青峰山(あおみねざん)根香寺は高松市の西、坂出市と国分寺町にまたがる五色台という山の中にあります。四国八十八箇所霊所第82番札所になっています。
五色台とは五色の峰にちなむもので、中国古代の陰陽五行説や真言密教の教説から名付けられたそうです。5つの峰々に金剛界曼荼羅の五智如来を感得したのです。
ここ五色台を密教相応の地として、五智如来の色別によって、青峰、赤峰、黄峰、黒峰、白峰と名付けました。 その青峰に花蔵院を創建し、五大明王を祀ったのでした。
天長9年(832)智証大師が不思議な香りを放つ霊木で千手観世音菩薩を刻みました。そしてこれを本尊として千手院を創建したのです。両大師が創建した2院を総称して、根香寺となったそうです。
寺の名に「香」の字を入れたのは香りを放つ霊木からです。香木の芳香が川に流れ香気を漂わせたことから県の名である香川となったともいわれています。
後白河法皇の勅願所となり、繁栄しましたが度重なる兵火で衰退してしまいました。高松松平初代藩主松平頼重によって再興されたのです。
仁王門を通り抜け石段を昇りつめたところに本堂があります。本尊である木造千手観音立像は国の重要文化財に指定されています。
総身漆箔の立像は165cmで桜材の一木造りです。頭上に十一面をいただいています。智証大師が刻んだ本尊が火災で焼失したため末寺の吉水寺から大師が刻んだ本尊を移したものといわれています。藤原時代初期の秘仏で、御開帳は33年に一度行なわれるそうです。
五色台とは五色の峰にちなむもので、中国古代の陰陽五行説や真言密教の教説から名付けられたそうです。5つの峰々に金剛界曼荼羅の五智如来を感得したのです。
ここ五色台を密教相応の地として、五智如来の色別によって、青峰、赤峰、黄峰、黒峰、白峰と名付けました。 その青峰に花蔵院を創建し、五大明王を祀ったのでした。
天長9年(832)智証大師が不思議な香りを放つ霊木で千手観世音菩薩を刻みました。そしてこれを本尊として千手院を創建したのです。両大師が創建した2院を総称して、根香寺となったそうです。
寺の名に「香」の字を入れたのは香りを放つ霊木からです。香木の芳香が川に流れ香気を漂わせたことから県の名である香川となったともいわれています。
後白河法皇の勅願所となり、繁栄しましたが度重なる兵火で衰退してしまいました。高松松平初代藩主松平頼重によって再興されたのです。
仁王門を通り抜け石段を昇りつめたところに本堂があります。本尊である木造千手観音立像は国の重要文化財に指定されています。
総身漆箔の立像は165cmで桜材の一木造りです。頭上に十一面をいただいています。智証大師が刻んだ本尊が火災で焼失したため末寺の吉水寺から大師が刻んだ本尊を移したものといわれています。藤原時代初期の秘仏で、御開帳は33年に一度行なわれるそうです。
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