おいしい野菜をつくろう

採れたて野菜は おいしい!

村上春樹ーラオスーフィンランド

2018-04-24 | 
新聞広告を見て 村上春樹の『ラオスにいったい何があるというんですか?』(文春文庫)という本を買いました
単行本として 発行されたのは 2015年だったようですが 文庫になったのが この4月だったようです



ラオスという国を 全く知らないので 普通だったら 私が 興味を示すことは ありません
村上春樹の小説も 全く読んでないし…

なのに この『ラオスに…』を買う気になったのは 級友が 最近ラオスに行った話を 聞いたばかりだったからです


読んでみたら いやいや なかなか面白い!
ラオスの話も 面白いですが フィンランドの 話も 面白かったです

フィンランドといえば シベリウスと ムーミン
これは フィンランドで 実際に 見てきたから 分かっていますが
知らなかったのは カウリスマキ という 映画監督のこと

映画に 詳しいわけでは ないけれど 良い映画だったら 観たいと思うので
カリウスマキの作品を 調べてみたら 最新作の希望のかなたを 上映している映画館が 見つかりました


シリアから フィンランドの首府 ヘルシンキへ 逃げてきた 難民の話です
大変な思いをして ヘルシンキまで逃げてくるのですが 暗いばかりの話ではありません

クスっと 笑っちゃうような場面も あったりして 最近観た映画の中では 一番好きな映画になりました


2011年までは 平和で静かな国だった シリアが 戦いの場になってしまい 
多くの難民が 発生し ヨーロッパでは 大問題になっているのですね

そういう 社会的な問題を 取り上げている映画なのですが なぜか 恐ろしい映画ではありませんでした
世界のことは 知らないことばかりですが ちょっと本を読んだだけでも 少しは 関心が広まり 勉強にもなります


おかしかったのは やる気のないレストランの ランチのメニューが ミートボールと オイルサーディンだけなのですが
その オイルサーディンときたら 缶詰のまま お皿に載って 出てくるんです!
ここは 思わず 声に出して 笑っちゃいました


パンフレットにあった カリウスマキ監督の 言葉

今日は“彼”や“彼女”が難民だけど、明日はあなたが難民になるかもしれないんだ

これが ヨーロッパの状況なんですね
何もできないけれど “知ること”くらいは できますね


カリウスマキの 映画「難民三部作」の もう1作『ル・アーブルの靴みがき』も 観てこようと思います 


昨日 ツタンカーメンのえんどう豆が 採れたので 豆ご飯を炊きました



ウスイエンドウも 少し採ってみたけれど まだ 中の豆は 大きくなっていませんでした

これで 330g  中の豆だけで160gでした
2カップの ご飯で 豆ご飯にしました

保温のまま 置いたら 今朝は “お赤飯風”になってました




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完訳版『ファーブル昆虫記』が読みたい!

2017-09-23 | 
先日 虫好きの友達に影響されて 数十年ぶりに 『ファーブル昆虫記』を 読んでみたくなりました
最初 図書館の 児童書のフロアに 行って探しましたが 私が 読みたかった 奥本大三郎 さんの訳のものが 見当たらず…

念のため大人の本の フロアで 係の人に 相談したら 今は 集英社文庫で 出ているとわかりました
これは 完訳ではなく ジュニア向けの ダイジェスト版 になっています
いわゆる 児童書の ダイジェスト版よりは ずっと 内容も豊富なので 大人の本のフロアに あったのかもしれません

私が 読みたかったのは 「3・オオモンシロチョウとキャベツ」 の項です
それは 集英社文庫では 第3巻でした



私には このジュニア向けのダイジェスト版でも 十分面白いのですが
ちょっと調べたら 同じ 奥本大三郎さんの『完訳版・ファーブル昆虫記』が出ていることが 分かりました

 

全巻セット(10巻20冊)で買うと 7~8万円くらいするのかな

1巻の上下でも 7千円くらい~?

