にトライするでしょう。朝鮮人とはそういう生き物です。

② 近くの赤坂山王日枝神社で、【魔除け】の札を購入して、玄関、居間、寝室等に貼りましょう。私は東京でサラリーマン生活を送った23年間、日枝神社の「氏子」の様なものでした。

③ 宮家の予算の関係もありますが、東宮御所と、秋篠宮邸は同一敷地内だと聞いています。東宮廷から秋篠宮邸に侵入しやすいエリアには、フェンスを立てて入れないようにしましょう。魔除けにもなります。

悠仁親王がお外でお遊びの時に、東宮職員(ほとんどが創価学会員)が強引に東宮邸に拉致誘拐する可能性が高いのです。

④ 前にも書きましたが、千代田には、極力いかないようにしましょう。以前、公務拒否宣言をした雅子肥があてつけに今上陛下に愛子様を合わせないようにしたときに「愛子に会いたい」と今上様は泣き言を言っていましたが、あの夫婦は悠仁様につい

⑤ ては、そういうことは言わないでしょう(笑)靴を片方しかプレゼントしないおばあちゃんの露骨な態度を見れば、わかるでしょう。【血も凍る女帝】です。

⑥ 秋篠宮家も、今後、徐々に公務を拒否しましょう。東宮一家3人は、頭割りしても、一人年収6千万円ですよ。公務拒否の雅子肥は勿論、不登校児の愛子さんも年収6千万円です。それに比べて公務を全部丸投げされている、秋篠宮家はもうはっきり

記憶していませんが、一人頭一千万行くか行かないかだったと思います。職員の数は、公務拒否の雅子肥、自分で行きたい外国や韓国コネクション(NYの国連で潘基文に会う)にしか外遊しない東宮、不登校児の愛子さん、たった3人に秋篠宮家と

は比べ物にならないほどの大勢の職員を抱えています。まともな公務をできるはずのない東宮と雅子肥に公務をやらせるように、強く宮内庁に抗議すべきです。東宮二人が国外の公務をしたら、大恥かいて、彼らの正体がばれて余計即位が難しくなり

ます(笑)
≪現状認識すべきこと≫

① 東宮御所は既に心霊スポットとなっている。

私は霊視などはできませんが、30年前、自分で鑑定を始める前は、客の立場でした。自分を見てもらうのが好きでした。その時皆に言われたのは「あなたは、霊感は無いが、プロの占い師を超える鋭い直観力を持っている」という事でした。

雅子肥は【適応症障害】というのは自称東宮医師団=実態は慶応病院の大野裕氏のみ、が、あくまでも雅子肥を被害者にし、「悪いのは皇室のしきたり」と責任転嫁し、公務拒否が正当化できるように、大野医師と小和田恒、池田大作が合意の上

に作成した【都合の良い病名】=【カルテの虚偽作成】です。また、違う機会で述べようと思いますが、私の旧友に元【適応障害患者】、今はすっかり完治、がいますので、例を挙げて、立証したいと思います。

結論から言えば、そもそもの【適応障害】が虚偽です。これって医師法に抵触しないのかな~

命式を見る限り、統合失調症の可能性は低い。性欲の強さを見れば、酒鬼薔薇レベルです。他の皇室専門のブログを拝読し、掲載写真を見る限り、「眼」が健常者の物と完全に違いますね。多数の不浄霊に憑依されてる状態だと思います。

成仏できてない霊=熊本水俣病患者の犠牲者が主のようですが、不浄霊は不浄霊を呼ぶ、動物や獣の下級霊も呼び寄せられて憑いているように見えます。

水俣病患者の犠牲者は、江頭豊が天寿を全うしたことに怒り、孫娘が皇太子妃になったことに更に怒りを増幅させているようです。年月が立ち、今上両陛下が老いるにつれて、雅子に立后する可能性が高くなります。犠牲者の霊はそれが許せず、

更に怒りを増幅させて、立后を阻止しようとするでしょう。その為には、殺人犯にすることです。格好のターゲットはズバリ、悠仁親王です。

親王に手を下しても、完全に気が狂った雅子は、精神病院行きで無罪となるでしょう。

雅子が入内してから、霊視能力のあるブロガー様から、悪霊の移りこんだ写真が多く掲載されるようになりました。愛子さんが成長するにつれて、愛子さんにも、心霊写真が発見されるようになりました。

