ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

チャッチャの冬越し

2008-06-04 | ペット・動植物
いくら暖冬とはいえ、夜は冷え込む日もあります。
(と言いつつも、今朝も窓に結露がつきませんでした。あったか♪)

西蘭家の最後の1匹となってしまったトラ猫チャッチャは今年16歳。
人間の年では80歳前後のはず。カワイイですがかなりおトシです。
しかも、2003年から足掛け5年の糖尿病患いで、朝晩2回のインシュリン注射が欠かせません。(このため一家の旅行は自粛中)

年々寒さが身にしみているようですが、特に今年は双子の弟ピッピを亡くして初めて迎える冬。くっついて暖をとる相手がいないため、夜の寒さには気を使っています。ときどき起こす低血糖でふらふらになると命にかかわるため、夜は私たちの寝室に猫トイレ、ご飯、水を持ち込んで、2人+1匹で寝ています。

ピッピは喜んでベッドに入ってきたのですが、チャッチャは布団をかけられるのが苦手でどうしても顔だけは出しておきたい派。
なのでベッドで川の字は上手くいきません。せいぜい夫と私の頭の間に挟まって寝るぐらいで、なにも掛けていないためさほど温かくはなさそうです。こちらも寝返りを打つといきなりチャッチャの背中にぶつかったり、けっこうイビキがうるさかったりで、やや大変。

そこで造った2部屋物件→

こちらで最もポピュラーな段ボールのバナナ箱(日本のみかん箱のノリ)の部屋と、やや小ぶりで深く、丸くなって眠ると外から良く見えないほどプライバシーがある箱でできた続き間を作り、カーペットならぬフリースの三重重ねで、
チャッチャの専用ルーム完成!
(バス・トイレなし、ですが)

テレビもソファーもないけれど手前のバナナ箱は一応リビングです。
広いのでご飯のボールも置けて食事もできます。
まっ、リビングダイニングってことで┐(  ̄ー ̄)┌


寝室の方は人間用の大きな枕が半分ぐらいを占めていますが、なにかにピッタリくっついて寝るのが好きなチャッチャ。夜はこの枕がピッピ代わりです。
(昼間はコイツがいますが)

寝る体制に入ったらフリースの1枚を毛布代わりにしてかけます。
(←寝るのはこっちだニャン)

あっ、もちろん顔を出しておくのがお約束

もっと寒い日は手前の赤いがたくさん入ったドイツ製の湯たんぽが大活躍。これをタオルでくるんで毛布をかければ、
全室コタツ状態(((@@)))
朝までしっかり温かく、チャッチャもぐっすり、人間も安眠。

家は段ボールハウスに限るニャン!
ということらしく、チャッチャはペット用のプラスチック製ハウスやベビーバス(まだ持ってます´ー`ゞ)はお気に召さないよう。エコ猫です。

ときどきリビングでなにも掛けないでうたた寝(?)してしまい、目が覚めて慌てて寝室に潜り込んだりしてます´m` 
ピッピがいなくて寂しいけれど、独り寝でがんばっています。
一緒に元気に冬を乗り切ろうね!

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PS 毎年書いていますが、今日は華人系の人には忘れられない「六四の日」。1989年のこの日、天安門に装甲車が入り、自由を求めて座り込む丸腰の学生たちに発砲、多くの尊い命が失われました。
天安門事件――。私も忘れません、いつまでも。

天安門事件に関しては以下のメルマガでも綴っています。
「それぞれの6月4日」
「それぞれの6月4日 その2」