欲しいけど…  とりあえず 図書館が 持っているかどうか 調べてきます
全巻そろったのが 今年の5月らしいので まだ 当市の図書館には なさそうな気がする…

無かったら 買ってもらように リクエストしてきます

そして その前に 集英社文庫の ジュニア版の6冊を 全部読もうと思います

モンシロチョウの項の 面白いところは 後日 書きますが
いままで 読んでなかった ヤママユの話なんか ビックリすることばかり

ファーブルって 亡くなってから 百年以上経っているのに 内容は 全く古くないのに 驚きます
そして 現在の状況も加味しつつ 翻訳された 奥本大三郎さんの 偉業も 驚くばかりです

完訳版を買うのも 意味があるかな~とも 思いますが まずは 手に取って読んでみてから考えます


ちょっとしたことが きっかけで 本の世界が 広がっていくのが すごく楽しいです

 

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『おさるのジョージ』をまた借りてきました

2017-09-01 | 
この前借りてきた 10冊の絵本を 返して 新たに 8冊 借りてきました
車は 駅ビルの 駐車場に停めて リュックを背負って えっさかほいさか 図書館へ 行きました
 



10冊まで 借りられますが 重すぎて 8冊にしておきました


駅ビルで 買い物をしないと 駐車代がかかってしまうので 本屋で 買い物をしました
買いたかった本が なかったので これ ⇓ を買いました



小さい方の孫が 来るというので プレゼントにしようと思って 買いました


朝は 知らない間に 布団にくるまっているほど 涼しくなりましたので 
「暑いからできない~」と言ってたことは どんどんできるぞ~と 張りきっていますが
一日にできることって 案外 少ないんですよ

午前と午後に 1時間ほど 畑仕事をして 午前と午後に 買い物に行って 午後は 図書館にも行って
一日は 終わってしまいました

これくらいでも 歩行数は 9,000歩を超えました
こんな感じで 毎日を過ごせば よいのかな~?



『きりんのセシリーと9ひきのさるたち』

2017-08-23 | 
「おさるのジョージ展」の 図録を見ていたら 『きりんのセシリーと9ひきのさるたち』という絵本のことを知りました
「ひとまねこざる」が 出版されるより前の 1939年に フランスで 初版が出たそうです

1939年では 私だって 生まれていません
でも 全然 古さを 感じない絵本です




日本では メルヘン社 から 出版されているようですが もう絶版みたいです
調べたら 市立図書館の書庫に あったので 借りてきました

何が 気に入ったって とにかく 絵が 素敵なんです
すばらしい構図です 葛飾北斎も 顔負けだと思います












この絵本が ジョージのお話の生まれる きっかけになったんだそうです

素敵な絵本に出会えて 幸せです 


昨日 夕方 最後の 小玉西瓜を採って 冷やしておきました
今朝 切ってみたら 良かった!真っ赤で 完熟です



甘味は やや物足りなかったですが 美味しかったです
姉にも 分けましたが 美味しかったよ~! と言ってました 
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『ひとまねこざる』と『おさるのジョージ』は、どう違う???

2017-08-20 | 
うちの子供たちが 読んでいたのは『ひとまねこざる』だったと思いますが
『おさるのジョージ』って言われるのもあって どちらも ジョージが出てくるから 何がどう違うのか~? 
長らく なんとなく 分からないな~? と思ってはいましたが あまり深くは 考えませんでした

昨日「おさるのジョージ展」の図録を 買ってきて 仔細に読んでみたら 分かったことがありました!

作者の HAレイさん夫妻が 書いたのは ひとまねこざる なんです



①ひとまねこざるときいろいぼうし・・・・・1941年
②ひとまねこざる・・・・・・・・・・・・・1947年
③じてんしゃにのるひとまねこざる・・・・・1952年
④ろけっとこざる・・・・・・・・・・・・・1957年
⑤たこをあげるひとまねこざる・・・・・・・1958年
⑥ひとまねこざるびょういんへいく・・・・・1966年


岩波書店から発売された ひとまねこざるの お話の絵本は 上の6冊です(大型絵本には 別のも含まれる)


夫の ハンス・アウグスト・レイさんは 1977年に 78才で亡くなっていますので これ以降の お話は ハンスの作ではないということですよね

では それ以降の「おさるのジョージ」の作者は 誰なのでしょうか?

ウィキペディアには こんなふうに 説明されています (以下 引用)

『ひとまねこざる』は、ハンス・アウグスト・レイと マーグレット・レイの夫妻による絵本のシリーズであるが、
ハンス・レイの死後、この作品を原案にした『おさるのジョージ』シリーズ
ヴァイパー・インタラクティヴ(C. Becker, D. Fakkel, M. Jensen, S. SanGiacomo, C. Witte, C. Yu)によって
1998年より制作され、挿絵はヴァイパーや、マーサ・ウェストン(Martha Weston)が担当した。


この説明でも よくわかないので 他にも いろいろ探してみたら こんな説明もありました(以下 引用)



『ひとまねこざる』と『おさるのジョージ』でシリーズが違います。

原作は、M&H.A.レイ夫妻ですが、『おさるのジョージ』シリーズは、

おなじみのキャラクターをもとに,制作集団ヴァイパー・インタラクティヴ

コンピュータ・グラフィックス
により現代っ子ジョージを創り出したのが『おさるのジョージ』です。

主人公の『じょーじ』と『ジョージ』で表記が違います。



制作集団っていうのが どういうことかよくわかりませんが 娘に言わせると
「ドラえもんや サザエさんのアニメが いつまでも続いているのは 同じ仕組みなんじゃないの?」と

要するに ヴァイパー・インタラクティヴっていうのは 個人の名前じゃないっていうことですね?