私の地元で留学している、アメリカ人やカナダ人、フランス人達に、愛子様の写真を見せると、皆怖がります。それぞれ、霊感や、霊視能力のある人たちですが、中には、写真を見せたとたん嘔吐した人もいました

水俣病の犠牲者の方々は、入内は愚か、内親王まで生んだことで、その怒りを愛子様の奇行でメッセージを送っていると思います。

長くなりましたが、現在、皇族の方々を再検証中ですが、そのプロセスに、密教のアプローチを入れていこうと思います。



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貧すれば鈍する・朱に交われば赤くなる・既定の英国崩壊

2015年11月04日 16時28分13秒 | 崩壊
★ http://kkmyo.blog70.fc2.com/


貧すれば鈍する英國     11月4日(水)


前回は、赤い金に目がくらんだ大英帝国の巨大リスクについて書いて
みました。

今回は大英帝国ともあろう国が、何故米国を振り切って赤いインチキ国家
に擦り寄ったのかを、英國と日本の関わりを中心にした過去を振り返って
考えてみます。

イギリスは数百年間にわたって、負けを知らなかった。大英帝国を建設
する過程における侵略戦争は、連戦連勝でした。英國は植民地を徹底
的に搾取することで、国の繁栄を維持してきたのです。

ところが第二次大戦によって英國は日本によってアジアでの植民地を
失い、世界の覇権を米国に奪われてしまった。ここから英國の没落が
始まっていきます。

当時、英國を含む欧米各国は有色人種を人間扱いしていません。
列強国のアジアでの植民地政策は黄色人種を人間として認めず、奴隷
のように強制労働をさせる過酷な制度でした。アジアの国際状況は
欧米列強の草刈場と化していました。

英國は日本を中国と同じく「儒教文化圏」の一員と見ていました。しかし
実際は日本は遣隋使の時代から中華文明をずっと拒否し続けて、実質
的には、唐以後の日本文明はすでに大陸歴代王朝よりも遥かに進んで
いました。

ハンチントンが「文明の衝突」の中で日本だけで一つの文明と定義されて
います。つまり日本は大陸とは別系統の文明なのです。日清戦争の
勝利により、欧米列強は、日本に対する彼らの特権を放棄しました。

イギリスが日本と最初に関わった事件は、それは薩摩藩の行列を横切ろ
うとしたイギリス人を殺傷した生麦事件です。脅迫に怯えた幕府が破格の
10万ポンドをイギリスに賠償金として支払います。しかしイギリスは幕府
から賠償金の支払いを受けていながら今度は薩摩藩に賠償金2万5000
ポンドと下手人の処刑を要求しました。

ところが薩摩藩は果敢にもイギリスに戦いを挑みました。1863年鹿児島
湾にイギリス艦隊7隻が脅しの為に入ってきました。戦いを覚悟していた
薩摩藩はイギリスの要求を拒否しました。

ついに薩摩藩の全砲台が一斉に火を吹きました。薩摩藩の砲台は83門
を備え、射程距離は約1Kmであったが、それに引き換え、イギリス艦隊
の艦砲は101門でその中には世界最強の大砲・アームストロング砲が
あり、射程距離は4Kmもあります。

しかしイギリス艦隊は知らず知らずのうちに薩摩藩の砲台に近づきすぎ
て全艦ともに薩摩藩の砲撃を浴びた。イギリス艦隊は大きな被害を受け
たが、それ以上に薩摩藩は大きな被害を受けました。

イギリス側も旗艦・ユーリアラス号は艦長と士官が戦死し主甲板には
破裂弾を受け多数の死傷者を出し戦線離脱、パール号も砲撃を浴び、
戦線離脱をするなどイギリス艦隊も大きな被害を受けました。イギリス
艦隊はこれ以上の被害を避けるために湾口に引き上げた。

