旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

海岸寺

2009年05月07日 | 旅 歴史
香川県多度津町西白方にある海岸寺を紹介します。
 経納山海岸寺は真言宗醍醐派のお寺です。宝亀5年(774)弘法大師の母である玉依御前がこの地に産屋を設けて大師を出産したといわれています。一般的には大師生誕の地は善通寺が通説になっていて論争にもなりました。
 山門には琴ヶ浜、大豪をモデルにした金剛力士ならぬ相撲取りが立っています。
門を入ったところに安政3年(1856)再建の本坊本堂があります。
道路を隔てた西側に奥の院があります。そこには産屋跡や奥の院大師堂があります。
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曼荼羅寺

2009年05月07日 | 旅 歴史
 今日は香川県善通寺市にある曼荼羅寺を紹介します。
 曼荼羅寺は、真言宗善通寺派の寺院で本尊は大日如来、四国八十八箇所霊場の第七十二番札所になっています。
 弘法大師の出身氏族である佐伯氏の氏寺として推古4年596創建されたそうです。当初は世坂寺というお寺の名前だったそうです。
 弘法大師が唐より帰国後、金剛界・胎蔵界の両曼荼羅を安置し、大日如来を本尊として再興しました。母である玉依御前の菩提寺とし、山号は我拝師山、寺号は延命院曼荼羅寺と改名したそうです。
 弘法大師が植えたといわれる「不老松」がありましたが、2002年に枯れてしまったそうです
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金倉寺

2009年05月07日 | 旅 歴史
 今日は香川県善通寺市金蔵寺町にある金倉寺を紹介します。
 鶏足山(けいそくざん)金倉寺は善通寺市にある天台宗寺門派の古刹です。弘法大師の甥にあたる円珍こと智証大師が生まれた寺として有名です。
 寺を開いたのは智証大師の祖父の和気道善という人で宝亀5年(774)道善寺という名前でした。唐から帰朝した円珍が、堂宇を整備して、延長6年(928)、地名の金倉郷にちなんで今の名前になったそうです。
 戦国時代、兵火にあい衰退しましたが、江戸時代になってから高松藩によって再興されています。
 明治時代に、日露戦争で有名な乃木希典が師団長として善通寺に赴任した時、3年間金倉寺の客殿に滞在したそうです。妻が訪ねて来ましたが、女人禁制のため会えずに帰ったそうです。本堂の前には「妻返しの松」と呼ばれる松があります。
 四国八十八ヶ所霊場の第76番札所になっています。
乃木将軍ゆかりの品々も展示されています。
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