まぁ その「おさるのジョージ」シリーズの方は ネットで調べると ものすごい冊数です
ざっと 数えてみたら 29冊くらい ありました




上の「ひとまねこざる」の方は H.A.レイ文.絵 になってますが 
下の「おさるのジョージ」の方は M&H.A.レイ 原作 になってます

絵も 「ひとまねこざる」シリーズは ハンス・アウグスト・レイさんの 手描きですが
「おさるのジョージ」シリーズのほうは コンピュータ・グラフィックスで描かれた 絵 だって 言うことなんでしょうかね?


ナルホド ナルホド です
少し スッキリしました

                                           ≪続く≫
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おさるのジョージ

2017-08-19 | 
昨夜 録画してあった おさるのジョージ誕生秘話 を見たら 
今 松屋銀座でやっている おさるのジョージ展に 行きたくなりました



21日までなので グズグズしてたら 終わってしまいます
急遽 本日 行ってきました



本も グッズも いろいろ買ってしまいました
本は 読んだら 孫に 回します

ぬいぐるみが欲しくて どのサイズにするか 悩みましたが 身長30cmのを 買いました



これは 孫に あげませんよ(笑)

かなり盛況で 良く見えないのもあったので 図録も買いました
ゆっくり 読みたいと 思います


「おさるのジョージ」は ドイツ系ユダヤ人の H.A.レイ夫妻が 1941年に 出版したそうですから 
戦前ですよね  ずいぶん古い本です

第二次世界大戦が勃発して フランスで暮らしていた 夫妻は 身の危険を感じて
スペイン・ポルトガル・ブラジルを経て アメリカに脱出しました

ドイツ軍が パリを占領する わずか2日前に 自転車で 脱出したそうです
ユダヤ人ですから 脱出してなかったら 殺されてしまったかもしれませんよね  


大変な思いをして おさるのジョージの原画を アメリカまで 運ぶことができたから
今 こうして 世界中の子供たちが ジョージのお話を 楽しむことができるのですね

うちの子供達も 孫たちも ジョージは 大好きです
今は テレビで アニメのジョージを やっていますが 本も 手に取ってほしいと思います









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里芋の葉の下にはコロボックルは居ませんよ!

2017-08-18 | 
5泊6日の 入院から 帰って来た夫が 
「里芋の葉が 大きくなったね~!」 「コロボックルが居るかな~?」と…???

梅雨の頃は 雨不足で 夫が 畑の水遣りをしてくれていましたが
「ナスと 里芋に 水を遣って」と 頼んでも 「里芋は どれ?」と 全くのトンチンカン


やっと里芋は 覚えたのでしょうが 今日のセリフは やっぱり変です…?
里芋の葉の下には コロボックルは いませんよね~
コロボックルが居るのは 大きな蕗の葉の下ですよね

そういう 絵本がありましたよ

佐藤さとるの『だれも知らない小さな国』です
懐かしい本です




どうも夫は 蕗と里芋の違いが 分かってないようです???
「コロボックルが居るのは 里芋じゃないよ」と 教えましたが 分かったのかどうか~???


この絵本のこと ちょっと懐かしくて ネットで検索していたら なんだか 新しい コロボックルの本が 出たみたい…?



絵は 村上 勉さんで 同じみたいですが 作者は 佐藤さとるさんじゃなくて 有川 浩さんです
エーッ? どういうこと~?

あちこち探していたら こんなページに 行き当たりました
有川 浩さんが コロボックルの本を書いたのは ごく最近(といっても 2,014年)

この絵本 絶対 欲しい!
夕方 本屋に行ってこよう!


野菜のことを全然知らない トンチンカンさんのおかげで 面白い発見が ありました(大笑)
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江戸時代は深川で牡蠣が獲れたんだ

2017-06-03 | 
土曜時代ドラマ みをつくし料理帖を見て 面白かったので 本屋で つい買いました



これを買ったら 小説も読みたくなって また本屋に行きました
今日は とりあえず2冊だけ 買いました



『八朔の雪』を読み始めたら 早速 ???に 行き当たりました
それは 初っ端の「せっかくの深川牡蠣を」…という台詞

アサリを使った深川飯 っていうのは 今でもあるから 深川では 昔は アサリが獲れたんでしょう…とは思いましたが
牡蠣が獲れたとは… ちょっと信じられなくて 早速 ネット検索してみると…

どうやら 江戸時代には深川で ちゃんと牡蠣が獲れたそうな~!