イギリスはこの薩摩藩の反撃に驚愕した。アジア人がイギリス艦隊に
戦いを挑むなどこれまでの経験上考えられませんでした。アジアに多く
の植民地を作ってきた最強のイギリス軍に立ち向かい、一戦交えた後に
さらりと講和のテーブルに着いた薩摩の力と理性にそれまで見てきた
アジア人にはない知性と教養をイギリス人は感じました。この思いが
1902年の日英同盟へと繋がっていきました。

そしてイギリスは薩英戦争・下関戦争をへて日本人の勇気と叡智と知り、
また義和団事件で日本兵の優秀さを知りました。

義和団事件で英国公司マクドナルドは「北京篭城の功績の半ばは、特に
勇敢な日本兵に帰すべきものである」と言い、また柴中佐は絶え間ない
激戦でつねに怪腕をふるい、全ての国の指揮官が柴中佐の見解と支援
を求めるようになった」と55日間籠城したアメリカ人ポリー・スミス婦人が
言っています。

この後北京で一緒に戦った英国のマクドナルドは駐日大使になり、日本人
のずば抜けた優秀さと、礼儀正しい姿を知って日英同盟の締結を推し
進めました。もちろんイギリスの思惑は、義和団の乱以来満洲から撤兵し
ないロシアを牽制する目的が主であることは当然の事です。

1902年イギリスは大英国のプライドを捨て、極東での最も良きパートナー
として日本を選びました。日英同盟は英國がアジア人を認めた最初の
出来事でした。それから113年後、落ち目になった英國は、地球人最低の
人格を持った中国人と友達になりました。

1902年の日英同盟は、日本人の人格を認めて友達になった。しかし
2015年、金に目がくらんだ英國は、ならず者国家中国人をパートナーに
選んでしまった。

英国人は漢籍を通じて身につけた中国イメージに毒されて判断を誤って
しまった。現代の日本の歴史学者や欧米の中国歴史学者たちのほとん
どは、2千数百年前の孔子、荀子、孟子、老子などの思想が記述された
漢文をしっかり勉強します。しかし漢文を通じて中国人を理解すること
ぐらい不毛な行為はありません。

何故なら漢文は中国の古語ではありません。少なくてもこの二千年間と
いうもの、漢文は中国語とは全く関係がありません。中国人にとって漢文
は外国語同然なのです。

何故なら漢民族は後漢末期の戦乱に、ほぼ絶滅し北方から侵入してきた
遊牧民に取って代わられています。それ故中国の春秋時代末期から戦国
時代にかけての,ほぼ300年間に活躍した思想家群である諸子百家が
唱えた「仁義礼智信」といった思想も消えていってしまった。

つまり中国の漢民族は言葉も文化も違う騎馬民族の子孫にそっくり
入れ替わってしまいました。言葉や文化が多少でも似ていれば騎馬民
族が中国に同化したといえますが、全く人種の違う騎馬民族が中国人
になったのです。

いわゆる漢民族は紀元二世紀で地球上から姿をけした。ただし漢時代
の皇帝システムだけは生き残り、異民族である隋、唐、宋といった王朝に
受け継がれていきました。そして遂に1271年中国を統一した元王朝(モン
ゴル人)によって漢民族を絶滅させます。

ところが日本を含めた欧米各国は2千数百年前に書かれた漢籍を通じて
中国人のイメージを固定化させてしまった。つまり中国人を古来から変わ
らず、信義に篤く、礼を尊ぶ教養の高い文化人の国であると信じて
しまった。

なぜ日本人や欧米各国の人が漢文に書かれていることが真実であると
無邪気に信じてしまったのか?それは日本や欧米各国には昔から現在
まで人々の書き残した日記や文学、歴史書などが無数に残されているが、
そのようなものは中国には皆無に近いからです。

中国には古代から共通中国語というのは、一度も存在しなかった。中国
人達は近代になるまで、自分たちが話している言葉を書き表す手段が
なかった。つまり中国人は二十世紀になるまで、自前の「文字」なかった
のです。当然、文化伝統の継続など起こりえるはずもありません。

だから欧米各国の中国研究の学者達は2千数百年前に書かれた膨大な
漢籍を研究することによって、中国に対する抜きがたい幻想が居座って
しまった。

それ故、今回のイギリス人たちもまさか中国人が大嘘つきの詐欺師で
あり、残酷な野蛮人であるなど夢にも思っていないと思います。だから
いくら金に目がくらんだとは言え、7つの海を支配した大英帝国が、習近平
の言葉である両国は「グローバルな包括的戦略パートナーシップを構築し、
黄金時代を開く」とのインチキセリフに合意してしまった。

早い話が中国人の正体を知らない英國が、世界一の凶悪な殺人者と
手を結んでしまったのです。

100年前、英國は黄色人種を人間として認めず、奴隷のように扱ってきた
が、日本と関わることによってそのずば抜けた優秀さと礼儀正しい姿を
知って、日英同盟を結びましたが、その日本人と同じ文化圏と見てしまった
巨悪な野蛮人である中国人を、同列に見てしまった。この勘違いが今後、
英國の命取りになっていきます。

もし英國が中国2千年の歴史をもっと研究していれば、この野蛮な中国人
にいくら金を積まれても、決してバッキンガム宮殿の晩餐会に招待など
しない。

中国人は2千年の過酷な自然環境と社会環境によって、「詐欺師」の民
族性が形作られてきました。つまりウソつきでなければ生き残れない人種
になったのです。

中国に蔓延する偽物商品、書類偽造、事実捏造、環境汚染、中国が
発生源とみなされている多くの病原菌、海外に流出する中国人による
凶悪犯罪、国際社会のルール無視、このように中国人がますます
「野蛮」になっていきます。

それは共産党1党独裁による情報鎖国による知識と知性の欠落、そして
2千年間食うや食わずの飢餓の線上で生きてきたからです。結果、
中国人は法の観念を知らない、役所は賄賂とコネでしか動かず、
近代社会は機能停止状態です。

これがイギリス人が知らない中国人の正体です。

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● つまり一言でいえば、英国もやがてチャイナと似たような国になるという事でしょう。
  赤い帝国か、又は白い帝国になるかは分かりませんが、戦乱と独裁と
  虐殺の歴史がやがて英国にも来るという事なのです。

● 衰退したとはいえ、情報機関の活躍と、歴史分析が優れている英国の事です。勿論
  チャイナの正体は分かっての事なのです。背に腹は代えられぬと言う事なのです。
  死にゆく老人には、他人の事など知った事ではないのです。

● 年金さえもらえれば、あとはどうでもよいのです。死ねば借金は返さなくても良いのですから、
  最後に馬鹿を見るのはチャイナでしょう。メンツにこだわって、返しきれない人に
  お金を貸すのですから。武家の商法みたいなものでしょう
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警官の不当逮捕から見る・USA性的保守派・武人の過激化

2015年11月03日 07時47分27秒 | 武人の時代
★ http://www.cnn.co.jp/usa/35072881.html?tag=top;mainStory


女性カップルが警官を提訴、キスで「不当逮捕」 米

2015.11.02 Mon posted at 18:45 JST

女性カップルが休暇先のホノルルで警官に「不当逮捕」されたとして訴えを起こしている

ロサンゼルス(CNN) 米ロサンゼルスに住む女性同士のカップルがこのほど、ハワイのホノルル市と同市の警察官を相手取って民事訴訟を起こした。数カ月前に現地を旅行中、2人でキスしているところをこの警官にとがめられ、口論からもみあいになった揚げ句、不当に逮捕されたというのが理由だ。

訴えを起こしたのは2年前から交際しているという20代の女性カップル、コートニー・ウィルソンさんとテイラー・ゲレロさん。休暇で訪れたハワイ・ホノルルの食料品店でトラブルに巻き込まれた。

ゲレロさんはその時の様子について「2人で手をつないで私が彼女の頬にキスした。ただ楽しくて、ふざけていただけだった」と話す。

そのとき突然、2人は制服姿の男性に怒鳴りつけられた。男性はボビー・ハリソン警察官で、この日は非番だったが2人の行為は容認できないと主張。ウィルソンさんによれば「店長に話して、私たちを金輪際入店できないようにしてやると言ってきた」という。