【引用】

   寄居の京亭にほれこんだ作家、池波正太郎の関連本には、
   牡蠣は江戸の名産品で、「深川の牡蠣」は文化文政の江戸名物だったとある。

   大正時代以降になっても、東京が牡蠣生産量日本一になったことが2度あるとも。
                        (『鬼平舌つづみ』文藝春秋編 2004)

そういえば 日本橋蛎殻町 っていう地名は 今もありますよね

日本橋の魚河岸は 関東大震災後 築地市場への移転が完了するまで300年以上にわたって、
江戸と東京の人びとの食生活を支えつづけた。

のだそうです


こんなことにこだわっていると なかなか読み終わりません…(笑)



昨日 武相荘(ぶあいそう)で買った 鉄製の 蚊遣り です






行く前に ホームページ を見て ショップでは これをか買おうと決めていました

南部鉄ではなく インドネシア産だそうです
南部鉄だったら もっともっと高いでしょう
気に入ってます


インゲンが 少しだけ 採れてます



曲がったりしていて 形が悪いですが 味はOK
茹ですぎないように 気をつけて 歯ごたえを残しました



5年間の草のドラマ

2017-04-08 | 
先日買った『小さな生きものたちの不思議なくらし』は 素晴らしい本でした



書き下ろしの文章ではなく 「かがくのとも」や「年少版こどものとも)」などに添えてあった「作者のことば」の再録でした
他に NHKラジオの「人生読本」(1985年放送)を文章化したものもありました

中でも 私が 最も興味深く読んだのは 「雑草のくらしを見つめて」という項です
先日買った『雑草のくらし』という絵本が どんなふうに描かれたのか よくわかって 大変興味深かったです



この本は 70㎡の畑跡を借りて そこの草と、残っていた 地面の下の根っこを すべて取り除いて 更地にしてから
その土地の 5年間の様子を観察して 草たちのドラマを 絵本にしたものなんだと 知りました

絵本を読んだだけでは わからなかった細かい様子が わかって 大変面白かったです
1冊の絵本を作るために 長い年月をかけているのですね~!  スゴイ!


更地にして 観察を始めてから 4年目の夏には クズやヤブガラシなどの 蔓性の草が 他の草に覆いかぶさってきます
そのころになると 周囲の畑に迷惑になるので 草を全部 取り除いたんだそうです


3年目の冬には 土を 腰の深さまで掘って 地下茎の様子を観察したそうです
様々な草の地下茎が まるで織物のように 地下に広がっていたそうです

そうして5年目の春には 再び 更地となった畑に 出番を待っていた草たちが 芽生えてくるんですね~
この本は 5年間の 壮大な実験の記録でもあったのではないでしょうか

この2冊の本は セットで買ってみて 本当に良かったと思います







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漫画 吾輩は猫である

2017-04-07 | 
朝日新聞の『吾輩は猫である』の連載が終了しました
その後の 3/29「反響編」に 漫画がありました

近藤浩一路画 岩波文庫『漫画 吾輩は猫である』とありました
私は 最近発行されたのかと思って すぐに本屋に注文しておきました

先日 入荷したとの電話があり その『漫画・吾輩は猫である』を 手にしました



巻末の解説を読んでみたら 1919年(大正8年)に 新潮社から刊行されたのだそうです
それが 岩波文庫として今年(2017年)2月16日に 発行されたものだと わかりました


漫画でない『吾輩は猫である』は 正直言って 私には ずいぶん難解な部分もありました
それに 長~いお話でした   朝日新聞の連載は 224回まで続いたんですもの!

土日以外の毎日 少しずつだったから 読み続けられたのかもしれません
「漱石の小説を全部読もう!」という計画は まだ 道半ばですが まだ諦めないで 頑張るつもりです


今日は 人の車に乗せてもらって 県立相模原公園の近くを走りました
桜が きれいに咲きそろっていました
天気が良ければ お弁当持って 行きたいな~!
でも天気予報は 芳しくないんですよね~ 

庭の木の花 

 花海棠 (はなかいどう)

蕾のうちが 色が濃くて 可愛い!

空き地の花



キランソウ(地獄の釜の蓋)?