ウィルソンさんは「訳が分からないので、自分も警察に電話した」と説明。店の住所を確認するため外に出ようとしたところ、ハリソン警察官に止められてもみ合いになったと話す。2人の間に割って入ったゲレロさんも警官に顔を殴られ、転んでカウンターに頭をぶつけたという。

こうした扱いに対抗してハリソン警察官を殴ったり蹴ったりしたことから、2人は手錠をかけられ、警察官に対する暴行の容疑で逮捕された。

2日間にわたる拘留の後、旅行費用全額を保釈金に充てて釈放されたが、裁判が始まるまでホノルルに滞在するよう命じられた。滞在費が足りなくなって一時は路上暮らしを強いられたという。

逮捕から約5カ月後、裁判所が2人に対する訴えを棄却したため、ようやく2人は自由の身になった。

今回ホノルル市とハリソン警察官を訴えるにあたり、2人は店内の防犯カメラに当時の映像が残っているとみていたが、
店側からは録画映像はなくなっていると告げられたという。CNNはこの食料品店にコメントを求めたが、回答は得られていない。

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● 上記事件には、資本主義の崩壊と武人時代に移行するUSAの社会現象が凝縮されています。
  
  ❶ 警官の過剰暴力の行使と感情的な行動。性の自由を謳歌する性的少数派と
    警官に負けない反撃。
  ❷ 裁判や警察と言う権威の前に、路上生活を強いられる、庶民の苦悩。
  ❸ ビデオが残っていないという食料品店の沈黙と恐れ


● ❶ は私がいつも言うような、勿論左右の過激派のプラズマ化現象と言えます。
    つまり時代の末期を意味します。右派過激派が絶対に容認しない性的少数派の行動。
     
    同時に、オバマ氏の後押しで最高裁が、性的少数派の権利を公然と認めた判決後の  
    性的少数派の公然たる権利の主張。

  ❷ 権威の執行(裁判所と警察)の為には、庶民に生活の犠牲を強いて、全く意に介しない権威。

  ❸ 面倒に巻き込まれることを恐れて、沈黙する食料品店。

● 日本ではまずありえない現象ですが、現象面から見れば、警官の行動は殆どイスラムの
  警察の行動と同じ
と言えます。警官自身も、最高裁の判決を否定する行動をとる事により、
  最高裁の判決に反旗を翻して=下剋上の精神を表しています。俺様が本当の権威=
  支配者だというわけです。

● 勿論一方、性的少数派も警察の行為・権威を完全に否定しています。ここまで感情が
  もつれたら、双方の仲直りは有りえないし、むしろ時代は段々と左右の分裂が
  酷くなっている事を示したいます。

● それにおびえる庶民の一部・食料品店の沈黙は、民主主義と自由のUSAはもはや
  崩壊しつつある
ことを、示しています。

● イスラムという闇に交わったために、警官もイスラム化しつつあるのでしょう。
  彼の国々に侵略してイスラムの闇がUSAの警官に憑依したのでしょう”
  朱に交われば赤くなる”

● と言うのは冗談ですが、右派武人の権威が最高裁の権威を否定して、時代の転換を告げ
  武人の時代の登場を、末端の警官自体が高らかに宣言しているとも言えます。
  俺様・現場の警官が法律だ!最高裁の判決は糞くらえだ! と。

● 全ての現象が、時代の末期と武人時代の登場と、イスラム同様の暗黒時代の登場
  示しているのです。今後は何であれ、社会的少数派は浮かばれません。
  権威が権威でなくなる時代が、すぐそこまで来ているのです。

● それを下剋上と言うのです。それは貴方の予想に反して、西欧の国々に起こるのです。
  英国も仏もドイツも、いそいそとチャイナにお参りし、USAはチャイナに
  ろくに対抗できない事を見れば分かります。

● USAがチャイナに取り込まれたら、日本はチャイナの属国になるしかありません。
  それが嫌なら、USAを日本の相棒として、チャイナに対抗させるしかありません。

● 勿論2046年以降、USA資本主義が崩壊したら、日本単独で世界を相手に出来る軍事力を
  持たなくてはいけないのです。それが日本の宿命なのです

  四面楚歌は日本の宿命なのです。

  
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豊かになれば民主主義になると誰が言った?

2015年11月02日 10時30分49秒 | 時代・歴史
★ http://www.sankei.com/premium/news/151101/prm1511010026-n1.html

【中央アジア同行記】
“白亜の北朝鮮”トルクメニスタンに仰天! 大統領宮で携帯NO ホテル出れば監視され… .

ニヤゾフ前大統領の金の大統領像。ベルディムハメドフ大統領は自身が馬にまたがる姿の金の像を作らせた=10月23日、トルクメニスタン

 「大統領宮殿に携帯電話は持ち込めません。没収される可能性もありますので、携帯はホテルで預かります」

 10月22日から6日間の日程で行われた安倍晋三首相のモンゴル・中央アジア5カ国歴訪。2番目の訪問国となったトルクメニスタンでの出来事だった。トルクメは天然ガス埋蔵量世界4位で、石油にも恵まれる資源大国。中国が輸入する半分以上の天然ガスがトルクメ産だという。

 天然資源で潤う一方、大統領による独裁的な政治体制として知られる。首都アシガバードの建物の外壁は大理石で覆われており、その独裁ぶりを揶揄して「白亜の北朝鮮」ともいわれている。

 前大統領はあまりのメロン好きが高じて8月第2日曜日を「メロンの日」と定め、祝日にしてしまうほど。この祝日は今もあるようだ。

そんな独裁国家・トルクメで携帯を取り上げられたのは、23日に大統領宮殿内で行われた安倍首相とベルディムハメドフ大統領との首脳会談の取材のときだった。

 日本政府側からは「式典中に携帯が鳴ったら失礼に当たる」ともっともらしい説明を受けたが、実際はトルクメ側が外国人記者の携帯持ち込みを嫌ったからだった。記者団から携帯電話を取り上げることに何の痛痒も感じないようだ。なぜなら、トルクメには「報道の自由」がないのだ。

 「国境なき記者団」が毎年調査する報道の自由度ランキングによると、トルクメの報道の自由度は、対象とした世界180カ国のうち178番目。179番目に北朝鮮がランクされ、最下位は外国人記者の入国すら認めないエリトリアだ。報道規制“ワースト3”の国なのだ

安倍首相に同行した記者団は「大統領宮殿に持ち込めないと言っているが、ホテルでの通話なども全部盗聴されているんだろうな…」というのが共通認識だった。

 テレビニュースは北朝鮮の国営放送を彷彿とさせるものだった。23日午後9時のニュースは、安倍首相とベルディムハメドフ大統領の会談風景などを1時間半以上にわたって流していた。

 その中でも同行記者団の笑いを誘ったのが、両首脳の共同記者発表での発言を、各記者がパソコンのキーボードを必死にたたきながら記録している様子を映していたことだ。

 しかも、安倍首相の発言中は記者団を映すことはあまりなく、ベルディムハメドフ大統領が話し始めると、「大統領のありがたいお言葉を頂戴する日本人記者」を演出するためか、記者団の姿が流される。国営放送の編集にも「独裁」色がキラリと光る。どことなく不気味さを感じつつも、その放送しか知ることができないトルクメ国民が気の毒に思えてしまう。

 携帯を取り上げられて向かった大統領宮殿は、想像以上に大きかった。旧ソ連時代のことに詳しい記者によると、「巨大なオブジェは旧ソ連、権威主義国の特徴」とのことだ。それを象徴するように街中至るところにベルディムハメドフ大統領の肖像があり、目にしなかったが、銅像も無数あったようだ。巨大な塔が必ずあり、旗が異様に大きいのも中央アジアの国々に特徴的なものだ。

 宮殿に入り、現地警察の案内で式典会場に向かう。驚いたのは、横10メートル以上もある巨大シャンデリアだった。タジキスタンやウズベキスタン、カザフスタンの大統領宮殿にも大きなシャンデリアはあったが、トルクメは桁違いに大きい。

 宮殿のエントランスには国旗と同じ緑色に金モールの飾りが付いた軍服を着た儀仗兵が待機していた。儀仗兵とは、他国の元首や要人を迎え、儀礼・警護を担当する軍隊の一種で、儀仗の美しさは軍隊の練度、統率力をそのまま表すという。

× × × 

 報道の自由のない独裁国にとって、外国人記者はやはり目の上のたんこぶ。一日中、ホテルの室内での作業に嫌気がさし、その国の雰囲気を少しでも肌で感じたいと思い、同行記者数人でホテルを出てみる。

 周辺には軍人とはっきり分かる人以外はいない。すると、どこからともなく、軍人や私服警官がやってくる。街灯などに設置されている監視カメラで見ているようで、私たちを追い回していた。

 草むらなどから突然姿をみせ、「われわれの国で勝手なまねはするな」と無言で威嚇するような姿勢だった。後で分かったことだが、日本政府の同行筋によると、街中に人がいなかったのは「安倍首相一行が来ている間、一時的に強制移住させたから」ということだった。

 ホテルの前には日本の皇居前広場のような公園があり、そこには初代大統領の像があった。同じ公園に高さ10メートルくらいのベルディムハメドフ大統領の肖像があり、それを写真で撮ろうとした瞬間だった。

「ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、ピッ」と笛を鳴らしながら警察官が近づいてきて「大統領の写真を撮るな」という。周囲からも私服姿の不思議なおじさんたちがこちらを見つめている。異様な雰囲気を感じ、すぐにホテルに戻った。

 1泊2日のトルクメ滞在だったが、外に出れば監視され、レストランに入ればピアノを弾く女性が誰もリクエストしていないのに日本の曲を演奏する。マーケットに行こうという話も出たが、現地で写真を撮ると警察に捕まる、など良くない話ばかり。

 インターネットも現大統領が解禁したが、日本人記者団のメールやネット閲覧などは監視されていたはずだ。フェイスブックは当然、使えない

 × × × 

 10月24日朝、トルクメから3番目の訪問地となるタジキスタンの首都ドゥシャンベに向かった。安倍首相が歴訪する中央アジア5カ国のうち、貧しい国のひとつといわれていた。


ニヤゾフ前大統領の金の大統領像。ベルディムハメドフ大統領は自身が馬にまたがる姿の金の像を作らせた=10月23日、トルクメニスタン


 空港から拠点となるホテルに移動する道中、街を歩く大勢の人がいた。子供と手をつないで歩く女性や仕事中の男性、ぼんやりと道ばたに座る初老の男性ら、実に多彩だ。一人一人の生活が垣間見えるだけで、十分に幸せな気持ちになれた。

 トルクメは天然ガスの輸出で潤い、電気、ガス、水道の公共料金が破格に安い。国民生活も充実しているそうだが、息の詰まるような生活には私は耐えられそうにない。

 タジキスタンは最貧国といわれていたが、それでも街には笑顔があり、幸せそうに見えた。(政治部 千田恒弥)

////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

● 上記の例だけで、豊かになれば西欧型の民主主義になるとの、西欧の妄想が
  吹っ飛んでしまいます。そもそも西欧型の民主主義は、それこそ西欧と
  日本に見られるものであり、世界の体制からは圧倒的に少数派です。

● そのうえ、私が予想するように、2046~2059年の間に西欧近代資本主義が崩壊すれば
  もはや民主主義と呼べる国は、日独イタリア、インドを中心とした少数派に
  転落します。圧倒的に君主の国と武人の国が増えるのです。

● 私のいう、世界戦国時代の到来です。ここでもう一度、インドの哲人サーカー氏の
  社会循環論を思い出すべきでしょう。武人の国の次は君主の時代、そして
  富者の時代≒資本主義の時代が来るのです。各体制の平均は270年。

● 上記のメロンの日は、江戸時代の生類憐みの令にも例えられるでしょう。従ってその国の
  時代考証をしながら付き合うという事が必要です。例えば歴史の専門家にアドバイスを
  求め、その国の歴史的位置づけを知りながら交流をするのです。

● ヤクザ国家の様に、付き合えば百害あって一利なしの国との深入りは、勿論危険です。

● その国とは平気で心にもないことを言って、二枚舌を使って、他国と交流する国々です。
  勿論そのような国を応援する国内の反日左翼も同罪です。勿論中韓朝の事です。
  
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